Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

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皆様、明けましておめでとうございます!
2011年も幕をあけ、気分を新たにしているところです。

今夜は所属学部の元旦パーティーがあり、その後は学部長達とカラオケへ行ってきました。
(最近は外国語学部の先生方は大半が簡単な日本語を御存知で嬉しいです。)

夜11時近くに帰宅し、シャワーを浴びて、今はパソコンに向かっているところです。
中国の時間は日本のそれより一時間遅れるので、さきほど新年を迎えたばかりです。


いわゆる、新年を祝う学生からメッセージが本日夕方から休み無く入ってきます。
そして、このブログを書いている今もです・・・。
沢山のメッセージが来るのは嬉しいですが、返すことが出来ないかもしれません(涙)
それだけ、現在の勤務校で私が担当している学生達が増えたということです。

加えて、学生達が私に対して好意的に考えてくれているのだと思います。
(その度合いは別として)


人間とは不思議な生き物で、人から好かれれば、その人を好きになります。
また、逆であれば、その人に対して嫌悪感を持つこともあります。

それは、全て人間が持つ感情がなすことなのかもしれません。


私も全くそのケースにはまっていて、好意的に接してくれる学生達が大好きです。
そして、そのお陰で中国という国に対しても、良い印象を持つことができました。


しかし、冷静に考えてみると、それは一つの問題も抱えていることに気づきます。
それは、大好きな学生達に対し、時には叱ることの難しさが生まれるということです。

私は本来、自分にも厳しくする方だと思いますが、同時に相手にもある程度の要求をします。
特に、家庭教師や塾講師をしていた際は、かなり厳しく教えていたように思います。


けれど中国に来てからは、学生達が「良い」学生のために、叱ることが激減しました。
それよりも、笑って、楽しく、円滑に毎日が過ぎていきました。
しかも、それを全く疑うことなく、「これで良いのだ」と信じ込んでいました。


一年、そして、二年目が終わろうとしている中で、私はそれに対して違和感を感じ始めたのです。
それは具体的に、

「いつも表面的な付き合いが多く、学生達の本音を自分は意外と知らないのかも・・・」

「学生達の良い点ばかりを見ようとしていて、ある意味、彼らを美化しすぎているのかも?」

「そこには本当の信頼関係は生まれていかないのではないか?」

「実は学生達も勉学の中で沢山の葛藤があって、それを知り、それに応えることも仕事ではないか」

「それらをやった時、本当の意味で彼らの力になってやれるのではないか」

「そのためには、もっと「本気」で彼らに向かいあう必要がありそうだ」

「叱ることが難しい子弟関係はやはりどこかに限界を抱えていて、それは乗り越えないと駄目そうだ」


というようなことでした。
誤解しないで欲しいのですが、「本気」で向かいあうことは単に叱ることを意味していません。
教える側の自分が学生の日本語、または「日本」理解のために全力で向かいあうことを意味します。

そうした姿勢があってこそ、学生達の潜在的な力もさらにグッと引き出せると考えるようになりました。


こうした考えは去年末から持っていて、既に少しづつ実践済みです。
昨日は、いまいち勉学に身が入らない男子学生達を集め、ガツンと気合を注入しました(苦笑)

彼らは日頃、私に好意的に接してくれ、

「先生の授業は面白くて、好きです。」

とか、

「日本へ帰らないで、ずっとこの大学にいて欲しいです。」

などと言ってくれる学生達です。
ですから、そんな彼らを私も非常に好きでした。

ですが、徐々に上達していく女子学生達と比べ、進歩が格段に遅い彼等をみていて問題に気づきました。
彼らはほとんど授業以外で自分で勉強せず、努力を怠っていたようなのです。

このままでは、彼らのためにならないのでどう対応するかを考えていました。
そして先日の授業後、時間と場所を指定し、集まって補講をしようと伝えました。

彼らは、

「先生、分かりました〜!!」

と元気な返事をして帰っていったものの、指定された時間に現れたのは7人中2人…(苦笑)
来ていた学生達に聞くと、どうも来ていない学生達は私の会話が聞き取れなかったようです。

そのことを聞いてすぐに、

「彼らがいつも分かったふりをしていたことに、自分は気づいていなかった(気づいてやれていなかった)」

と反省すると同時に、

「こうした分からないのに「分かりました」という返事は即止めさせ、やはり、もっと本気で彼らに向かいあっていかないと彼らは今後なかなか上達しないだろうな」

と考えました(いや、悟りました)。

そこで私の話を聞き間違え、遅れてきた男子学生も含めた7人に厳しめに自分の思いを伝えました。

彼らはいつもニコニコしている私Mが厳しい様子なので、最初、やや戸惑っている感じでした。
でも、その後は状況が分かったようで、真剣に話しを聞いていました。
やや「副作用」は出るかもしれませんが(苦笑)、私の真意は十分伝わったと思います。

彼らが帰り際、

「先生ありがとございました。さようなら。」

という言葉は、いつも聞いているそれとは違う感じがしたのは私だけなのでしょうか。
ともかく、こうした小さなことを積み重ね、今年は学生達に「本気」で向かいあう年にするつもりです。



ま、これはあくまでも仕事の上での一つの目標というだけなのですが…
ですが、こうした姿勢は研究にも共通する部分はあると私は思っています。
ですから、この目標を今年は根底に置きながら、日々を過ごしていきたいものです。

あと半年の中国安徽省阜陽市での教師生活はこれまで以上に濃い時間にしていきます。
そして、何より担当する学生達の「力」になってやりたいと心より思っているMです。

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