Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

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最近は講義もなく自分の都合で自由に生活しています。

お陰で静かで集中できる深夜目がぱっちり型に。
ここ一週間はずっと深夜に仕事(成績付けなど)、研究をしています。
(今日もそうです・・・)


昨日は気づくと朝6時を回っていて、そのまま寝ないで朝食をとることに。
実はこの大学にきて、既に一年半経ちます。

しかし、学校の食堂で朝食をとったことが一度もありません。
いつも自宅の冷蔵庫から適当に何かを食べるか、近所で饅頭等を買うからです。


ただ、昨日は何故か大学の食堂へ足が向かいました。
行くと、肉饅頭、お粥、ユウティアオ、ゆで卵、飲み物などがありました。

寝ないでパソコンに向かっていたので、お腹はかなりすいており、肉饅頭×2、野菜饅頭×2。
さらに卵スープ、500mlのミニッツメイドのペットボトルジュースを注文。

ちなみに、これは2人分位の量です。
しかし、値段はたった6元(一元=13円程・・・よって約78円)。

仮に外で食べたとしても、一般的に饅頭や小ロンポウを出す店なら値段は同様です。

日本ならペットのジュースだけで10元(約130円)以上するのに・・・



ですから、これだけで判断したらかなりお買い得にみえるでしょうね。


しかし・・・
この物価の安さに少し補足説明が必要なのです。


日本で生活していると価格の格差はあるものの、それほど極端ではありません。
(中国と比較した場合の話です)

だから、大学の食堂の値段が一般的な値段より少し高いくらいと考える方が多いと思います。
しかし、そうではないのです!

中国では品物によって大きく物価が変わってくるのです。


例えば、中国でもマクドナルドやKFCは日本とほぼ同様の価格です。
つまり、安徽省阜陽市に住む中国人の感覚では、それらの店は「高い店」になります。

しかし、上海などの人にとっては特別高い店にはなりません。



また品物ごとの相違だけでなく、地域ごとによっても物価は大きく変わります。
例えば、タクシーの値段。

ここ阜陽市は初乗りが4元。
そして、30分ほどタクシーに乗っても15元程度です。

しかし、上海や北京は初乗りが10元以上です。


また家の値段もそう。

ここ阜陽市の住宅は一ヶ月家賃が数百間元だそうです(200〜400元)。
(ちなみに、間取りは3LDK)

しかし、上海で同じような家を借りるなら、一ヶ月の家賃は数千元が当たり前(一万元以上も)。
このようにかなり格差があります。


ですから、安徽省だけで生活していても格差を感じますが、上海へ行くと「外国」に近い感覚です。


物価の標準・基準がない。


そんな感覚に陥ります。



ただ、大多数の中国人は最初に紹介したように、一回の朝食を数元で済ます生活をしています。
一部の地域や中国人が、それとは大きく乖離した生活レベルを送っているわけです。


ともかく、大きな物価格差が存在するために、中国で生活していると感覚がおかしくなってきます。
逆に日本にいた時は、物価が「標準化」、もしくは「均質化」されていたように思います。


それが当然になっていた私にとっては、中国の物価は未だに慣れることが出来ないのです。

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