Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

中国の政治・経済

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今日は朝から夕方まで授業がミッチリの日。

さすがに最後の授業には疲れが出てきて、頭がボーっとしました。
(90分を午前二回、午後二回です。)


さて、最近、大学四年、三年生と話すと中国での就職難が話題にのぼることがあります。
日本、また中国の新聞やテレビのニュースでは、中国の著しい経済成長を報じています。

日本人(就職を控えた学生など)はそれを見て、羨ましい思いを持っているかもしれません。

実際、経済成長が著しいというのは紛れもない事実です。
そして、それにより恩恵を受けている人民も数多く存在するはずです。


今度上海で開催される万博もその象徴で、経済発展著しい上海は活気に溢れています。

また上海以外の都市部でも、そうした経済成長の恩恵を受けやすいといえるでしょう。
例えば、就職のチャンスも都市部にいけば数多くあるようです(郊外と比較して)。

実際、日本語学科のある四年生は都市部で就職活動をした結果、通訳の仕事を得ました。



そうした状況の中で、私のいる安徽省阜陽市(中都市?)はどうか??

確かにここでも、新聞やテレビニュースが報じるような経済成長著しい中国を見ることはできます。

…しかし、就職状況はかなり深刻です。
いや正確にいえば、仕事自体は多少はあるようです。

しかし、雇用条件(給与等)が悪い、日本語を活かした仕事ではない等のデメリットが大きいのです。


結局、満足のいく仕事を見つけられた学生はほとんどいないのが現状です。


そうした先輩(大学四年)の様子を見て、三年生もそれぞれ将来に少なくない心配を抱えているようです。
先日、三年生の授業で卒業後の進路を話した際、教室の空気が一気にドンヨリしたのが分かりました。

皆、それを考えると不安な気持ちになってしまうのでしょう。


また、就職の内定率は出身大学にもよるのが、現在の中国の有様です。
つまり、一流大学卒業とそうでない者とでは、就職内定率が違うのです。

日本もそういった状況がないとはいえませんが、中国の方がその傾向は強そうです。



こういった状況を目の前で見ていると、著しい経済成長を続ける中国は実感できません。

地域ごと、また同様に出身大学ごとに就職格差がある現状では皆が成長を実感するのは難しいのかも。
今は、そうした印象を持っています。


日本で新聞、テレビニュースを通じて知った「中国」とは異なる、別の「中国」が目の前にあります。

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