Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

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新年明けて、既に三日目です。
日本では正月気分もそろそろ弱まり、通常モードに切り替えつつある時期ですね。


私の大学は明日から一週間が今学期の最終講義を行う時期になります。
その後は、試験と成績をつけて、大学側に提出すれば冬休みです。


私も明日以降、自身の講義が入っていますが、事前に補講を行いました。
そのため、今日から6日午後まで上海に行けるというわけです。

上海では、事前にお願いしていた二つの大学でそれぞれ先生方と会います。
そして、色々と自身の調査(中国の近代住宅史関連)についてお聞きしてきます。
(同済大ともう一つの上海にある国立大学です。)
今後の調査のことも考え、色々と人脈も紹介してもらうつもりです。

去年の夏頃からずっとお願いしていた調査ですので、「やっと…」という思いです。

加えて、現在取り掛かっている論文や書評も上海で終えるつもりです。


つまり、今回の上海調査は、集中して研究だけに取り組む期間とするつもりです。
ここ阜陽では、いつもじっくり腰をすえて研究だけに打ち込むのは難しいのです。
(研究以外に何かと用事が入ってきたりと、集中して勉強できないことが多い)

ですので、良い気分転換にしてきます!
なお、本日夜は阜陽師範卒業生達(上海で働いている)と食事会の予定です。


9時50分に阜陽空港発の飛行機なので、そろそろ準備をして空港へ行きます。
(空港は自宅近くでタクシーで15分程。加えて、中国時間は日本時間より一時間遅れます。)

それでは!

皆様、明けましておめでとうございます!
2011年も幕をあけ、気分を新たにしているところです。

今夜は所属学部の元旦パーティーがあり、その後は学部長達とカラオケへ行ってきました。
(最近は外国語学部の先生方は大半が簡単な日本語を御存知で嬉しいです。)

夜11時近くに帰宅し、シャワーを浴びて、今はパソコンに向かっているところです。
中国の時間は日本のそれより一時間遅れるので、さきほど新年を迎えたばかりです。


いわゆる、新年を祝う学生からメッセージが本日夕方から休み無く入ってきます。
そして、このブログを書いている今もです・・・。
沢山のメッセージが来るのは嬉しいですが、返すことが出来ないかもしれません(涙)
それだけ、現在の勤務校で私が担当している学生達が増えたということです。

加えて、学生達が私に対して好意的に考えてくれているのだと思います。
(その度合いは別として)


人間とは不思議な生き物で、人から好かれれば、その人を好きになります。
また、逆であれば、その人に対して嫌悪感を持つこともあります。

それは、全て人間が持つ感情がなすことなのかもしれません。


私も全くそのケースにはまっていて、好意的に接してくれる学生達が大好きです。
そして、そのお陰で中国という国に対しても、良い印象を持つことができました。


しかし、冷静に考えてみると、それは一つの問題も抱えていることに気づきます。
それは、大好きな学生達に対し、時には叱ることの難しさが生まれるということです。

私は本来、自分にも厳しくする方だと思いますが、同時に相手にもある程度の要求をします。
特に、家庭教師や塾講師をしていた際は、かなり厳しく教えていたように思います。


けれど中国に来てからは、学生達が「良い」学生のために、叱ることが激減しました。
それよりも、笑って、楽しく、円滑に毎日が過ぎていきました。
しかも、それを全く疑うことなく、「これで良いのだ」と信じ込んでいました。


一年、そして、二年目が終わろうとしている中で、私はそれに対して違和感を感じ始めたのです。
それは具体的に、

「いつも表面的な付き合いが多く、学生達の本音を自分は意外と知らないのかも・・・」

「学生達の良い点ばかりを見ようとしていて、ある意味、彼らを美化しすぎているのかも?」

「そこには本当の信頼関係は生まれていかないのではないか?」

「実は学生達も勉学の中で沢山の葛藤があって、それを知り、それに応えることも仕事ではないか」

「それらをやった時、本当の意味で彼らの力になってやれるのではないか」

「そのためには、もっと「本気」で彼らに向かいあう必要がありそうだ」

「叱ることが難しい子弟関係はやはりどこかに限界を抱えていて、それは乗り越えないと駄目そうだ」


というようなことでした。
誤解しないで欲しいのですが、「本気」で向かいあうことは単に叱ることを意味していません。
教える側の自分が学生の日本語、または「日本」理解のために全力で向かいあうことを意味します。

そうした姿勢があってこそ、学生達の潜在的な力もさらにグッと引き出せると考えるようになりました。


こうした考えは去年末から持っていて、既に少しづつ実践済みです。
昨日は、いまいち勉学に身が入らない男子学生達を集め、ガツンと気合を注入しました(苦笑)

彼らは日頃、私に好意的に接してくれ、

「先生の授業は面白くて、好きです。」

とか、

「日本へ帰らないで、ずっとこの大学にいて欲しいです。」

などと言ってくれる学生達です。
ですから、そんな彼らを私も非常に好きでした。

ですが、徐々に上達していく女子学生達と比べ、進歩が格段に遅い彼等をみていて問題に気づきました。
彼らはほとんど授業以外で自分で勉強せず、努力を怠っていたようなのです。

このままでは、彼らのためにならないのでどう対応するかを考えていました。
そして先日の授業後、時間と場所を指定し、集まって補講をしようと伝えました。

彼らは、

「先生、分かりました〜!!」

と元気な返事をして帰っていったものの、指定された時間に現れたのは7人中2人…(苦笑)
来ていた学生達に聞くと、どうも来ていない学生達は私の会話が聞き取れなかったようです。

そのことを聞いてすぐに、

「彼らがいつも分かったふりをしていたことに、自分は気づいていなかった(気づいてやれていなかった)」

と反省すると同時に、

「こうした分からないのに「分かりました」という返事は即止めさせ、やはり、もっと本気で彼らに向かいあっていかないと彼らは今後なかなか上達しないだろうな」

と考えました(いや、悟りました)。

そこで私の話を聞き間違え、遅れてきた男子学生も含めた7人に厳しめに自分の思いを伝えました。

彼らはいつもニコニコしている私Mが厳しい様子なので、最初、やや戸惑っている感じでした。
でも、その後は状況が分かったようで、真剣に話しを聞いていました。
やや「副作用」は出るかもしれませんが(苦笑)、私の真意は十分伝わったと思います。

彼らが帰り際、

「先生ありがとございました。さようなら。」

という言葉は、いつも聞いているそれとは違う感じがしたのは私だけなのでしょうか。
ともかく、こうした小さなことを積み重ね、今年は学生達に「本気」で向かいあう年にするつもりです。



ま、これはあくまでも仕事の上での一つの目標というだけなのですが…
ですが、こうした姿勢は研究にも共通する部分はあると私は思っています。
ですから、この目標を今年は根底に置きながら、日々を過ごしていきたいものです。

あと半年の中国安徽省阜陽市での教師生活はこれまで以上に濃い時間にしていきます。
そして、何より担当する学生達の「力」になってやりたいと心より思っているMです。

もう年越しまで、あと一日となりました。
日本にいればゆっくり過ごせるのでしょうが、中国はそうもいきません。

1月1〜3日までは連休ですが、正月雰囲気は皆無に等しいです。
旧正月まで待たないと、中国は正月ムードにならないためです。
なんだか通常と雰囲気が変わらず、年末気分も出ません。

そんなわけで(?)、今夜突然、大掃除をしていないことに気づきました。
明日は午前中は授業があるので、その後、可能な限り掃除をしたいと思います。

なお、夕方からは所属学部の年末の宴会があるとのこと。
(先日は、他の学部の宴会に参加してきたばかりですが…)

率直に言えば、個人的には中国の大学(現在の勤務校)の宴会ムードは苦手です(苦笑)
(理由は色々とありますが、ここで具体的に書くのは止めましょう)
院生時代にある意味好き勝手に飲み食いしていた頃が懐かしいです。



ふぅ、最近は色々なことに気や体力を使うことが多く、ブログを書こうという気になれません・・・
というか、書いている時間があるなら、ほかの事に時間を使いたいという感じです。

ま、新年に入っての連休で疲れをとり、また書いていきたいと思います。
なお、1月3〜6日までは上海で現在取り掛かっている研究の調査をしてきます。
こちらは、いつも良い気分転換となりますから今から楽しみです!

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<先日は睡眠不足から体調を崩し、近くの人民病院で点滴を打ってきました。今は元気です!>

やってしまいました・・・。
ついに、ダウン。

先週の水曜・木曜と極度の体調不良で病院へ行ってきました。
とはいえ、今回は睡眠不足が原因で、冬の寒さは問題ありませんでした。
今年は去年より暖かく、かつ、暖房器具も買い揃えてありましたから。

やはり、私はしっかり睡眠をとらないと疲れがとれない体のようです。
「少々寝ないでも大丈夫!」という人達がうらやましいです。



金曜日からは復活し、授業をこなし、夜の元旦パーティーにも参加してきました。
パーティーでは、一ヶ月近く有志の学生達と一緒に練習してきたダンスを披露してきました。
病院に行った時点で出られないことを覚悟しましたが、何とか点滴の力で出られました(苦笑)

ダンスで踊ったのは、exileの「wont'be long」でした。

まず、自分でライブビデオを見て踊りを練習し、それを学生に教えました。
御存知の通り、exileのダンスはどれも初級編のやさしいものではありません。

ある程度の運動センス(ダンスセンス?)がないと難しいと思います。

しかし、集まった20人を超える学生達は、この一ヶ月かなり練習しました。
私が指導する練習日の他も、ほぼ毎日自主的に練習していました。

昼も、そして寒くなった夜でも学生は集まって練習していました。


でも、正直言ってなかなか上手になっていかない学生もいました。
やっぱり踊りが中級者から上級者向けだったからでしょう。
(この点は踊りの選択ミスだったかもしれません。)

結果、上手な学生とそうでない学生の差がどんどんついていきました。


最終的に、パーティーを主催する責任者からメンバー選考をすべき、と提案が出されました。
この一ヶ月の彼らの努力を考えると、これには即答できませんでした。

しかし、大人数で躍るダンスで明らかに動きがおかしい学生が数人いると目立ちます。
それに、これだけ練習したのだから、これ以上の急激な伸びは見込めないとも判断しました。

そうした考えから、選考を行い、苦渋の選択ながら6人の学生を外すことにしました。


ある女子学生は目に涙をためて、言葉なく、その場で寮へ帰ってしまいました。
これには、私も胸になんともいえない思いがこみ上げてきたのは事実です。
(出られなかった学生達とは、後日、一緒に夕食に誘い、ご馳走しました。)
別の学生は、「先生気にしないで下さい。これまで楽しかったです。」という言葉をくれました。


そんな「事件」と、私の「入院騒動」と色々とありましたが、無事に当日を迎えられました。
パーティー当日は、満席の客席に加え、立ち見の観客で400人近く入る会場は熱気に満ちていました。


ダンスの前、私は学生達にある言葉をかけました。

「これは皆で一緒に踊るダンスだ。だから、1人の動きだけを考えたら駄目。前、隣、全体の動きに注意しつつ、自分も踊る!そして、動きを大きく、前を見て、笑顔で踊ろう!!」

と。

実は、常日頃、学生達と接していて感じることがありました。
それは、

「個人主義的な学生が多く、何かを一緒にするということが苦手な学生が多い。」

ということでした。
要するに、良くも悪くもバラバラなのです。
(別に、仲が悪いというのではないのです。)

別にそれ自体は個人の自由だと思いますが、私はそれに対して軽い違和感を感じていました。
やはり、グッとみんなで行動や気持ちを一致させていくべき時が人生にはあると思うからです。

ま、このような考えを持つこと自体、「日本人的」なのかもしれませんが。

それはともかく、そうしたことをこのダンスで彼らに少しでも伝えられたらと思っていました。
ダンスの練習中もリーダー格の学生Sや、先輩の学生達には、そのことを繰り返し伝えたつもりです。


ダンス前の言葉も、そうした思いから出た言葉です。



さて、本番はどうだったのか・・・。
それは見た方の評価が全てだと思います。

ダンスの登場時、すごい歓声が今も耳に残っています。
踊っている約五分間は、とにかく時間はあっという間でした。
そして、終わった後の学生達の晴れやかな顔は忘れられません。


舞台から下がる時、足を引きずっている学生達が数人いました。
彼らは過度の練習で、足を痛め、鎮痛剤を塗って出ていたのでした。
しかし、本番ではそんな素振りは全く見せていませんでした。


そして、その後、携帯に沢山のメールが入ってきました。

「先生、すごい!!感動しました」
「今日のダンスは素晴らしかったです!」
「今晩は先生本当にお疲れ様でした〜」

などなど。
そして、

「先生、今晩は素晴らしい踊りでしたね。私はダンスに出られず舞台の下で見ていたけど、とても感動しました。メリークリスマス!」

というメールも。
惜しくもダンスに出られなかった学生からのメールでした。



今後の人生でダンスをこれだけ大勢で踊ることは、きっとほぼないでしょう
(日本では、体育の授業以外で踊ったことはありませんし。)

もちろん、我々のダンスは素人のそれで完璧なものではありません。
ですが、これは私の記憶に深く刻まれる中国生活での思い出となりそうです。

数日、外教のアパートのネットが不通となり、ブログ更新が出来ませんでした。
先日は英語の外教Mから電話があり、他の外教も皆困っているようでした。

振り返れば去年も雪が降ったあとに、ネットが不通になりました。
冗談半分で同僚に、

『もしかして雪が降って寒くなったから、回線が故障したの?』

と聞くと、

『多分、そうですね・・・』

という驚くべき返事が・・・(笑)
この程度の寒さで壊れるくらいなら、しっかりとした回線につなぎ代えてほしいです。




さて、本日は私の勤務する大学の話し。
日本の大学では講師・准教授・教授とそれぞれ必ず研究室なるものがあります。
(大学によっては、職員室に近いところもあるようですが・・・)

講義や会議以外では、たいていの教員はそこで時間を過ごすのではないでしょうか。
そこで研究をしたり、自分の仕事をしたりと、思い思いの使い方をしているはず。

ともかく、そうした研究室が1人づつ与えられているのが一般的です。



しかし、中国ではやや事情が違います。
他の大学はよく知らないので、私の大学の例を出しましょう。

まず、私の大学にはM研究室は存在しません。
これは外教の私だけでなく、他の教員もそうです。
(学部長などになると、執務室は与えられますが・・・)

教員は「教員控え室」なるものがあり、そこで仕事や会議や雑談をしています。
私は個室でない、職員室のような雰囲気では仕事も研究も集中できないので、ほぼ行きません。

よって、大半の仕事や研究は自宅でやっています。
私の自宅は部屋が四部屋あるので、その一室(6畳程度)を研究室兼仕事部屋にしているのです。


日本では研究室では電話や、学生の訪問があったりと忙しい印象があります。
しかし、自宅の一室を研究室にしているお陰でかなり静かに集中して取り組むことが出来ます。


去年、上海の某大学を見学したことがありました。
その際も、研究室はなく、各教員のデスクが一斉に集められた教員室なるものだけでした。
そして、その教員室には大抵の教員は行かずに、「ほぼ空き部屋状態」とのことでした。


特に人文系の場合、自宅の方が集中して研究に専念できるという考えの人は多いかもしれません。
しかし、理系の場合はそうもいってられません。

そのケースでは、どのように中国の大学教員は研究をしているのでしょうか?
ご存知の方がいたら教えていただきたいです。



話し変わって、昨日、同済大のI教授より以前出していた研究依頼に対する返事が来ました。
年明けすぐ、上海で私の調査に御協力いただけるそうです。
実りの多い調査になるよう、今から準備を始めたいと思います。

それにしても、大学から費用が出るので、今回の上海調査は飛行機で行けるのが嬉しい!
10時間以上の夜行列車の旅は、全然睡眠がとれないので私にとっては地獄ですから…


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