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現地時間19日、米国ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターでUFC128「Shogun vs Jones」が開催され、第8試合ではミルコ・クロコップvs.ブレンダン・シャウブが行われた。
左へ回るミルコに対し、前に出て一気に距離を詰めたシャウブだが、パンチのクリーンヒットはない。サウスポーのミルコに、正面からパンチを打ち込むシャウブ、怖いモノ知らずといえる攻撃だが、ミルコにはそれだけプレッシャーがなくなってしまったのだろうか。
自ら組みついたミルコだが、ケージ際でブレイクがかかり、シャウブに後頭部へのパンチが注意される。再開後、やはりアウトサイドへ回るようになったシャウブが、スッと距離を詰めダブルレッグでテークダウンを奪う。簡単に距離を詰められたミルコは、寝技でもクローズドガードを取りシャウブの右のパウンドを受ける。
すると、リバーサルの仕掛けから立ち上がることに成功したミルコは、続くドライブからのテークダウン狙いは何とか耐え切り、ケージを背にスタンドをキープする。シャウブは首相撲からヒザ、ワキを差した状態でアッパーを見せる。ミルコは終了間際に、エルボーを入れ、1Rが終了した。
2R、左ジャブを伸ばすシャウブに対し、ミルコはステップバック。ジリジリと距離を詰めて、左ハイキックを放つも、シャウブはブロックし、テークダウンへ。再びマットに背を付けたミルコは、右パウンドを顔面に連続して受けると、思わず顔面を蹴り上げる。「奴が後頭部を殴ってきたから」というミルコだが、再開後もすぐに組みつかれる。ケージ際でポジションを入れかえながら、ヒザをボディに突き上げあう両者。ミルコはエルボーも見せる。
シャウブをケージに押し込んだ際にレスリング勝負を挑み、打撃戦にはいかないミルコ。ボディとヒジが交錯するなか、シャウブが鼻血を流している。残り1分を切ると、レフェリーがシャウブの後頭部への攻撃にペナルティ1Pを宣言する。
再開後、いきなり左ハイを見せたミルコだったが、シャウブは怯むことなく組みついてドライブ。ミルコはダーティボクシングからエルボーをヒットさせ、ラウンドを終える。
最終回、ペナルティでリードはなくなったとみていいシャウブが前に出ると、ミルコのローが急所を直撃、試合は中断する。
再開後、踏み込んで左を見せたミルコだが、直後にテークダウンを許す。ここは胸を蹴り上げたミルコが立ち上がるも、シャウブはさながらフットボール・タックルばりの突進を見せ、再びトップへ。果敢にパスを狙うシャウブは、ハーフから脇を差して立ち上がる。ミルコの立ち上がり際にパンチを見せ、距離がつまるとミルコもエルボーを見せる。
TUFシーズン10出演のシャウブと、PRIDEのスーパースターの肉弾戦は、ほぼ互角の展開となり、ミルコがここで左ハイを見せるも空振りに。残り90 秒、シャウブのダブルレッグを切ったミルコはがぶるが、シャウブが後方に立ち上がる。と、組みから打撃へ一瞬の隙ができたが、ミルコの左ローにシャウブの右フックが完ぺきのタイミングで放たれる。テンプルにこの一撃を受けたミルコは右側頭部からマットに沈むと、シャウブがパウンドの追撃一発、レフェリーはすぐに試合をストップした。
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UFCライトヘビー級タイトルマッチ
ジョン・ジョーンズ(23=米国)が初のライトヘビー級王者に輝いた。
PRIDEでも活躍した王者マウリシオ・ショーグン(29=ブラジル)を長いリーチを生かして3R2分37秒TKOで下した。新王者は「ショーグンよりも自分の方が調子は良かった。次は友人の(ラシャド・)エバンスと戦えと言うならやるよ」と話し、挑戦者となる可能性が高いエバンスと握手した。
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