薔薇好きパパの気まぐれ日記

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ダイハツ工業は19日、今年9月に発売予定の新型軽自動車に導入する低燃費技術「e:S(イース)」の概要を発表した。燃焼効率を高めた新エンジンの採用などで、従来の「10・15モード」よりも厳しい新燃費基準「JC08モード」で、ガソリン1リットル当たり30キロの走行距離を達成する見通しだ。

 同技術を搭載した新型車の価格は、最も安いモデルで80万円を切る設定にする予定。低燃費と低価格の両立により、エコカーとして台頭するハイブリッド車(HV)などに対抗し、経済性を重視する消費者の取り込みを図る。

 同技術搭載の新型車は10・15モードでも1リットル当たりの走行距離が32キロに達する見込みで、HVを除くガソリン車では最高レベルの燃費性能を持つことになる。

 同技術は圧縮比率向上と燃料噴射装置改良で燃焼効率を高めた新エンジンと、ブレーキをかけて車速が時速7キロ以下になると自動的にエンジンを停止する「停車前アイドリングストップ」機能とを組み合わせた。これに車両重量の軽量化、空気抵抗の低減などを通じ、燃費性能を大幅に向上させた。

 新技術を核にダイハツは「低燃費車としての軽自動車の魅力復活」(福塚政上級執行役員)を狙う。もともと軽自動車は、登録車と比べて低燃費で、価格の安さを優位性として市場を伸ばしてきた。しかし燃費38キロ(10・15モード)のトヨタのHV「プリウス」はじめ、同じく30キロのホンダの「フィットハイブリッド(HV)」など、軽をしのぐ燃費性能を持つHVが相次いで投入され、軽の燃費の優位性は低下している。

 価格面でも、HVや低燃費登録車の突き上げを受けている。例えば燃費27キロ(同)で、ダイハツの代表的な低燃費車である「ムーヴ」の最低価格は122万円。これに対してHVで最も安いフィットHVは159万円、マツダが新開発した「スカイアクティブエンジン」搭載の小型車「デミオ」は、燃費30キロ(同)ながら最低モデルは140万円で、価格差は接近している。

 このためダイハツは、イース技術搭載の新型車を最も安いモデルで80万円を切る思い切った価格設定にし、エコカー競争で主導権を握りたい考えだ。

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