Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

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<先日は睡眠不足から体調を崩し、近くの人民病院で点滴を打ってきました。今は元気です!>

やってしまいました・・・。
ついに、ダウン。

先週の水曜・木曜と極度の体調不良で病院へ行ってきました。
とはいえ、今回は睡眠不足が原因で、冬の寒さは問題ありませんでした。
今年は去年より暖かく、かつ、暖房器具も買い揃えてありましたから。

やはり、私はしっかり睡眠をとらないと疲れがとれない体のようです。
「少々寝ないでも大丈夫!」という人達がうらやましいです。



金曜日からは復活し、授業をこなし、夜の元旦パーティーにも参加してきました。
パーティーでは、一ヶ月近く有志の学生達と一緒に練習してきたダンスを披露してきました。
病院に行った時点で出られないことを覚悟しましたが、何とか点滴の力で出られました(苦笑)

ダンスで踊ったのは、exileの「wont'be long」でした。

まず、自分でライブビデオを見て踊りを練習し、それを学生に教えました。
御存知の通り、exileのダンスはどれも初級編のやさしいものではありません。

ある程度の運動センス(ダンスセンス?)がないと難しいと思います。

しかし、集まった20人を超える学生達は、この一ヶ月かなり練習しました。
私が指導する練習日の他も、ほぼ毎日自主的に練習していました。

昼も、そして寒くなった夜でも学生は集まって練習していました。


でも、正直言ってなかなか上手になっていかない学生もいました。
やっぱり踊りが中級者から上級者向けだったからでしょう。
(この点は踊りの選択ミスだったかもしれません。)

結果、上手な学生とそうでない学生の差がどんどんついていきました。


最終的に、パーティーを主催する責任者からメンバー選考をすべき、と提案が出されました。
この一ヶ月の彼らの努力を考えると、これには即答できませんでした。

しかし、大人数で躍るダンスで明らかに動きがおかしい学生が数人いると目立ちます。
それに、これだけ練習したのだから、これ以上の急激な伸びは見込めないとも判断しました。

そうした考えから、選考を行い、苦渋の選択ながら6人の学生を外すことにしました。


ある女子学生は目に涙をためて、言葉なく、その場で寮へ帰ってしまいました。
これには、私も胸になんともいえない思いがこみ上げてきたのは事実です。
(出られなかった学生達とは、後日、一緒に夕食に誘い、ご馳走しました。)
別の学生は、「先生気にしないで下さい。これまで楽しかったです。」という言葉をくれました。


そんな「事件」と、私の「入院騒動」と色々とありましたが、無事に当日を迎えられました。
パーティー当日は、満席の客席に加え、立ち見の観客で400人近く入る会場は熱気に満ちていました。


ダンスの前、私は学生達にある言葉をかけました。

「これは皆で一緒に踊るダンスだ。だから、1人の動きだけを考えたら駄目。前、隣、全体の動きに注意しつつ、自分も踊る!そして、動きを大きく、前を見て、笑顔で踊ろう!!」

と。

実は、常日頃、学生達と接していて感じることがありました。
それは、

「個人主義的な学生が多く、何かを一緒にするということが苦手な学生が多い。」

ということでした。
要するに、良くも悪くもバラバラなのです。
(別に、仲が悪いというのではないのです。)

別にそれ自体は個人の自由だと思いますが、私はそれに対して軽い違和感を感じていました。
やはり、グッとみんなで行動や気持ちを一致させていくべき時が人生にはあると思うからです。

ま、このような考えを持つこと自体、「日本人的」なのかもしれませんが。

それはともかく、そうしたことをこのダンスで彼らに少しでも伝えられたらと思っていました。
ダンスの練習中もリーダー格の学生Sや、先輩の学生達には、そのことを繰り返し伝えたつもりです。


ダンス前の言葉も、そうした思いから出た言葉です。



さて、本番はどうだったのか・・・。
それは見た方の評価が全てだと思います。

ダンスの登場時、すごい歓声が今も耳に残っています。
踊っている約五分間は、とにかく時間はあっという間でした。
そして、終わった後の学生達の晴れやかな顔は忘れられません。


舞台から下がる時、足を引きずっている学生達が数人いました。
彼らは過度の練習で、足を痛め、鎮痛剤を塗って出ていたのでした。
しかし、本番ではそんな素振りは全く見せていませんでした。


そして、その後、携帯に沢山のメールが入ってきました。

「先生、すごい!!感動しました」
「今日のダンスは素晴らしかったです!」
「今晩は先生本当にお疲れ様でした〜」

などなど。
そして、

「先生、今晩は素晴らしい踊りでしたね。私はダンスに出られず舞台の下で見ていたけど、とても感動しました。メリークリスマス!」

というメールも。
惜しくもダンスに出られなかった学生からのメールでした。



今後の人生でダンスをこれだけ大勢で踊ることは、きっとほぼないでしょう
(日本では、体育の授業以外で踊ったことはありませんし。)

もちろん、我々のダンスは素人のそれで完璧なものではありません。
ですが、これは私の記憶に深く刻まれる中国生活での思い出となりそうです。

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