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優勝マジックナンバー1の巨人が23日、中日を5対3と下し、3年連続33度目、1リーグ時代を含めると42度目のリーグ優勝を決めた。4月7日から一度も首位を譲ることなく独走した巨人の2009年を振り返る。
■4月 14勝7敗2分
広島との開幕カードで2敗1分と不安な滑り出しとなった2009年。しかし、7日の横浜戦で今季初白星を手にすると、5連勝で一気に首位に躍り出た。その後、1分を挟んで6連勝まで数字を伸ばし、17日から今季2度目の6連勝を記録。27日の中日戦では亀井義行が岩瀬仁紀からサヨナラ逆転3ランと劇的勝利を挙げた試合もあった。下旬にはチームとして49年ぶりとなる3試合連続完封負けを喫したが、大きな痛手とはならなかった。
■5月 15勝8敗2分
交流戦を前に11勝3敗と圧倒的に勝ち越した巨人は、交流戦序盤も4勝5敗1分とほぼ五分の出だし。5月に目立ったのは、先発のゴンザレス。3日の阪神戦で今季初登板を果たすと、5連勝を記録して月間MVPを獲得した。また、6日の横浜戦で1番に抜てきされた坂本勇人がサヨナラホームランという衝撃的な1番デビューを飾ってチームを勢いづけた。さらに、小笠原道大も打率3割7分2厘、7本塁打、26打点と野手部門の月間MVPに輝いた。
■6月 11勝5敗2分
6月の交流戦は8勝4敗と4つ貯金をつくり、交流戦全体で12勝9敗1分と勝ち越した。守護神クルーンが14日に登録抹消されるも、越智大佑が6連投、山口鉄也が2度の4連投を経験するなど中継ぎ陣がフル回転した。また、16日の西武戦では木村拓也が逆転3ラン、17日の西武戦では古城茂幸が勝ち越し弾と脇役の活躍も光った。交流戦明けには東京ヤクルトとの首位決戦があったが、ここまで2勝の内海哲也が10奪三振、1失点完投勝利と奮起。序盤の山場を2勝1敗と勝ち越した。
■7月 11勝11敗1分
7月は11勝11敗1分と今シーズン唯一貯金をつくれなかった。4日の中日戦から3連敗。守護神クルーンが2度抹消された6月までの快進撃を支えた中継ぎの越智が防御率8点台と疲労もあった。ただ、3連敗を止めた8日の横浜戦から1分を挟んで5連勝と立ち直るところはさすが。その中でオビスポが中継ぎから先発に転向。原辰徳監督の51歳の誕生日となった22日の横浜戦での2失点完投勝利を含むチーム月間トップの3勝を挙げた。
■8月 17勝7敗1分
5日には2位・中日に1ゲーム差まで詰め寄られものの、25日から8月唯一の中日3連戦に3連勝。27日にはことし初めての優勝マジックナンバー27も点灯した。8月を終わってみれば、中日に4ゲーム差をつけて独走体制を築いた。8月を支えたのは、25試合でチーム打率3割5厘、31本塁打、127得点と打ちまくった打撃陣。ラミレスが月間打率3割7分4厘で野手部門の月間MVPを獲得すると、4日の広島戦でサヨナラ2ランを含む1試合2本塁打を放った亀井は月間本塁打8本とともにリーグトップの成績を残した。
■9月 15勝3敗1分(23日現在)
1日から1引き分けを挟んで5連勝をするなど、9月に入っても勢いは衰えない。16日の阪神戦では3点差を終盤にひっくり返される嫌な負け方をしたものの、17日の東京ヤクルト戦から7連勝。特に優勝マジックナンバーを5として迎えた21日からの中日3連戦で3連勝。圧倒的な強さを見せて、リーグ優勝を決めた。9月に目立ったのは、阿部慎之助。9月序盤には4試合で5本塁打を放つなど、23日までに月間11本塁打を記録した。
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