Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

風景や街の様子

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味の「標準化」

今日は土曜日、仕事は休みです。
実は今日、新入生の提案で阜陽市にある遊園地へ行くことになっていました。

以前、ブログで書いたこともありますが、「八里河」という名の遊園地です。
といっても敷地内には動物園もあったりするので、遊園地でよいのか微妙ですが・・・

行くつもりだったのですが、最近とても寒いという理由で中止になってしまいました。
これは学生の賢明な判断かと思います(笑)


・・・というわけで今日は自宅で残った仕事と研究の続きをやっております。


ところで、私はここ阜陽で日本人に会ったことはありません。
というより中国人以外の外国人にほとんど会っていません。
ここはそういう町なのです。

しかし、有る場所にいくと中国人以外の外国人に会う確率がグッと上がるのです。
それは・・・

マクドナルド と ケンタッキー(KFC)

です。
特にマクドナルドで外国人に会う確率は結構高く、約三分の一位はお会いしています。
その分、KFCはやや確率が低目という感じがします。

私は日本にいる時、マクドナルドとKFCはあまり利用するほうではありませんでした。
でも日本を離れた今、たまにそれらが「故郷の味」かのように欲する時があります。

これは不思議です。
「舌の記憶」というのを聞いたことがありますが、それなのでしょうか?

他の外国人もマクドナルドやKFCが同じように「故郷の味」なのでしょう。
とりあえず安心して食べられるというか、味を熟知しているというか。

逆にそれだけ、マクドナルドやKFCが世界中に展開している証拠でもあります。


いわゆる、味の「標準化」とでもいうべきでしょうか。
その国独自の味や料理法が継承される一方で、逆に味が「標準化」されていく最たる例と言えます。


しかし一体、味は今後どのように、またどこまで「標準化」されていくのでしょうか??
食べることが人一倍好きな私としては興味がある現象の一つです。

今日は一日中ずっと冷え込んでいました。

空は灰色の雲が広がり、今にも雪が降ってきそうなほど。
息を吐くたびに、顔の前はその度に真っ白になってしまいます。


そんな中、今日も点滴を受けに大学の病院へ。
いや、正確にいえば病院というよりも「診療所」というべきでしょう。

大学の付属病院は大学の教員・学生は保険が効き、医療費が格安です。
その分、阜陽市で最も大きい第六人民病院より設備は劣りますが・・・

重病ならまだしも、風邪の悪化した程度なので、大学側を選んだわけです。

付属病院の設備は診療所風情でお世辞にも充分とは言えません。
ですが、対応してくれた先生方は丁寧に対応して下さいました。

私の言った症状にあわせて、薬もありえない位多めに出して下さいました(笑)
それにX線写真、点滴もあわせて、たったの2角(1元の5分の1=約3円)でした。
日本の医療費と比較したら、驚きの値段ではないでしょうか。


その後昨日と同様、点滴を二時間弱受けてきました。
その時間が暇で仕方ないので、せっかくならと思い今日は本を一冊もって行きました。



それが、

福沢諭吉『文明論之概略』岩波書店、2008(第19刷)

です。この本は日本近現代史研究者に限らず、読者が沢山いる本です。
実はこの本、数年前の大学院Yゼミでこれを読むことになって求めたものです。

しかし、運悪くその回に急用が入り、充分に読むことが出来ず、放置状態になっていました。
いつかは読まないと、と思っていました。しかし、なかなか手が回らずそのまま。

今回の病気のお陰で、大量に読書の時間が取れるようになり、ゆっくり読んでみようと思った次第です。
まあ、頭がボーっとして読むのに時間がかかってしまうのが玉に傷ですが・・・

ですが、暫くの間、この古典をゆっくりと読んでみたいと思っています。



点滴を受けながら、病院隣にある大学の付属小からもれてくる元気な子供たちの声を聞きながら、読書をしていました。

最初の一時間位は本の内容に没頭し、集中力が漲っていました。
しかし、部屋の暖房がイマイチだったようで、次第に足腰が冷え込んでくる有様。

もうそうなると、読書どころではありません(笑)
看護婦さんに対して、

「この部屋は寒すぎる。もっと暖かくして下さい。(英語)」

というと、

「あなた(私のこと)見なさいよ、暖房のスイッチは入ってるわよ。(中文)」

と一言。みると、確かに暖房のスイッチは入っている様子。
でも、そうじゃないでしょ、もっと温度を上げて下さいってお願いしてるんです!と思う私。

結果的に、別の看護婦に頼んで温度を上げてもらうことに成功。
風邪の悪化を食い止めることが出来ました(笑)

最初、暖房は何度で設定してあったのでしょうか??
あれでは逆に風邪が悪化してしまわないか心配ですね。


そういうわけで次回、点滴に行くことがあれば毛布か何か持っていこうと思います。

急激な気温低下のため、体調を少々崩してしました。
睡眠時間と水分を沢山とり、漢方薬を飲んで自宅にこもっています。

中国生活一年目ということで、まだ色々と慣れていかないとなりません。
回復したら、もっと朝の冷たくてきれいな空気を吸いに散歩を長めにやるつもりでいます。


さて、今日は街中でみられる「コピー屋さん」の話し。
この店は、自分で作った文章やデータをプリントアウトしたり、コピー等してくれるところ。
また就職活動の履歴書のフォントを作ってくれたりもします。

そんなものは自宅のプリンターとか、コンビ二(コピー)にいけば済む話でしょ?
と、お思いの方もいるはず。

確かに、日本にいればそうするでしょう。

しかし、中国違います!
まずコンビ二というものがほぼありません。
正確に言えば、都市部にいけばセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどがあります。
その中には中国系のコンビ二もありますが。

都市部を離れると、一般的に早く寝て早く起きる生活をしています。
つまり、生活習慣の違いから、コンビニがまだ定着していないのだといえそうです。

ともかくコンビニがないため、コピーをする専門店が必要なのです。


また、特に学生はパソコンやプリンターを所持しているものが少ない現状があります。
日本ではほぼ所持しているといえるでしょう。中には複数所持しているものも。

この点は大きく違いますね。
そのため、こちらの学生は大学のPCで文章(レポート)を書き、「コピー屋さん」でプリントします。

私が勤務する大学は2万人近い学生がいて、それらの学生が利用する店がそこらじゅうにあるのです。
さらに教師もこのような店を使うので、確実な需要があるというわけです。

値段は日本と比較して、10分の1位だと思います。
つまり一枚のコピーが1円(日本円)位ということです。
最も、この値段は店や地域によって幅があります。


私はこのような店が今後も続いていくとは思いません。
将来的には、コンビニも中国の広範囲に進出し、学生も皆PCとプリンターを持つようになるでしょう。

そうなった時、このような店はきれいに消滅するのか、それとも形を変えて存続していくのか?
果たしてどうなっていくのでしょうか?

ともかく、この「コピー屋さん」は経済成長を続け、過渡期にある中国において、それを象徴するものといえそうです。

今日は大学の体育祭があって、授業は休講です。
昨夜、突然体育祭への出席の誘いが来て、そのまま二つ返事で参加することに。
今、少々疲れながら自宅に帰ってきたところです。
体育祭の写真は、後日改めて掲載したいと思います。


さて、今日は阜陽の街のお話し。

普段、街を歩いていてすぐに気づくことの一つは、バイクに乗る人のヘルメットがないこと。
しかも、原付バイクは資格がないままで、すぐに乗ることができます。
中国ではバイクも安い(約15000〜35000円)ので、最近は本気で購入も考えています(笑)

それはともかく、無免許のためか市内ではノーヘルでバイクに乗る子供(小学生)をたまに見ます(笑)
私はバイクは持っていないのですが、阜陽で出来た知り合いからバイクを借りたことがあります。
もちろん、私は免許証はもっていませんが問題がないのです。

これはおおらかというか、何と言うべきなのでしょうか。

以前も書いた記事で、中国は日本に比べ交通マナーが悪いことを書きました。
そんな道路で無免許のバイクが沢山走っているのですから、すこし怖い気もしますね。
これは日本人の一般的な感覚だと思います。

それだけ日本の交通ルールは徹底されているということです。
日本国内にいると、「交通戦争」という言葉のように、交通事故の多発が良く取り上げられます。
それは、時に交通を整理する側への批判的な意識へと向かうことがあります。

しかし中国にいると、日本は何と交通ルールが守られている国であるか、と感動します。
外国に来て、逆に日本の良さが見えることがあると聞きますが、まさにそれです。


これから大学四年生達との食事が予定されています。
私は週末の夜は学生や先生達と食事をすることが多いです。
元々1人で食事をするのが、私はあまり好きではないのです。

週末の夜はゆっくり食事をしながら、気分をリフレッシュします!

今日は休日で自宅にこもり切り。
午前中からずっと机に向かい、昨日からの研究作業の続きを。


昼過ぎに隣のM先生の自宅から学生達の笑い声が何度も聞こえてきました。
M先生は社交的な先生なので、学生達を招いて一緒に食事でもしていたのでしょう。

それに相当気をとられながらも(笑)、先行研究の論文を読みながら問題意識を絞り込んでいました。
大学院時代と違って、議論する仲間や先生の存在がない(もしくは少ない)のは物足りなさがあります。
ま、ある程度それは覚悟して中国に来たのですから仕方がないです。
今後、色々と工夫してやろうと思っています!


それはともかく、夕方まで作業を続けた後、予てから約束していた新入生達との食事へ。
私は大学の旧校舎内に住んでいますが、今日の約束は新校舎の正門。
そこで彼等と合流し、近くのレストランへ向かいました。

二度目のレストランでしたが、味はどれも美味しく、ワイワイ楽しくやってきました。
今日は初めて、北京ダックならぬ阜陽ダックを食べました(笑)
以前、北京で老舗のダックを食べたので、味の違いははっきり区別できてしまいましたね。
やはり本物は違います! 味も値段も(笑)

その後、学生の希望で近くのカラオケへ行くことに。
中国語の歌を早く覚えたいと思っていたので、私も喜んで行きました。

歩いて10分だったでしょうか?
急に学生が立ち止まって、

「先生、ここです。」

と指差す。その先にあるのは、ケーキ屋さんで、パンなども一緒に売っている店。
おいおい、ここは違うでしょう??と思っていると、

「二階へどうぞ!」

という学生達。奥の階段をのぼると、そこには立派なカラオケボックスがあるではありませんか。
もし学生達に案内されなければ、絶対分からなかったでしょう、ここは。

ケーキ屋に、カラオケという組み合わせも変な感じがしますが、歌とケーキを楽しむのでしょうか?
学生達にそこまでは聞くことは出来ない私でした。

数少ない日本の歌を二曲披露して、あとは学生達の歌を聞かせてもらいました。
こういった交流の方が、授業よりも本音がでて、学生の性格が良く分かります。
今日もそんな発見がいくつかありました。それだけで意味の有る時間でした。


数日前、私の大学院のある先生から、今日(25)から上海にいらっしゃるとの連絡が入りました。
半年ほど上海の大学に身をおきながら、色々と研究や調査をなさるとの事です。
来月は上海へ行く予定なので、その際にでもお会い出来ればと思っています。

中国の乾燥した気候には、くれぐれもお気をつけ下さい!

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