Mの中国通信

中国で奮闘する大学講師の日々。阜陽での日々が終わりました。

自分の研究

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最近は専ら、今月末に提出の論文の最終チェックをしています。

今日も外教Mの授業以外は、それに専念していました。


実は私はこの作業(論文の最終構成)が苦手です。

・・・いや、はっきり言いましょう。

研究自体は、私は本当に好き。

しかし、この作業だけは本当に嫌いです!!(苦笑)


なぜか?


学会の求めた書式通りに論文を書く作業って、何となく「枠」にはめられる感じで・・・

とにかく、急に窮屈に感じ、さらに神経を少々やられる感覚になります。


まだ、書いている最中は後回しに出来ますが、最終構成はそうはいきません。


「後回し」のつけが一気にきてしまいます・・・

とにかく、そんなわけで最近はつまらん作業に時間を費やしております。


今さっき、大体の作業にケリがついたので小休止です。


3万字近い字数になってしまい、図表を含め、やや学会誌の制限にかかりそうなのが心配です。
ま、今後可能な限りチェックを繰り返し、削れる範囲で削ります。



そういえば、日本の実家が引っ越しました。
同じ埼玉県ですが、県庁のある浦和へお引越し。

そんなわけで今度一時帰国する時は、下車する駅が違います。

現在中国にいるので、悲しいかな、全く引っ越した実感はありません・・・ははは

今日は土曜日だったのですが、来客が多い一日でした。

午前は大学院を受験する知人(学生ではない)の相談。
主に日本語の面接試験に関するもの。

その後、昼は四年生の進路相談(留学希望)。


そして、ほとんど時間をおかず、以前から予定していたインタビューを行いました。
このインタビューは、大学の学生達に「日本イメージ」を問うもの。

今回は以前行ったアンケート調査(総計1300以上)を基に、気になる箇所をインタビューしました。

特に気になったのは、日本語学科・それ以外の学生間で日本イメージが異なっている点です。
予想した通りでもありますが、「戦争」を巡る日本イメージは大きな異なりを見せました。

そのため、インタビューではその細部をもっと聞き出そうと試みました。

聞き手にとっても、話し手にとってもナイーブな部分で非常に難しいインタビューです。
(今日も三時間弱のインタビューでしたが、終わるとグッタリとしました・・・)


集まってくれた学生達は、日本語学科2人、英語学科2人、新聞学科1人、漢語言文学学科1人。
そして、聞き手の私を含めた7人で行いました。

今後、具体的なまとめ作業に入り、来月にはまとまった報告書となる予定です。
現在、私が在籍する千葉大学の国際教育センターの紀要に載る予定なので、関心のある方は是非。

ネット(PDFとして)で読むことも可能とのこと。


ということで、ここで細かい話はしません。



でも、今日のインタビューで出された印象深い話を一つ紹介します。

それは、今後日中の友好関係を築くにあたり、すべき対策として挙げられた意見です。

意見を言ってくれた彼女(Tさん)は英語学科の学生です。

Tさんは、ずばり両国国民同士の生の交流をどんどん増やしていくこそが重要と言いました。
その中でも、特に留学生の役割に注目しているそうです。

自身が日本という国に実際に触れ、中国国内では分からない本物の日本を知ることが重要と言いました。
本物の日本に触れなければ、ある意味で中国国内にある日本イメージの域を出ないというのです。

そして留学生として日本で色々学び、その体験を、中日関係に役立てるべきだと考えているそうです。

政府同士の「歩み寄り」がなかなか難しい以上、両国民の力で関係を改善していくべきだと言いました。
そうした国民同士の交流を強くする役割を果たすのが、留学生になるといった意見でした。



確かに、留学生の果たす役割は大きいと私も思いました。

と同時に、ただ交流を活発に行うだけでは限界もあると思いました。
まず、双方の交流を行う前に、日本側が「過去」としっかりと向き合うべきだと私は思います。
また、そうした「態度」をはっきりと示していくことが大切だと思います。

そうしなければ、何度交流を行っても、どこか空疎で、心から分かり合えない関係は続くことでしょう。
やはり、過去にあった史実は消えて無くなることはないのです。

ですから、単に交流を行うのでなく、その「前提条件」こそが更に強く意識されるべきだと感じました。
それがあって始めて、日中両国は真の意味で活発な交流を行える状態になるのだと思います。


そうした役割の一翼を担うのが、我々歴史研究者であることは言うまでもありません。

今日は授業開始まであと二日となり、学生が多く大学に戻ってきました。

教師の方も各々の講義時間帯が決まり、準備をしていることと思います。


私はというと、月〜水までの週3日に講義をまとめることができました。
(これは事前に大学側に時間調整を願い出、その結果です。)

実は当初、週5日に常に授業がある状態でした(涙)
しかし、K副学部長が迅速に動いてくれたお陰で週3日となりました。

お陰で研究時間もまとめて確保できそうです。

今年は大学院(博士課程)に復学するので、本当に助かります。


さてさて、今日はずっと在宅していました。

夕方になって電話があり、出ると相手はK副学部長。

聞くと、安徽省に申請していた共同研究が許可されたとのこと。
(申請を出した中で、私の大学で通ったのはたった2人だとか。)

今後二年間、研究費を安徽省・大学からそれぞれもらい、共同研究をするのです。
その間、三本の学術論文を出すのがノルマです(もちろん学会報告も)。

実は、そのメンバー(全てで4人)に私も加わっているのです。

全体の大きなテーマは、

「老人扶養の社会化 その中日比較」


まず、日中両国の時代ごと(特に80年以降)の家族形態・住宅・老人看護・社会保障等の変化を整理。
(同時に、それらの変化がいかなる社会的背景から生み出されたのか、も考えていきます。)
それを受けて、老人扶養という問題に双方の社会がいかに対応しようとしているのか、その現状を把握。
最終的に、そこで明らかとなった問題点の摘出、またそれへの対応を今後いかにすべきか、を提言。

大体このような流れで進め、両国の比較から老人扶養において双方の学ぶべき点を抽出する試みだとか。

今日は第一回の簡単な打ち合わせがあったのですが、正直イメージがはっきり掴めていません。

というより、よく日中比較と簡単に言いますが、比較するということがいかに難しいか・・・
(「○○比較」と良く目にしますが、成功しているものはわずかです。)

それに、もっと問題意識を絞り込まないと論旨がはっきりしてこないと思います。

よって、「これはやっていくうちに課題も出てくるな」と今から感じています。


ただ、同時にこの共同研究を自分の研究テーマに関わらせていけばプラスも大きいと思います。

第一に、中国語の文献や論文を大量に扱うので、語学の勉強になります。
将来的に、中国語・英語が十分に使えるというのは強みです。

また、住宅史を社会背景と関わらせて論じる際、中国社会の様相を深く知ることが必要です。
そのようなことを知る絶好の機会が、今回の共同研究の場と捉えています。

さらに、この研究において日中の住宅史の比較が更に深く出来るはずです。
このテーマでは、住宅の問題は避けて通ることは出来ないので。


ともかく、課題もあり、また得るものもあると考えています。
そういうわけで、この研究を活用して自分のテーマ(住宅史)で論文を書くつもりです。

とはいえ、こちらの研究は本分ではないので、出来る範囲で協力しようと思っています。
ま、色々と上手く活用しつつ、とにかく自分の研究を進めていきます。

先ほど、ようやく抱えていた仕事が一つ終わりました!

これは書評論文で、提出は二月上旬辺りにと言われていました。
色々と複数抱えてやっていたのと、効率が悪かったのもあり、今になりました(涙)
・・・編集委員の皆さん、遅れてすみません。


しかし、一つ仕事が片付くと気分スッキリで良いものです!!


中国へ戻る日(23日)が刻々と近づいているので、結構焦りもありますが・・・

今やっておかないと、向こうで出来ないことも多くありますので。
必要な文献、史資料は可能な限り集めておく必要があります。

それに大学が始まれば、やはり大学の仕事が第一優先ですから。


もう少し頑張ってこれから中国語(会話ビデオで)をやろうか!?

と思いましたが、寝ることにします(笑)

寝ないと論文を書く効率がグッと下がりますからね。

私は基本的に寝ないと頭が回らなくなるタイプです。
(ま、誰でも大なり小なりそうですが)

良く、いやたまに、

「数日寝ないでも大丈夫!」

という院生がチラホラいますが、私はそうではないようです。

研究する上で、睡眠は欠かせないものです。


というわけで、今日はこのへんで。

イメージ 1

今夜は論文がはかどらず、まだ起きています。
でも全く進まないわけで・・・

ま、こういうことは院生の時は良くありました。

書いては消し、また書いては消し。

この繰り返し。


こんな調子を続けていると、段々エンジンがかかってきます。
(なかなかかからないことも・・・笑)


ところで旧正月が近づき、帰省の人たちで駅や街は賑やか、いやゴミゴミしてきました。
(上の写真は、中国の旧正月時の帰省しようとする人々の様子。)

来週は上海へ調査に行きますが、その切符もやっと買えたという感じです。
今の時期(旧正月前)は、中国の人たちは朝切符売り場が空く時間に買うそうです。

だからそれ以降になると、人が一気に減ります。

私が買った時は11時頃でしたが、やはりそうでしたね。
最初はガランとした切符売り場を見て、

「ラッキー!!」

などと思った私が馬鹿でした。
その時は、既に切符は残っていなかったのですから(苦笑)

これに学び、次回は切符は朝買いに行きます!


中国人は旧正月(今年は2月14日)の前後一週間は全国で込み合います。

それもメチャクチャに。

日本の比ではありません。
なんせ、ほぼ100%の中国人がそれぞれの故郷へ一斉に帰省するのですから。

まさに民族大移動です。

列車やバスは人ごみ、街もそう。
(ある先生は列車が込みすぎて、おされた拍子に肋骨にひびが入ったそうです。)

ホテルも一杯。
そして商店やスーパーは休みに入ります。


というように、かなり特異な状況なようで西安への旅行は止めにしました。
また行くことは出来ますし、もっと人が少ない時にゆっくりとしたいので。

それより、自宅で研究に励みます。
ま、今の調子では先が思いやられますが・・・

というわけで明日は、久しぶりに朝散歩でもしてくるつもりです。

太極拳の叔父さん叔母さん達と一緒に新鮮な空気を吸えば、頭もスッキリするでしょう!

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