Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

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〈日本を離れる前、日本食を食べようと考え、大学近くの店へK先生と。食事後、自宅最寄り駅についた頃には大雪でした。〉

本日は、朝早めに起き、大学院へ向かいました。
というのも、本日は大学院にて、自身の研究発表会があったからです。

私の所属する大学院博士課程の学生は、この研究会で3回の報告が義務となっています。
(これが終わらないと、博士論文を提出することができないのです)

私は、本日の報告が3回目で、ようやく、その課題を終えたということになります。
報告内容は、先日、掲載が決まった論文の概要をメインにしました。

他は、指導教官に対して博論構想を話す機会もなかったため、それについても報告を少し。
(博論の題目、そして章立てを紹介し、今後の研究計画を説明しました。)


指導教官M先生、副指導教官O先生以外は、基本的に日本近現代史ゼミのメンバーでした。
もう一人の副指導教官Y先生は、体調不良のために欠席され、コメントを頂くことはできませんでした。
また、事前に参加をお願いしていたK先生は会議のため、時間には間に合いませんでした。

多くの先生方から、研究会で直接御意見を頂戴したかったので、やや残念でした。
(ただ、K先生からは研究会後、研究室にて御意見を伺うことができました。)



報告時間は、30分程度だったように思います。
それを受けて、多くのコメントを頂くことができたので、研究会をした甲斐があったと思います。
細かい指摘から、大きい枠組みからの指摘もありました。

特に、自身でも重要だと思ったのは、私の問題意識に関する指摘でした。

簡潔に言えば、

「その研究をする究極的な目的は何なのか?」

ということでした。

博士論文のように、大きなテーマを設定し、それを論文にしていく際には、上記の点が欠かせないと思います。
「何だ、そんなことか」などと、それ自体は自明のことと感じる方が多いと思います。

しかし、建築学者西山卯三という個人研究からスタートし、その後、研究方向の微調整をしてきたMにとっては難点でした。
研究を始めた当初の問題意識を、現在のテーマの中でどのように設定するのかは、今後の課題であると感じました。
(もう、そんな悠長なことを言っていられなくなってきていますが・・・苦笑)

とはいえ、研究というのは最初から皆が明確な問題意識を持っているとは限らないのも事実です。
色々と試行錯誤しながら、徐々に自身の問題意識が具体化されていくというのも、別に問題ないと思います。
研究の過程で、自身の問題意識が変わっていくということもあることですし。

要は、最終的に、確たる問題意識を設定し、それを論証する論文となれば良いのだと思います。


そんなわけで、今日感じた課題は、なるべく早めにではあるものの、もう一度しっかり考えようと思った次第です。


本日の研究会では、多くの批判的意見が出されたため、私自身も自分の研究を見直す良い機会となりました。
博論にする前に、修正し、より質の高い論文にしておきたいと思っています。
ともかく、久々の研究発表でしたし、勉強になる点が多くあった日でした。



その後、中国へ戻る日が迫っている為、研究室のデスクを整理し、必要な本は自宅に持って帰ってきました。
お陰で、この一ヶ月近く使わせて頂いたデスクは何もなくなり、すっきりとしました。


次、大学院に戻ってくるのは、7月中旬頃になるでしょうか?
もう三年目の中国生活が目前に迫っています。

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