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陸上の世界大学クロスカントリー選手権は11日、カナダのキングストンで行われ、男子10キロで鎧坂哲哉(明大)が30分8秒4で優勝した。野口拓也(日体大)は6位。女子5キロでは竹中理沙(立命大)が16分55秒6で4位に入った。
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2010年04月15日
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DREAMライト級王者の青木真也が“全米デビュー”を果たすことになった。
青木が出場するのは、4月17日にテネシー州ナッシュビルで開催される『ストライクフォース』。同団体のライト級王者ギルバート・メレンデスに挑むライト級タイトルマッチだ。この大会はアメリカ4大ネットワークの一つ、CBSでの生中継が決定している。
ケーブルテレビが発達しているアメリカだが、やはり最も影響力が大きいのは地上波放送。分かりやすく表現すれば、『サバイバー』や『CSI』と同じ局で、日本人アスリートの試合が中継されるということだ。
PRIDEの活動休止以降、格闘技人気が低迷していると言われるが、それはあくまで日本だけの現象である。アメリカではUFCが大ブレイクし、PPV視聴者数が急激に上昇。近年はイギリスやドイツ、オーストラリアにも進出している。世界的に見れば、MMAは隆盛を極めていると言っていい。UFCの対抗馬的イベントであるストライクフォースがCBSで中継されるのも、その盛り上がりを受けてのことだ。青木は“史上最大の格闘技ブーム”のただ中に飛び込むのである。
日本の団体を背負っての闘いが意味するもの。「アメリカのマーケットに太刀打ちできるのは、僕しかいない」
参戦発表記者会見で、青木はそう語っている。彼はDREAM旗揚げ以降、J.Z.カルバンやエディ・アルバレス、ヨアキム・ハンセンといった世界トップクラスのファイターに勝利。その実力は世界中の格闘技ファンから高い評価を受け、海外の格闘技メディアの多くは彼をB.J.ペン(UFCライト級王者)に次ぐ世界2位にランクしている。かつてのブームが過ぎ去り、新たなブームから取り残された日本で、青木だけは世界と向き合い、結果を残し続けてきた。
見逃してはいけないのは、彼がUFCと契約した五味隆典や秋山成勲のようにアメリカの団体に移籍するのではなく、DREAM所属選手としてストライクフォースに乗り込むということだ。日本の格闘技団体、より大きく捉えるなら日本の格闘技界を背負って闘うのである。野球にたとえるならメジャー球団入りではなくWBC。「DREAMを世界のトッププロモーションにするために、生半可な気持ちじゃ闘わない」という青木は、さらにこう付け加えた。「挑戦するんじゃなく、勝負しに行くんです」。
狙うは“PRIDE喪失”からの脱却。 もちろん、負けた場合のリスクは大きい。青木は「僕が負けたらDREAMが終わる」とまで言っている。日本では、多くの人間が“PRIDEを失ったこと”を引きずり、世界的なブームを見渡せていない。世界と対峙する唯一の存在である青木が負ければ、その傾向はさらに強まるだろう。ファンはいま以上に世界的なMMAの隆盛から目を背け、“PRIDEがあった時代”への郷愁とともに狭く、閉じた世界に引きこもってしまうことになるのではないか。
そうさせないためにこそ、青木は敵地に乗り込むのだ。彼が狙っているのは、日本人格闘家のレベルの高さを“全米地上波中継”でアピールし、日本の格闘技界を世界的MMAブームにリンクさせることにほかならない。世界の目を日本に向けさせ、日本の目を世界へ向けさせる。日本の格闘技ビジネスを世界レベルに引き上げ、“PRIDE崩壊=格闘技ブーム終焉”という日本の常識をひっくり返す。PRIDEがなくなっても、格闘技がつまらなくなったとは言わせない。太平洋の向こう側から、青木は日本に熱を吹き込もうとしているのだ。
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