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46歳ホプキンス王座陥落 微妙判定に会場騒然
リナレスはTKO負けで3階級制覇ならず
ボクシングWBC世界王座ライト・ヘビー級&ライト級のWタイトルマッチが現地時間15日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われた。
今年5月、ジョージ・フォアマンの持つ45歳9カ月の記録を抜き、史上最年長46歳4カ月でライト・ヘビー級世界王者となったバーナード・ホプキンスは、元王者のチャド・ドーソンを相手に初防衛戦に臨んだが、試合は思ってもないまさかの結末を迎えてしまう。
2ラウンド終了間際、ホプキンスが右ストレートを放つが、これをドーソンはダッキング。しかしその後でタックルのように肩でぶつかり、ドーソンがホプキンスを押し倒してしまう。これでマットに倒れたホプキンスは表情を曇らせ悶絶。なかなか起き上がれないでいると、遂にゴングが打ち鳴らされる。
混乱状態のリングに場内はブーイングで埋め尽くされ、ノーコンテストの裁定が下されると思われたが、レフェリーはドーソンにファール(反則)はなかったとして、試合続行できなかったホプキンスにテクニカルノックアウト負けの裁定。試合序盤、しかも釈然としない結末に場内はブーイングが止まず、後味の悪い結末となってしまった。
試合後インタビューに応じた新王者ドーソンは、「彼が仕掛けてきたことでこうなった。彼はどうせ痛いフリをしてるんです。(リプレイを見ながら)彼は背中が当たったのに肩を痛がっているでしょう。何があろうと私が新チャンピオンです。私は試合をしにきたんです。いい試合をしたくて3年間準備してやっとこのチャンスをつかんだんです。再戦? 何のためにするのか分かりません」と話し、ホプキンスを痛烈批判しつつ、再戦にも全く乗り気でない様子だった。
また、日本育ちの“ゴールデンボーイ”ホルヘ・リナレスが3階級制覇を目指しライト級王座決定戦に臨んだが、終盤11Rに痛恨のテクニカルノックアウト負け。序盤からスピードで上回ったリナレスだが、前に出てプレッシャーを掛けるアントニオ・デマルコに11R捕まってしまい、左ストレートから連打を集められレフェリーストップ。体格・耐久力の差が出たか、3階級制覇の夢はならなかった。
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