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〈今日出かけた上海図書館を正面から〉
本日は上海二日目。
朝の開館とほぼ同時刻から閉館の17時までずっと上海図書館におりました。
時間が経つのは早く、何だか一日が瞬く間に終わった感覚です。
地下鉄10号線の駅が上海図書館前にできたので便利さがアップしましたね。
今はホテルに戻り、買い込んだ昨夜の荷物を送る為、輸送業者を待っています。
無事に荷物を預けたら、徐家匯まで繰り出し日本料理を食べるつもりでいます。
それにしても上海図書館は何度も訪れていますが、文献や資料が本当に豊富で嬉しい限りです。
(今回探したのは中国語のそれですが、日本語の本や学術雑誌も沢山あります。)
なお、上海図書館を紹介したこんなページもありました。
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/kokuko/shanghai/yansan/06/yansan060902.html
今回の収集資料は専ら、仮完成した論文の実証を補足するためのそれです。
今日個人的に嬉しかったのは、研究対象の西山夘三が中国研究者の文献に登場したことです。
今まで探してもなかなか出てこなかったので、認知度が全くないのかと思っていました。
しかし、中国の建築系学者は日本で庶民住宅設計を行った学者として西山をしっかり認知していたことが分かりました。
これまで、文献や雑誌に名前が出てこないのは認知していないからではないさそうです。
しかし、丹下健三やその弟子でもある黒川紀章は頻繁に文献に登場します。
やはり、時代を代表する建築物を建てた学者と、名もない国民の住宅を建てた学者とでは知名度は格段に違うようです。
今日は沢山の本や学術雑誌に触れましたが、その中で面白い中国語を発見しました。
(といっても、この感覚は日本人でないと分からないかも・・・)
それは、
「東京高輪王子飯店」
という単語。
この意味はお分かりの方も多いでしょう。
「東京高輪プリンスホテル」
です。
プリンス=王子
ホテル=飯店
となっているのです。
直訳すれば、全くその通りです。
でも、名前を付けた日本人は、プリンス=王子というイメージでつけたのか相当疑問です(笑)
赤坂プリンスホテル、などの名前もありますが、プリンスという独特な印象を与える言葉をつけることが流行った時期があったのではないでしょうか。
当時のイメージでは、恐らく、王子というイメージでつけていないと私は思います。
良く俳句の外国語訳が難しいと聞きますが、このケースも似ている感じがします。
何となく上手く訳しきれていないという印象を私はもちます。
言葉の訳をあてるというのは、本当に難しい作業なのだと思います。
そう考えると通訳の人って本当にすごいなと思います。
それはそうと、最近はこうした上海での調査だけでなく、北京にある建築設計研究院にも行く必要性を感じています。
が、これは上海での資料収集が終わってから行くつもりなので日程は未定です。
中国にはもう少し長く居たいと本当に考えているのですが、研究の両立が出来るか否かが鍵です。
今の自分にとっては研究活動は欠かせないので、それができないのであれば帰国も考えています。
最近は、もっと中国での滞在期間が伸ばせるよう、どうすれば一番良いのかを真剣に考えているMです。
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