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明日、クリミア自治共和国でロシア編入の住民投票ですが、結果はすでに決まっているようなものです。
今回のウクライナ危機をみていると、第1部は欧米が支援するデモ暴動により政権が転覆し、欧米寄りの臨時政権が成立。簡単に言えばオレンジ革命や中東の春と同じです。第2部はクリミア自治政府の要請を受けたロシアが軍事介入し、民主化風の住民投票でロシア編入を試みている最中。軍事衝突こそありませんが、オセチア紛争とよく似た状況です。
オセチア紛争の頃を思い出してみると、アメリカでサブプライムローン→北京オリンピック→オセチアへの軍事侵攻•衝突→リーマンショックと続きました。
さて今回は、アメリカで金融緩和の縮小•ロンドン金価格不正操作→ソチオリンピック→ウクライナ政権転覆•クリミア編入問題→ と続いています。この流れで行くと、リーマンショックに相当する金融危機とか株暴落とかとても気になってしまいます。
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ウクライナ
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3月11日、ヤヌコビッチ•ウクライナ前大統領はロシア•ロストフナドウで記者会見を開き、「私はいまも合法的大統領である」としたうえで、キエフ争乱、銃撃の責任は野党側(現在の臨時暫定政権)にあるとした。 「陸軍最高司令官であったが、軍に発砲を命じてはいない。武装した覆面集団が警備兵や密集した集会をねらって発砲し、内乱を企てた。かれらはナショナリストの武装集団。5月25日に予定されているいわゆる大統領選挙は、全く無効だ。違法な勢力で政府を占拠しクーデターを起こした連中が大々的に宣伝しているこの選挙は全く違法、無効である。米国の(制裁や資産凍結、非合法野党暫定政権をみとめるなどの)判断は間違っており、いつでも米国議会へ出向いて発言するし、いつでもウクライナへ帰る」と発言した。 |
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きょうは”これまでのウクライナ情報をわかりやすくまとめた記事”と以前に当ブログでも紹介した”韓国鉄道がウクライナ政府の遠因かも知れないという記事”を「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現」さんのブログ http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5376.html から転載します。
汚職や賄賂で腐り切ったこれまでのウクライナ政権の隙をついて、まず、アメリカとEUが「正義の民主主義」を振りかざして介入、これに対してロシアがまったく同じ手法で「正義の民主主義」を振りかざして介入しているのが今のウクライナ情勢です。ひとつ言えることは、国が乱れて国の守りを怠ると外国は利権を求めて攻めて来るということです。
【超簡単!】ウクライナ情勢
ウクライナの選挙で親米大統領が敗れて親露大統領が誕生したから、
アメリカはウクライナ国内で、お金でデモ隊を組織して暴徒化させ、
選挙で選ばれた親露政権を暴力によって追放し、
選挙もせずに親米政権を誕生させた。
法的に正当性がない政権交代である。
ロシアに逃亡したウクライナ親露大統領ヤヌコビッチに正当性はあり、
そのヤヌコビッチから
「ウクライナ反乱鎮圧のためにロシア軍の出兵依頼」がある以上、
プーチン大統領のウクライナ出兵を
ロシア上院が承認した事は侵略とはいえない。
アメリカはアメリカ傀儡のウクライナ新政権を財政支援したいが、
アメリカも財政が厳しいので、
アメリカ支配下にあるIMFに金融支援を要請。
(IMFで一番負担を強いられるのは日本)
プーチンは今回、アメリカが支援して組織化したデモ隊で
ウクライナにアメリカ傀儡の新政権を樹立させたのに対抗し、
ロシア支援の武装勢力がウクライナ南のクリミア半島の
クリミア自治共和国の議会を占拠して親露首相を擁立させた。
アメリカがウクライナでやったことと同じことを
そのままプーチンはやり返した。
クリミア自治共和国の新首相により、
ロシア帰属を決める住民投票の前倒しが決まった。
クリミアはロシア系の住人が6割で、ロシアの軍事基地がある。
ウクライナの政変でロシア系住人やロシアの軍人を守るために
軍事介入するという大義がロシアにできた。
プーチンは他国に財政破綻寸前のウクライナに金融支援させ、
ウクライナで重要なクリミアだけを
ピンポイントで支配下に置くことが可能になれば、
シリア情勢に引き続き、ロシアが戦略的勝利を収めたことになる。
ロシアはウクライナ全土を支配しなくても、
クリミア半島とその軍港さえピンポイントで抑えていれば、
サウス・ストリーム・パイプラインの安全性は確保できる。
クリミアはウクライナ内で経済開発が遅れており、
また差別も行われ、住民の60%以上を占めるロシア系は
「独立」か「ロシアに帰属」を望んでおり、
今回のウクライナ内乱でもいち早く
「ウクライナ非支持」と「国民投票による独立かロシアへの帰属か」を
決定する民主主義選挙による選択を全面に出している。
アメリカはマスコミを使い「ロシアは侵略者」と宣伝中である。
日本はアメリカ同調の反ロシアにまわることなく、
ドイツのメルケル案を支持し、国連以外でも国際機関調停に
平和的解決を見出す事を重要視する姿勢を見せ、
反米、反ロの色付けを避けたほうがいい。
2014/03/05(水) 12:15:20 | URL | 零崎涼介 #WkFKWbqY [ 編集 ]
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そして
「今回のウクライナの内戦が韓国鉄道が原因だった」との観測も出ている。
ば韓国いい加減にしろ速報 【法則発動w】今回のウクライナの内戦が韓国鉄道が原因だったって本当!?ウクライナが導入した韓国製の鉄道車両が欠陥品で運行ダイヤ乱れまくり→ウクライナ国民の怒りが政府批判へ→内乱だった!? http://blog-imgs-66.fc2.com/d/e/l/deliciousicecoffee/2014030605143774a.jpg 946: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2014/03/04 21:15:30 ID:iIKvgVAt 韓国鉄道が原因でウクライナ国民の怒りがだんだんヤヌコビッチ大統領に向かい政府の転覆原因になっていたwww 韓国鉄道「現代ロテム」 ←やはりw ウクライナ大統領「現代ロテムに決定したことは深刻な失敗だった」 【韓国経済】 現代ロテムが輸出したウクライナ高速鉄道、全面運行停止 (韓国紙 2014/02/14) http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014021410270652661 ウクライナ鉄道庁公式発表、10編成全てに技術欠陥の可能性で"異例的措置"、後続措置に関心集まる。 現代ロテムが、"原因調査中"として国内技術研究所チーム急派した。2010年に現代総合商社とコンソー シアム形態で3500億ウォン(350億円)で輸出した高速鉄道がとうとうダメになった。 ウクライナを走っていた、現代ロテム製高速鉄道10編成(90輌)が無期限運行停止にされた。ウクライナ政府 は技術欠陥だとしたが、まだ具体的な原因は把握されていない。これまで現代ロテムが輸出した鉄道電車 で技術問題により運行遅れ等はあったが、輸出全数車両が事前相談も無しで止まったのは今回が初めて。 ウクライナ鉄道庁は12日「韓国企業の現代ロテムから輸入した高速鉄道10編成の運行を全面停止する」と 公式発表した。ウクライナ高速鉄道は、キエフ・カリコプ・ドネツィクの3大都市を結ぶ速度160kmの車両。現代 ロテムは「10日からウクライナ郊外線運行が全面停止され、運行再開は分からない」とし、派遣したメンテナン ス担当が調査中という。 ウクライナ鉄道庁の運行停止決定は、数年間続いた現代ロテム製高速鉄道に対する国民の不満を意識した 措置と見られている。今回運行が停止されたウクライナ高速鉄道は、試運転段階から技術的問題で国民の 不満が高まっていたためだ。2012年12月の納品直後の半月間の試運転中にも高速鉄道は合計20回の故障 が発生してウクライナ国民を困らせていた。 昨年1月、ヴィクトル・ヤヌコビッチ ウクライナ大統領が、「高速鉄道に現代ロテムを決定したことは深刻な失敗 だった」と、国民に公式謝罪して事態沈静に出た。しかし、引き続き去年12月と今年1月にも高速列車に技術 欠陥が発生して、再び停車や遅延騒動が広まったことから、ウクライナ国民の不満は一層大きくなった。今年 1月に電車遅延で被害を受けた乗客に、ウクライナ鉄道公社は10万ドルを補償していた。 ウクライナ(キエフ)の天気:
きょうのグリーブナ(UAH) : 1 UAH =11.1173 円
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ここ一連のウクライナ•クリミアでの出来事をみて、戦後体制(戦後レジューム)が大きく変わろうとしているように思います。第2次大戦後、クリミア半島のヤルタで戦勝国(連合国United Nations)3首脳が戦後処理や国連(United Nation)について会談し、その後、世界はそれに基づいて動いてきました。 ヤルタ会談から70年がたち、今、クリミア半島のことで再び連合国(United Nations)が集まっていますが、今回は連合国同士の対決です。国連(United Nation)も役には立っていません。なんだか戦後体制の終焉をみているような、そんな感じがします。
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ソチ パラリンピック前に、クリミア情勢に一段落がついた。
クリミア議会が「独立」「同盟」をすっ飛ばして「(ロシアに)編入」とは驚いた。民主主義の勝利である!? 今回クリミアのように自治共和国、自治区、州や独立にゆれる地域をもつ国は世界に多い。ロシアのチェチェン、中国のチベット、イギリスのスコットランド、移民の国アメリカしかりである。各国とも明日は我が身といったところか。
今回のウクライナ危機、ロシアが「欧米がクーデターを起こさせた」「国民選挙で選ばれた正統な大統領はヤヌコビッチだ」と批判すれば、欧米は「平和的な市民デモ」と反論、欧米が「ロシアの軍事介入」「クリミアの自治政権をロシアの傀儡」と批判すれば、ロシアは「治安維持の要請があった」「地元の自警団」と反論する。「キエフでの政権交代」「クリミアでのロシア編入決議」、言い分を併せ聞けばどちらも「傀儡」であり、どちらも「民主主義」である。世界への問題提起なのかも知れない。
プーチン•ロシアのクリミアへの軍事介入は手荒ではあったが、多数の死者を出したキエフでの過激デモ暴に比べ、流れる血が一番少ない手順だったのかもしれない。ずるずる放置していればウクライナ国内が泥沼内戦になりかねない状況であったので、ひとまず武力衝突と内戦を回避できてよかった。クリミア自治共和国は、国内共和国であり、「独立」にはウクライナ国家の承認が必要であろう。また、クリミアは半島であり、ガス•電気•水道•鉄道をウクライナに依存している。クリミア自治共和国の独立問題は、そのままロシアの問題であり、プーチンも当然知っている。今後、ウクライナ危機がどのように解決されるかわからないが、落ち着くところに落ち着くような気がする、何となくではあるが、、、、
クリミア議会、露に編入決議 住民投票16日に前倒し
2014.3.6 21:24 MSN産経
混乱が続くウクライナ南部クリミア自治共和国の議会は6日、同自治共和国がロシア連邦の構成体となることを決議した。また、今月30日に予定されていたクリミアの地位に関する住民投票を16日に前倒しし、ロシアへの編入の是非について問うことを決めた。
さらにウクライナ東部の拠点都市でも、親ロシア派住民が州庁舎を占拠するなど、ウクライナの欧米傾斜を阻止しようという活動が相次いでいる。
ロシアに脱出したヤヌコビッチ前大統領の出身地である東部ドネツク州の州都ドネツクでは5日、親欧米の暫定政権を支持しない親露派住民数百人が州庁舎を占拠、ロシア国旗を揚げた。一方で暫定政権を支持する住民約1000人も、同市内でロシアの介入に反対するデモを行った。東部の別の地方都市でも、親露派、暫定政権派双方の小競り合いが続いているという。
暫定政権側は、親露派の背後にロシアがいるとみている。プーチン露大統領は4日の記者会見で、ロシア系住民が多い東部などが無秩序になり、住民の要請があれば軍事介入も辞さない方針を示している。
ウクライナ(キエフ)の天気:
きょうのグリーブナ(UAH) : 1 UAH =10.9094 円 |





