Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

訪れた中国各地域

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<一時帰国前に立ち寄った上海の七宝(チィバオ)の風景。日曜ということで観光客が大勢いました。>

今朝、安徽省阜陽市を出て、今は上海にいます。
阜陽から上海まで汽車(火車)で約10時間、しかし、飛行機なら1時間弱!

明日は浦東空港を午後の便で出て、日本へ一時帰国です。
毎回、休暇中も日本へ帰らずに中国にいたほうが経済的にいいと思うのですが仕方ありません。
仮に中国にいて、時間があったとしても、文献等の不足で研究は進みませんから。

それに日本へ帰り、思い切り環境を変えると、それまでの仕事気分から研究気分へとチェンジできます。
ということで、今回も日本で一大学院生として活動してきたいと思っています。



今日は上海についた後、荷物を滞在先のホテルに預け、七宝へ行ってきました。
これは中国の古い街並みが残り、その街並みを活かして老街が形成されています。
その老街に食べ物屋やお土産屋が立ち並び、独特の雰囲気を醸し出しています。

要は、七宝は上海の観光スポットの一つです。
写真をみてもお分かりのように、水路と老街が共生しているところでした。


その中で入った美術品を売る店は特に印象に残りました。
というのも、通常は店員が、

「ねえ、お客さん!買って、買って!!」

の雰囲気が全開で、何だかこっちは気後れするのですが、ここの店員は違いました。
まず私に言ったポツリと言った一言は、

「あなたの持っている紙袋の絵柄は変わっていますね。その絵はすごくきれいね・・・」

でした。

客が金を持っているかより、持っているたわいもない紙袋のデザイン(水彩画で書かれた花)に目がいくとは・・・
その瞬間に直観で、

「この人は商売で美術品を売っているというより、芸術自体に関心がある人だ。こういう人は無理に商品を客に勧めたりはしない。」

と感じました。
そこで、店内の飾られた美術品の中で興味をもったものについて質問をしてみました。
すると、凄く嬉しそうな顔をして彼女の説明が始まりました。
(ただ、説明は私には聞き取れず、一緒にいた卒業生のT君が訳してくれました)

そのうち彼女は自分が美術を勉強していて、これまで作った作品の写真を見せてくれました。
そのデザインは、伝統的な中国風というより、現代の中国アートといった雰囲気で斬新でした。
何でもアメリカの知人から影響を受けて、それらの作品を作ったそうです。
(残念ながら、それらはすべて完売した後でした。)


話ながら、徐々に彼女も熱が入ってきて、店の奥に招かれ、そこの椅子にかけながら話を聞くことに。


しかし、私は自分が知らないことは基本的に何でも吸収しておきたいタイプです。
ですから、興味がなさそうなT君に無理に訳させながら、どんどん質問をしてしまいました(苦笑)

結果的に、今日だけで中国の芸術に対する印象が随分と変わりました。
特に、これまで有していた伝統的な中国の芸術のイメージでなく、現在中国アートの発展を知りました。


建築(特に意匠)の発展と芸術のそれは共通するところがあり、私の研究とも無関係ではありません。
ですから、その時間はとてもわくわくし、何より勉強になりました。

本当にあっという間でした。

そんな私の様子をみて彼女は、

「あなたも芸術に関心があるのね。あなたをみれば、それがよくわかるわ。」

と言っていました。
かなり長い時間話したのに、一度も美術品を私に勧めてこないのも気にいりました。


だからではないのですが、母に買ってあげたいとおもっていた掛け軸を買いました。
値段は秘密・・・・。(でも、通常よりはかなり安い値段にしてくれました。)


何だか、彼女が芸術を純粋に愛していて、それに没頭している様子が素敵でした。
そんな様子は学者が自分の研究に没頭するのと、どこか似ている感じがします。
だからこそ、私の中では非常に印象に残った中国人との出会いでした。


一つのことに没頭し、それだけを見つめている人って完璧ではないけど、なんか魅力的です。
そんなことを今日はつくづくと感じました。

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<番組で訪れた中国各地域の図。本当に凄い企画!としか言いようがありません・・・>

二週間ほど前、ある学生からこの番組を紹介してもらいました。
といっても、私も以前からこの番組自体は知っていました。

しかし、当時はほとんど興味が持てずに見ていませんでした。
(当時というのは中国に来る前です。)
やはり、その時は中国という国に残念ながら関心がなかったようです。

高校の修学旅行では、中国とオーストラリアを選択できました。
その時も迷わずオーストラリアを選んでいましたし。


しかし何故か縁あって今は中国で暮らしています。
そして一年半を過ぎ、満二年目まであと数ヶ月。
なんか不思議な感覚です。


この番組は、俳優の関口知宏さんが鉄道で中国各地を旅するもの。
ただ普通の旅番組とは大きく違います。

一番の違いは、「仕込」がほとんどないということでしょう。
ですから旅の道中は非常に自然体です(良くも悪くも・・・)。
がゆえに、生の中国の「顔」を見ることができます。

※NHKのHPでは既に消されていたようなので、Wikiから。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E5%8F%A3%E7%9F%A5%E5%AE%8F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E9%89%84%E9%81%93%E5%A4%A7%E7%B4%80%E8%A1%8C_%E3%80%9C%E6%9C%80%E9%95%B7%E7%89%87%E9%81%93%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8836000km%E3%82%92%E3%82%86%E3%81%8F%E3%80%9C


正直、ここ数日は自宅でネットからダウンロードしてかじりついて見ていました。
だだハマリしてしまいました・・・(苦笑)

あれは是非多くの日本の方に見ていただきたい!

番組の中で、旅人の関口氏は何度もあるフレーズを言います。


『我々日本人が思っていた「中国」とは、この国は違いましたね。』


と。

果たして、「我々日本人が思っていた「中国」」とはいったい何なのでしょうか?
そして、関口氏が自分の目で見た中国とは何だったのでしょうか?

それは皆さんが自分自身で番組をご覧になって判断して頂きたいです。


私はこの番組をみて、

「まだまだ中国を知らなかったな・・・」

と痛感しました。
そして、もっと中国を自分の目で知りたいと思いました。


何だか自分自身が今中国に居ることの意義を改めて考えさせてくれるような番組でした。
この番組を紹介してくれた学生のSさんには感謝したいです。

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〈今日、厳しい阜陽の冬を乗り越えるためコートを探した南京東路〉

国慶節休暇を利用して、資料調査に上海へやってきました。
これまでは上海は二泊が普通でしたが、今回は三泊します。


それは資料調査の量が多いということもありますが、別の理由がありました。

実は今年6月、大学を卒業した学生達が上海で院生や会社員として活躍しているのです。
そうした彼らの顔を見に行こう!ということも目的に含まれていました。

加えて、阜陽の厳しい冬を超えるために、コートを買う必要性を感じてました。


そんな訳で、今日は上海在住の卒業生達と共に事前に連絡をとり、一緒に買い物へ行きました。
買い物先は、主に上海市内の歓楽街である南京東路、そしてやや移動した南京西路でした。

そこで南京東路で無事コートを買うと、後は日本料理の食材を買いに静安寺にある「そごう」へ。
店内の内装といい、品ぞろえといい、日本のそれとほぼ同じなので感動しました。

お蔭で片手で持つと手が痛くなるほど日本料理の食材を買い込んでしまいました(笑)


そういえば、上海万博も終わりが近づいています。
それと共に、国慶節休暇も重なって入場者数が激増しているとのこと。

そうした状況を受けて、上海市内のホテルの値段は軒並み上がっています。
私もいつも泊まるホテルがとれず、某地下鉄駅から離れたホテルを予約しました。
しかし、値段はいつも泊まるホテルよりも1.5倍で驚きました。
(卒業生の話では2〜3倍のホテルもあるようです。)


どこを歩いても人人人・・・
本当に人だらけの上海市内という感じでしたね。

今日上海市内を歩いていて、警察(公安)の数がかなり多いと感じたのはそうした理由でしょう。



それはともかく、買い物を終え、かなり遅めの昼食をとった後、静安寺近くの公園へ足が向きました。
そこでどれ位か良く分かりませんでしたが、何となく話し込みました。

卒業生となると、もう私の学生ではありません。
そのためでしょうが、彼らが学生時代には話せないことも今の彼らに話すことができます。
(ここでは書けませんが、かなり真剣な内容の話もありました。)
そうしたことに抵抗がないのは不思議ですが、心地よい感覚でした。

中国に来て得ることが出来た縁が、確実に形になって続いていることを実感した瞬間でもありました。
既に11月辺りにはまた上海に来ることになっているので、その時の再会を約束してわかれました。




さてさて、明日以降はずっと資料調査です。
場所は主に上海図書館で行う予定です。

さっきまでずっと準備に追われていました・・・。
それと来週以降の授業準備なども一緒に。

上海行きの列車の出発時間は18時半頃なので、そろそろ駅へ。


これで何度目の上海への資料調査だろうか。
本当に上海へ何度もいっているMです。

『こんどの国慶節は上海へ行きます』

と言ったら、女性の学生が、

『はぁ・・・。また、上海ですかぁ・・・』

とポツリ一言。


何だか外で遊びほうけている旦那にあきれる妻のような言い方で面白かったです(笑)


やっぱり調査の時は何だか気合が入ります!
それでは〜

今朝5時に日本の自宅を出て、無事に中国北京まで来ました。
また、しばらく日本へは帰れないので?、今朝は最寄駅まで両親が送ってくれました。

愛犬のイブちゃんの散歩がてらです。


昨夜は中国へ戻る用意に時間がかかり、結局ほぼ眠れませんでした。
そのため、成田から北京までは熟睡しようと心に決めていました。

しかし、物事は思い通りにいかないもの。
何故か、今日の飛行機(CA)に限りかなり狭かったです。

同乗していた、日本人の中年ビジネスマン達も、

『わ、これは狭いね・・・。こんなの初めてかもしれないなぁ・・・』

などと漏らしていました。

それだけならまだしも、隣にお座りになった中国人女性達がとても元気。
話しかけてくれるのは通常は嬉しいのですが、今日は・・・

しかも早く話すので聞き取れない部分もあり、結構困ってしまいました。


おかげで、眠れたのは小一時間程度。
空港に着いたときは、疲れでボーっとしている自分が分かりましたね(苦笑)


そのため北京へ着くと、ホテル(天壇公園のそば)へ直行して仮眠をとりました。



ところで日本へ一か月以上夏季休暇で帰っていたため、すっかり感覚が「日本的」になっています。
そのためか、一か月前は全く違和感を感じなかった中国のあれこれに違和感を感じています。



喧嘩?と思うほどの大きな声で携帯に対して話している人たち。

暑いので上半身裸、もしくは上着をめくって腹をだして歩いている人たち。

店(雑貨店)の中で客がいるのに、レジで家族たちと一緒に食事をとっている店員さん。

ビルが並び立つ都市部の大通りから少し入ると、顔を出す貧民街

日本と比較して、遅いネット通信速度

などなど・・・


人間とは無意識のうちに、環境に同化していくのだと実感しているところです。

特に、私は環境に適応する能力が高いのかもしれません。
例えば、一時帰国前は中国料理が母国料理のようになっていて、帰国後は少々馴染めずにいました。


ともかく、かなり戻った「日本的」な感覚から、中国社会に溶け込むためにギアシフトしています。



日本と中国双方で過ごしていたからこそ、強く思うのは日本人は異文化に排他的だということ。
まさに、今の自分(「日本的」感覚に同化した)がその象徴かもしれません。


「自分たち」との「違い」を殊更強調するが故、外部の違和感を受け入れることを苦手としていますね。

いかん、いかん自分。

もっとおおらかに、受け入れていかないと。
そうしないと、本質的な文化理解はできませんぞ。


そんな自文化との差異を知るだけのために、私は中国という国へ来ているのではないのです。


ともかく「中国的」な感覚と「日本的」なそれを、共に理解し、備えて生活していこうと思います。
しばし時間はかかるかもしれませんが、心配無用。


私はただ唯一?の才能、自分の適応能力というものを信じていますから。



さぁ、明日はいよいよ私の第二の故郷になりつつある、安徽省阜陽市へ帰ります!

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