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第91回全国高校野球選手権大会・1日目(8日、甲子園)第3試合は激戦区・千葉をノーシードで勝ち抜いた初出場の八千代東(千葉)と、春夏連続出場でプロ注目の秋山拓巳を擁する西条(愛媛)が対戦し、西条が八回裏に日野の適時打で勝ち越し。3−2で西条が八千代東を下し、初戦を突破した。
好投手・秋山の前に一回、二回と三者凡退に終わった八千代東だが、三回表は先頭の7番飯田がチーム初安打となる中前打。飯田は二盗を成功させ、山岡の犠打で一死三塁のチャンスを作った。このチャンスで9番土田がスクイズをしっかりと決め、見事に1安打で1点を先制した。
1点を奪われた西条は三回裏、中前打の越智を犠打で二塁に進め、秋山が投ゴロに倒れたが、5番司馬が左翼線二塁打を放ち同点、続く徳永も二塁打を放ち連続長打で一気に逆転した。
1点を追う形となった八千代東は七回表、先頭の高橋が右中間へ三塁打。無死三塁のチャンスで4番上条がきっちりと大きな犠飛を放ち2−2。少ないチャンスをモノにし、終盤で同点に追いついた。
同点に追いつかれた西条は八回裏、二死から四球と安打で一、二塁のチャンス。ここで日野が左前打を放ち、八千代東の左翼手・高橋が後逸。二塁走者が生還し、1点を勝ち越した。結局これが決勝点となり、西条が接戦を制した。
勝った西条・田辺監督は「最後は(決勝打の日野に)代打も考えたが、県大会の決勝でもいいところで打ってくれたし、1本出て本当に嬉しかった」と、嬉しさを口にし、負けた八千代東・片岡監督は「秋山君を打ち崩せなかった。もう少し塁に出てかき回せればよかった。地元だけの選手でこれでけやれたのは選手たちも自信になったのでは」と、インタビューに答えた。
○明豊(大分)4−3興南(沖縄)●
明豊がサヨナラ勝ち。八回、今宮、阿部の連続長短打で追いつき、九回は四球と連続送りバント失敗で2死一塁。二盗した稲垣を、野口が左越え適時打で還した。興南は前半3点リードしたが、六回から登板した野口のテンポのいい緩急に、1安打に抑えられた。
▽明豊・大悟法久志監督 野口が追加点を与えず、勝つ可能性をつないでくれたのが大きい。今宮は球威に期待したが、逆に緩い球を打たれた。
○九州国際大付(福岡)8−4常総学院(茨城)●
九州国際大付が逆転で甲子園初勝利。2点を追う四回、連続四球を足場に1死一、二塁とし、三好が左中間へ同点三塁打。さらに小林の勝ち越し二塁打など打者11人の猛攻で一挙5点。先発・納富も四回以降立ち直った。常総学院は投手陣が踏ん張れなかった。
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