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男女同時開催の男子第51回、女子第21回東日本実業団対抗駅伝競走大会(毎日新聞社など後援)が3日、さいたま市から熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場に至るコースで行われた。男子(7区間77.5キロ)はHondaが3時間50分57秒で2年ぶり4回目の優勝、女子(6区間42.195キロ)は第一生命が2時間18分46秒で初優勝を遂げた。
男子は上位14チーム、女子は出場した13チームすべてが全日本大会の出場権を獲得。全日本大会は女子が12月19日に岐阜県で、男子が来年元日に群馬県で開かれる。
男子のHondaは3区でイブラヒム・ジェイランが区間賞の走りでトップを奪い、そのまま逃げ切った。2位は後半追い上げたカネボウ、3位は2区で宇賀地強が快走したコニカミノルタで、2連覇を目指した日清食品グループは4位だった。
◇7人一丸 4年ぶり
最長2区の中間点付近で、先頭集団を引っ張っていたHondaの石川は、3人のトップ争いから後退した。コニカミノルタの新人の宇賀地、今季一万メートルで27分台を出したカネボウの真壁がペースアップしたからだ。
ズルズルと崩れかねない展開でも、石川はしぶとかった。前回の全日本大会で終盤に競り負けた教訓から、チームがテーマとする「肉体、精神両面でタフになる」ことを主将が自ら実践。ピッチを落とさず2位の真壁を抜き、トップの宇賀地にも離されかけては食らいついた。8秒差の2位で3区につなぐと、ジェイランが1位を奪う。「石川が粘ったおかげで流れが来た」と明本樹昌監督。そこからはHondaのレースだった。
疲労や故障で欠場した主力の藤原、堀口は初優勝を狙う全日本大会では復帰予定だ。「スーパーエースはいないけど、7人が力を出しきれば」と石川。強風、上り坂に苦しめられる過酷な全日本のコースではタフさが求められる。そんな時こそ、層の厚い「駅伝力」が強みとなる。
◇東日本男子総合成績◇
(1)Honda 3時間50分57秒
(中尾、石川、ジェイラン、福山、池上、馬場、豊田)
(2)カネボウ 3時間51分37秒
(森田、真壁、メスフィン、木原、清水、松藤、入船)
(3)コニカミノルタ 3時間51分48秒
(下重、宇賀地、山本、松宮隆、太田、米田、池永)
(4)日清食品グループ 3時間52分19秒
(5)富士通 3時間53分50秒
(6)東京電力グループ 3時間55分27秒
(7)小森コーポレーション 3時間56分31秒
(8)JR東日本 3時間56分31秒
(9)ヤクルト 3時間56分49秒
(10)SUBARU 3時間56分59秒
(11)日立電線 3時間57分47秒
(12)自衛隊体育学校 3時間59分5秒
(13)プレス工業 4時間0分6秒
(14)警視庁 4時間0分49秒
=以上全日本大会出場
(15)コモディイイダ 4時間6分33秒
(16)新電元工業 4時間10分2秒
(17)JP日本郵政グループ東京4時間13分32秒
(18)平塚市役所 4時間14分41秒
(19)ボッシュ 4時間18分19秒
(20)東京消防庁 4時間20分22秒
(21)日立 4時間22分26秒
(22)厚木市役所 4時間30分22秒
(23)東京都庁 4時間32分7秒
※同タイムの7、8位は着差
◇男子区間賞と日本人最高記録◇
▽1区(11.6キロ)
森田知行(カネボウ) 35分47秒
▽2区(15.3キロ)
宇賀地強(コニカミノルタ) 44分49秒
▽3区(9.2キロ)
イブラヒム・ジェイラン(Honda)25分52秒
(7)高田千春(JR東日本) 27分26秒
▽4区(9.9キロ)
北村聡(日清食品グループ) 30分4秒
▽5区(7.4キロ)
清水大輔(カネボウ) 22分6秒
▽6区(10.6キロ)
松藤大輔(カネボウ) 30分1秒
▽7区(13.5キロ)
佐藤悠基(日清食品グループ) 40分3秒
男子総合
http://www.hnj.gr.jp/other/5121_men_result.pdf
女子総合
http://www.hnj.gr.jp/other/5121_women_result.pdf
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