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大相撲名古屋場所千秋楽の23日、14日目に2回目の優勝を決めていた日馬富士は稀勢の里に敗れ、全勝は成らなかった。稀勢の里は10勝目。連覇が7で止まった白鵬は把瑠都の投げに屈し、3敗目を喫した。
大関取りの挑戦が来場所に持ち越しとなった琴奨菊は豊真将を寄り切って11勝目。鶴竜も10勝とし、稀勢の里と合わせ、3関脇全員が2けた勝利を挙げた。
十両は妙義龍が11勝4敗の優勝決定戦を制した。
◇各段優勝者の略歴
◆十両 妙義龍(みょうぎりゅう、西12枚目=11勝4敗)本名・宮本泰成。兵庫県高砂市出身。24歳。境川部屋。09年夏場所初土俵。186センチ、135キロ。日体大出身。
◆三段目 阿夢露(あむうる、西3枚目=7戦全勝)本名イワノフ・ニコライ・ユーリィビッチ。ロシア出身。27歳。阿武松部屋。02年夏場所初土俵。192センチ、121キロ。
◆序ノ口 佐久間山(さくまやま、西5枚目=7戦全勝)本名・佐久間貴之。東京都北区出身。22歳。北の湖部屋。5月技量審査場所初土俵。185センチ、151キロ。
◇三賞受賞者の略歴
◆殊勲賞 琴奨菊(ことしょうぎく、東関脇=11勝4敗)本名・菊次一弘。福岡県柳川市出身。27歳。佐渡ケ嶽部屋。02年初場所初土俵。180センチ、175キロ。08年春場所以来2回目。
◆敢闘賞 豊真将(ほうましょう、東前頭9枚目=11勝4敗)本名・山本洋介。山口県下関市出身。30歳。錣山部屋。04年春場所初土俵。187センチ、145キロ。10年名古屋場所以来5回目。
◇「やっぱり心」白鵬、千秋楽も完敗
○…白鵬は、過去1度しか敗れていなかった把瑠都に土俵下まで飛ばされる屈辱的な黒星。前日、優勝の可能性が消えたことで「気が抜けた。やっぱり心だね」と振り返った。連敗も、1場所3敗も10年初場所以来、1年半ぶりだが「悔いはない。もう終わったこと」。終始淡々とした口調ながら、連覇が途切れたことを改めて問われると「いつかはこうなると思っていた。今場所とは思わなかったけど」と、複雑な胸の内ものぞかせた。
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