Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

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<中国のビールと言えば青島ビールが有名です。しかし、私が一番好きなのは燕京ビールです。>

最近は非常に多忙です。
平日は月〜金まで毎日講義があります。
(といっても、午前中だけが多いのですが)

その他、日本語コーナーは週二回あります。
平日も含め、土日のどちらかは学生達の活動に参加しています。
これは一緒に食事に行くなど軽いものでなく、完全に仕事です。


ですので、仕事終わりの夜や土日で研究をしています。
今夜はある学会誌に掲載された論文を読んでいました。



ところで、中国に来てから一つ気づいたことがありました。
それは、中国では皮膚アレルギーの人が日本よりも少ないことです。

といっても統計をとったわけではないので、正確には分かりませんが。

確信を持ったのは、自身の経験からでした。
実は、私は日本で1人暮らしの経験が数年間あります。

その際は、自炊もしましたが、外食も多かったように思います。
ま、要するに今と同じような食習慣だったわけです。


自宅暮らしの時は、母が毎日食事を作ってくれました。
そのため、健康的でバランスのとれた食事を食べていました。
よって、肌の荒れなども一度もない状態でした。


しかし、日本で1人暮らしを始めてから肌の荒れが目立つようになりました。
特にコンビニ弁当や、「ほっ○ほっ○弁当」などを愛用するようになって以降です。
結局、その時は皮膚科へ行くまでひどい状態になり、薬で完治させました。


そんな苦い経験もあったので、中国での1人暮らしには当初不安がありました。
また乱れた食生活で肌があれるんじゃないかと思っていたのです。
加えて、異なる食文化の中国でもっと状態が悪化するのではないかと・・・


そうした不安を胸に中国にきて、早、一年半が経ちました。
しかし、肌は健康そのものです。

それどころか、肌が以前よりも綺麗になったとさえ感じます。
ま、これは他人が評価することかもしれませんが・・・(苦笑)

とにかく中国に来る前の不安は杞憂に終わりました。


そんな体験をしたために、他の中国人の肌にも関心が出てきたのです。
改めて観察していると、やはり肌にアレルギーのある中国人は少ないのです。

逆に、肌が非常に綺麗な人のほうが目立ちます。
湯上り卵肌のような人も決して珍しくありません。


これは恐らく、食生活の点が大きいのではないかと思います。
私のいる阜陽では、コンビニやファーストフード店は少なく、普段は街の食堂で食べます。
私も例に漏れず、そうした食生活を送っています。

自炊はたまにする程度です。

以前、このブログでも書きましたが、食事をしていると汗が吹き出します。
ほとんどの料理に生姜やにんにく、そして唐辛子が入ってるためです。
野菜も沢山使われていますが、どれも火を通したものです。

恐らく、食品添加物などがほぼ入っていない食材を食べているのでしょう。
コンビニやファーストフードなどではそうはいきませんから。

ですから、肌の状態も良好なのではないでしょうか。


中国に対しては、食品の問題を指摘する声もあります。
(実際に、そうした問題があるのは事実ですが。)
しかし、そうした問題は全ての中国に該当するものではありません。
この点を強調しておきたいとおもいます。

むしろ、日本国内でも同様に食品の問題があるということを忘れてはいけません。


実際、日本での1人暮らしよりも、私ははるかに健康的な食生活を送っているのですから。

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<番組で訪れた中国各地域の図。本当に凄い企画!としか言いようがありません・・・>

二週間ほど前、ある学生からこの番組を紹介してもらいました。
といっても、私も以前からこの番組自体は知っていました。

しかし、当時はほとんど興味が持てずに見ていませんでした。
(当時というのは中国に来る前です。)
やはり、その時は中国という国に残念ながら関心がなかったようです。

高校の修学旅行では、中国とオーストラリアを選択できました。
その時も迷わずオーストラリアを選んでいましたし。


しかし何故か縁あって今は中国で暮らしています。
そして一年半を過ぎ、満二年目まであと数ヶ月。
なんか不思議な感覚です。


この番組は、俳優の関口知宏さんが鉄道で中国各地を旅するもの。
ただ普通の旅番組とは大きく違います。

一番の違いは、「仕込」がほとんどないということでしょう。
ですから旅の道中は非常に自然体です(良くも悪くも・・・)。
がゆえに、生の中国の「顔」を見ることができます。

※NHKのHPでは既に消されていたようなので、Wikiから。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E5%8F%A3%E7%9F%A5%E5%AE%8F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E9%89%84%E9%81%93%E5%A4%A7%E7%B4%80%E8%A1%8C_%E3%80%9C%E6%9C%80%E9%95%B7%E7%89%87%E9%81%93%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8836000km%E3%82%92%E3%82%86%E3%81%8F%E3%80%9C


正直、ここ数日は自宅でネットからダウンロードしてかじりついて見ていました。
だだハマリしてしまいました・・・(苦笑)

あれは是非多くの日本の方に見ていただきたい!

番組の中で、旅人の関口氏は何度もあるフレーズを言います。


『我々日本人が思っていた「中国」とは、この国は違いましたね。』


と。

果たして、「我々日本人が思っていた「中国」」とはいったい何なのでしょうか?
そして、関口氏が自分の目で見た中国とは何だったのでしょうか?

それは皆さんが自分自身で番組をご覧になって判断して頂きたいです。


私はこの番組をみて、

「まだまだ中国を知らなかったな・・・」

と痛感しました。
そして、もっと中国を自分の目で知りたいと思いました。


何だか自分自身が今中国に居ることの意義を改めて考えさせてくれるような番組でした。
この番組を紹介してくれた学生のSさんには感謝したいです。

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<写真は北京にある中国国家図書館を正面から撮ったもの。私は去年夏に行きました。>

最近、大学の新校舎に新しい大学図書館が完成しました。
四階建てで各専門書がそろい、蔵書数もまずまずです。
学習スペースもある程度整い、学生には好評のようです。

先日は二年の学生達と一緒に図書館を見学して参りました。
良い雑誌や本があれば借りようと思っていたらからです。

まず入り口が各自学生カードで入るようになっていました。
そこには警備員がいて、カードなしで入るものがいないかチェックしていました。

そこを抜けると、正面に図書館の総合案内。
なかなか立派でした。


そして期待して、日本語科の学生達向けの本がある四階へ向かいました。
外国語学部向けの学生の本が揃う図書室はなかなかの広さでした。
そして、学生達が机に自分の本を持ってきて勉強していました。


私は学生達と一緒に日本語関係の本を見て回りました。
そこで得た感想は、

「日本語学習に関する本が8割以上で、日本文化などを学ぶ研究書はほぼない」

ということでした。
実は旧校舎の図書館も同じような状態で、ある程度予想はしていました。

が、全く同じような状態で正直がっかりしました。


「建物だけ立派になっても、中身が変わらないんじゃなー・・・。金使うところが違うでしょ」


辛口ですが、そんなことを考えたMでした。
しかし、どうも同僚の話を聞いていると、こうした状況は私の大学だけではないようです。

西安外国語大学出身の同僚が私の家を訪れたことがあります。
その時、同僚は私が中国の自宅で持っている本(ほぼ研究書)をみて、

『これは私の大学にあった日本語の研究書よりも多いです!すごいですね・・・』

と驚いていました。
西安外国語大学といえば、語学系では中国の名門大学の一つです。

その大学でも日本語関連の本はほぼ学習向けの本という実態のようです。


こうした弊害の一つは、卒業論文の時期になると顕著に現れます。
まず、図書館でも卒論に使いたい研究書がありません。

そこで学生はネットで資料を探したり、本を探します。
それでもたいていは十分に見つからないので、私に借りに来る学生が出てきます。
これは1人や2人という人数ではありません。


しかし、私の方も何でも本を持っているわけではありません。
そこで学生はテーマを変えるか、二次資料のみで卒論を書きます。

これでは学生が本当に可愛そうです。
何よりこうした卒論は卒論とはいえません。

自分の好きなことを、自由に書ける環境が整っているのが大学だと私は思います。
そうした環境が日本語科の学生には提供されているとは言いがたいのです。


加えて、日本語科は日本語を修得することで四年間が終わってしまい、日本語に関わる学術的な分野まで関心が広がっていかないという傾向もあるかもしれません。


実際、日本語は上手でも、卒論で「この学生は凄いな!」と感じさせた学生はほぼいません。


そうした状況を生んでいるのは、図書館の蔵書がまだまだ十分でないことと関係があると思います。
また周囲に大きな図書館がないのも、そうした状況に拍車をかけているといえるでしょう。



ですから、私はなるべく可能な限り希望する学生には本を提供したいと思っています。
やはり大学が大学であるためには、図書館がしっかりとしていないといけないと痛感しているMです。

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<今日の昼に学生達と行った阜陽市の文峰公園>

今日から大学の運動会が始まりました。
明日も同様に一日中運動会があります。

ちなみに、私の大学は旧・新校舎と二つキャンパスがあります。
今日は旧校舎の運動会で、新校舎の学生は運動会はありません。
(というより、先週終わりました。)

中国の大学は運動会が二日とか三日連続して開催されます。
そして、その最中は爆音と言っても良い音楽が鳴り響きます。
加えて、実況する学生アナウンサーの声も大きい。

そんなわけで運動場から近い私の家では静かに勉強はできません・・・。


せっかく授業がなく、オフ日なのに・・・などと思っていました。
しかし、どうせ自宅に居ても集中できないので、今日は学生達と出かけることに。
(運動会のない新校舎の新入生達とです。)


一年生の会話授業の際に、

『一緒に飯(ランチ)でも食べよう。』

と呼びかけたら、30人程度の人数になりました。

さすがにレストランは厳しい人数なので、近所の文峰公園へ行くことに。
そこで、そろぞれが昼食を持ってきて一緒に食べることにしました。


運良く天気にも恵まれ、非常に暖かな陽気に。

みんなで輪になって芝生に座り、簡単なゲームや歌などを歌いました。
(日本と中国の歌双方です。)
学生達はまだ日本語が話せないので、最初は何となくぎこちない感じでした。

しかし、ゲームなどをやっているうちに、どんどん活発になってくれてありがたかったです。
一緒に来てくれた二年生のOさん(女性)は、明るい雰囲気をつくるのが上手です。

彼女のお陰でかなり楽しい時間を過ごすことができました。



文峰公園は景色が非常に綺麗な場所です。
そんな公園の中で、結婚するカップルがドレスアップして結婚写真をとっていました。

「珍しいこともあるもんだな。」

と思い、駄目もとで一緒に写真を撮ってもらえないか頼むと、

『OK!』

とここより返事が。
何とも珍しい写真を撮ることができました。



夕方になり大学に戻った後は、旧校舎の二年生達と一緒に夕食へ。
日本語科二年生の友達(他学科)も来ていて、中国語を交えながら食事をしました。
やはり1人で食べるより、皆で食べる食事が私は好きです。

※ここまでの写真は以下のアドレスからご覧下さい。
http://picasaweb.google.com/mimuratatsuya/20101106?feat=directlink



食事後、もう時間は9時過ぎ。
そろそろ自宅に帰ろうと考えていると、食事に一緒に行った学生が、

『先生、よろしければ私達(男性)の寮へ行きましょう。』

というお誘いが。
そんな流れで彼らの寮にお邪魔しました。
寮に行って彼らの部屋で話していると、

『先生、今度は別の日本語科学生の寮へ行きませんか。』

という二年生達。
どうも一年生達の寮にも少し顔を出して欲しいというのです。

『二年生だけでは不公平だから、一年生の方にも顔を出すよ。』

といい、そちらにもお邪魔しました。
そんな調子で時間を使っていたら、11時近くになってしまいました。

一応、立場もあるので、そこで帰宅しました。


学生達となるべく多く交流したいと私は常に思っています。
しかし、勤務する大学の日本語科は規模がどんどん拡大しています。
その一方で、日本人の教師は私だけ。

ですので、どう頑張っても学生達と外教の交流には限界があることを痛感した次第です。
早く、もう1人位は外教(日本人の)に来て欲しいと思ってしまいます。

先日の日曜日、学生達とスポーツジムへ行きました。
ちなみに、ここは会員制で100元(約1200円)で一ヶ月通えます。

久しぶりに幾つもの筋トレマシーンで体を鍛えました。
その疲労が今日になってようやく出てきました・・・(苦笑)
特に胸筋がはって痛いこと(涙)

完全に体がなまっていた証拠です。
これに懲りずに暫くは通い続けるつもりです。



さて、こないだの授業で二年生の学生達と一緒に映画鑑賞しました。
映画の名前は、


ハチ公物語(松竹映画・1987)


です。
誰もが知る日本映画の名作ですね。


私が学生達にこの映画を見せたのには幾つかの理由があります。

一つは、ハチの飼い主の上野教授やその家族の使う言葉が綺麗だということ。
特に上野教授の言葉は品格があり、非常にきれいに感じられます。

学生達にはそうした品格ある言葉を学んでほしいと思ったのです。


もう一つは、そのストーリーです。
「忠犬」と呼ばれる、ハチ公の「忠義」を学生達がどう感じるかを知りたかったのです。
映画では犬の「忠義」ですが、それと似た「忠義」が武家社会などの人間関係には登場します。

そうした観念を中国人の学生がどう受け止めるのかを知りたいと思っていました。


最後は、一昔前の、いわゆる近代日本の社会の様子を彼らに紹介したいと思っていました。
いわゆる映画に表現される風景や、街の様子や服装などを彼らに紹介したかったのです。

どうも今の大学生達は、現代日本の若者文化に強い関心があり、その関心に偏りを感じています。
ですので、映画から別の時代の日本を感じ取ってほしいと思っていました。



ともかく、そんな目的をもって映画鑑賞をすることにしました。
そして、学生と一緒に鑑賞。

途中から、シクシク鳴く声、なきすぎて鼻水をすする音、嗚咽がはっきり聞こえてきました。
意外だったのは、私の後ろに座った、いつも明るいO君の嗚咽が聞こえてきたことでした。

もちろん、みんな一様でなく、お眠になった学生も数人いたようですが・・・(苦笑)


鑑賞後、学生達に映画の感想レポートを日本語で書いてもらい提出させました。
彼らの鑑賞時の様子を見れば分かるように、最も多い感想は、

「感動した」

というもの。
ただ、これは小学生でも言えるもので何だか幼稚に私には感じられました。

この他には、一番印象に残った台詞を書いた学生が意外といました。
そのなかで一番多く書かれた台詞は、映画の中の上野教授のある言葉でした。

それは、

『人間にも人格があるように、犬には犬の犬格というものがあるのです。』

というものです。

実は、私もこの台詞が映画の中で最も好きでした。
それは、古き良き大学教師の見識を表象する一つの言葉のように感じられるからです。
(今はこんな言葉を自然に言える大学教師は減っているように感じられますが)

中国の大学生達も私の同じ点が強く印象に残ったようです。
どういう点で学生達がこの台詞を受け止めたのかを知りたいものです。


感想の中でクスッとしてしまうもの、または暫く腹を抱えて笑ったものが幾つかありました。
クスッとしたものは、

「・・・女子学生たちは映画を観ながら涙ぐんでいました。先生も同じでした。例えば、G先生。彼女はほんとうにやさしい先生ですね。」

でした。
この映画鑑賞には他学科の学生や学科の先生が来ていました。
その1人であるG先生(女性)は映画を観ながら、泣いていたのを男子学生が感想文で書いたのです。

この他にも、ハチ公のことを

「八ちゃん」

と書いている学生が意外に多く、妙なネーミングに思わず笑ってしてしまいました。


腹を抱えて笑ったのは、


「(映画を見た後)私は犬になりたいと思いました。」


というもの。

一体どこまで感動したの??
というより、犬になって何をしたいの??

感想を書いた学生を想像すると、もう笑いを耐えられませんでした。


とまあ、こんなユニークな感想もありましたが、夫々に学生の胸に「八ちゃん」は刻まれたようです。


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