薔薇好きパパの気まぐれ日記

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陸上競技トピックス

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 廃部の決まっていた名門、エスビー食品の陸上競技部を、ベイスターズのオーナー企業、DeNAが引き受けることになった。陸上界では過去に例のない、IT企業の大々的な進出が、どのような可能性を秘めているのか考えてみたい。

 明らかになっているDeNA側の条件は、'01年以来休止していた実業団駅伝に再び参戦すること。それ以外の活動は、まだ発表されていない。

 エスビー食品にとっては投資価値を見出せなくなった長距離チームのどこに、DeNAは価値を見出したのだろうか。それは会社の公式声明からいくらか読み取ることができる。

「アスリートと一般の方々と触れ合う機会を創出し、広くスポーツの普及発展に貢献する活動に努め(略)社会参加に取り組んでいきます」

 まず、重要なキーワードは「貢献」だ。DeNAの本業であるソーシャルゲーム業界は昨年、未成年者への高額請求問題から、年齢別の利用限度額を自主的に設けた。未成年の子供を持つ親にとってイメージのいい業界とは言い切れない。スポーツ界への貢献によって、イメージを一新したい思いがあるはずだ。

ランニング教室は、新たな顧客層との出会いの場に!?
 もう一つのキーワードは「一般の方々と触れ合う」という部分。具体的にはランニング教室による市民ランナーとの触れ合いだ。DeNAにとってこれは様々な可能性を秘めている。というのも、現在のランニングブームは、新たな市場を開拓するチャンスになるかも知れないからだ。

 ランニングブームは、'07年の東京マラソン創設以降、ケタ違いの勢いで拡大している。東京マラソンは応募が30万人を超え、'11年から始まった大阪マラソンも昨年の応募は15万5482人、'87年に約400人の出場で始まった北海道マラソンも、昨年は1万243人で行なわれている。

 ソーシャルゲームの顧客は20代、30代が中心で、未成年には利用限度額があることを考えると、今後成長していくには40代以上の年齢層にもアピールしていく必要があるだろう。

 東京マラソンを見ても分かるが、市民ランナーには40代以上が多い。ランニング教室は、DeNAにとって新たな顧客層との出会いの場になり得る。瀬古利彦・総監督は40代以上への知名度が抜群だから、ランニング教室にもこの年代が集まるはずだ。マラソンや駅伝に題材を取ったゲームの開発も考えられる。いずれにしても、市民ランナーをゲーム業界の新たな顧客として取り込む可能性が開けるだろう。

選手や監督に求められる新たな姿勢とは?
 DeNAが目標に掲げる元日の全日本実業団駅伝は全7区。現在のメンバー6人に加え、好待遇を提示して、優れた大学生を今後3人くらい獲得できれば、上位を狙えるチームは作れるはずだ。プロ野球で優勝を目指す戦力補強に比べれば、コストはかからない。年間の運営費は「数億円台の前半」(守安功社長)ということだから、昨年3月期の純利益が約345億円のDeNAにとって、それほど大きな投資ではない。

 エスビー食品の場合、コストをかけて駅伝に再参戦しても、本社の新規顧客獲得につながる可能性があまりなかったのに対し、DeNAは、それが見込める状況にあったと言える。企業スポーツの存在意義が、社員が一つになって応援できる「福利厚生」の場合は、会社の業績次第で経費削減の対象になる可能性が高い。しかし本社の業績向上に寄与する存在であれば、話は違ってくる。陸上競技に限らず、企業スポーツでもファンを顧客と考える姿勢が、選手にも監督にも必要なのかも知れない。

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 今夏に行われる世界選手権(モスクワ)の代表切符をかけて女性ランナーが浪速路で競う「第32回大阪国際女子マラソン」(日本陸上競技連盟、産経新聞社、関西テレビ放送など主催、日東電工協賛)は27日、大阪市東住吉区の長居陸上競技場を発着とする42・195キロのコースで行われ、前回2位でロンドン五輪5位のタチアナ・ガメラシュミルコ(29)=ウクライナ=が2時間23分58秒で初優勝した。外国人選手の優勝は3大会ぶり。

 大阪国際では過去、転倒を繰り返して19位に沈んだ第27回、終盤に失速して9位に終わった前回と、2度の苦い経験を持つ福士加代子(30)=ワコール=は自己ベストを更新する2時間24分21秒で2位。日本人トップで2時間24分を切るという世界選手権代表の内定条件には及ばなかったが、有力候補に躍り出た。

 2度目のフルマラソンに挑んだ渡辺裕子(25)=エディオン=は2時間25分56秒で3位。同じく代表選考会で昨年11月に行われた横浜国際女子マラソンで、日本人トップの2位に入った那須川瑞穂(ユニバーサルエンターテインメント)の2時間26分42秒を上回った。

 一昨年7月の出産を経て本格的なレース復帰となった小崎まり(37)=ノーリツ=は4位。過去、大阪国際を2度制している渋井陽子(33)=三井住友海上=は8位だった。

 時折、粉雪が舞う中、中間点で5人の先頭集団を形成したレースは、27キロ手前で福士がペースメーカーにつくかたちで独走態勢に入った。しかし、一時はトップに100メートル以上離されたガメラシュミルコが持ち前の粘りを発揮。ペースが落ちてきた福士との差を徐々につめ、競技場の周回に入る直前の残り約920メートルで逆転。そのままトップでゴールした。

 今大会は外国招待選手5人、国内招待選手5人、一般参加選手470人、ペースメーカー3人の計483人が出場。また「大阪ハーフマラソン」(21・0975キロ)も大阪城公園から長居陸上競技場までのコースで行われた。

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 高校駅伝の強豪校として知られる愛知県立豊川工業高校(同県豊川市)陸上部の監督を務める男性教諭(50)が体罰をしたとして、県教委が監督による部活動の指導自粛を求めた問題で、同校は26日、監督の体罰をきっかけに昨年4月以降、部員2人が転校や退学をしていたことを明らかにした。この期間には他にも部員10人への体罰が確認されたという。

 記者会見した竹本禎久校長らによると、監督は昨年7月下旬、長野県での高地合宿の際、男子部員の頬を両手で2回たたいた。その際、手が耳に触れ、部員は鼓膜に全治約2週間のけがをした。監督は「意識がもうろうとしていたのをはっきりさせようとした」と説明したという。その後、部員は部活動から遠ざかり、9月に転校した。また同年10月には、他の部員の前で数回の平手打ちを受けた女子部員が12月末に退学したという。

 今月11日に県教委から指示を受け、同校が全校生徒に体罰の有無を尋ねるアンケートをした結果、陸上部員10人に対し平手打ちや足蹴りなどの体罰があったことがわかった。複数回の体罰を受けたと申し出る部員も複数いた。監督は学校に対し「指導の一環で体罰ではない」と説明したが、同校は体罰と判断。退学・転校のケースを含め、部員計12人への体罰があったと25日に県教委に報告した。

 竹本校長は「あってはならないこと。反省したい」と述べた。体罰後の退学・転校を県教委にすぐに報告しなかったことについては「保護者や生徒の意向を優先させた」と釈明した。

 同校は26日の陸上部員の保護者会で経緯を説明。保護者からは「駅伝の全国大会出場には監督の力が必要」などと監督続投を求める声がほとんどだったという。監督の指導は自粛するが、陸上部の活動は継続する。

 一方、会見では、同校の男子バレー部顧問の男性教諭が部員に平手打ちをしたほか、別の男性教諭が教室で生徒に平手打ちをしていたことも明らかにした。

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 第31回全国都道府県対抗女子駅伝が13日、京都市西京極総合運動公園陸上競技場を発着点とする9区間、42.195キロのコースで行われ、神奈川が2時間14分55秒(速報タイム)の大会新記録で26年ぶり2度目の優勝を果たした。2位に兵庫、2連覇を狙った大阪が3位に入った。キャプテン・野口みずき(シスメックス)が欠場とした京都は9位に終わり、入賞を逃した。

 神奈川は1区で6位とやや出遅れるも、2区の秋山桃子(白鵬女高)で2位に浮上。3区以降も終始上位でレースを進めると、2位でたすきを受け取ったアンカーの吉川美香(パナソニック)が、直後に大阪の徳田夕佳(スターツ)を逆転。最後は独走で歓喜のフィニッシュを迎えた。


1 神奈川 2:14:55
2 兵 庫 2:15:18
3 大 阪 2:15:24
4 千 葉 2:15:46
5 静 岡 2:16:36
6 愛 知 2:17:17
7 群 馬 2:18:05
8 東 京 2:18:19
9 京 都 2:18:29
10 岡 山 2:18:35
11 鹿児島 2:18:37
12 福 岡 2:18:49
13 長 野 2:18:58
14 三 重 2:19:49
15 埼 玉 2:19:59
16 長 崎 2:20:07
17 福 島 2:20:16
18 広 島 2:20:22
19 茨 城 2:20:27
20 岐 阜 2:20:27
21 山 形 2:20:28
22 栃 木 2:20:30
23 大 分 2:20:33
24 新 潟 2:20:34
25 愛 媛 2:20:37 ★
26 富 山 2:20:39
27 岩 手 2:20:43
28 滋 賀 2:20:47
29 島 根 2:20:53
30 山 梨 2:21:02
31 宮 崎 2:21:09
32 和歌山 2:21:42
33 熊 本 2:21:45
34 徳 島 2:21:45
35 佐 賀 2:21:48
36 鳥 取 2:22:15
37 北海道 2:23:02
38 高 知 2:23:05
39 宮 城 2:23:13
40 福 井 2:23:36
41 石 川 2:23:59
42 青 森 2:24:04
43 山 口 2:24:09
44 秋 田 2:24:34
45 香 川 2:24:38
46 奈 良 2:25:37
47 沖 縄 2:31:01


愛媛県チームオーダー
1 井原 未帆 24 四国電力
2 宇都宮 恵理 19 大東文化大
3 岡田 佳子 14 保内中
4 伊藤 望 16 八幡浜高
5 影浦 あかり 18 済美高
6 清水 惇子 18 八幡浜高
7 村上 真帆 18 今治北高
8 近藤 夏美 15 新居浜東中
9 山岡 礼奈 20 松山大
山上 真里枝 19 松山大
井上 純奈 18 八幡浜高
石川 愛海 17 八幡浜高
小林 梢 15 新居浜東中

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 「瀬古、お前もか」

 やむを得なかっただろう、ことは十分に理解できる――。しかし、マラソン・長距離ファンにとっては、何だか複雑な気分でもある。

 3月末で廃部が決定しているヱスビー食品陸上部。かつての日本男子マラソンのスーパースターで、“長距離界の顔”とも言える瀬古利彦氏が率いるチームが、DeNAへ移籍することが決まった。DeNAは1月10日、陸上チームを新たに設け、瀬古氏を総監督に起用、ヱスビー陸上部の選手を受け入れると発表した。

■ 企業スポーツは縮小の一途

 「本当に、本当に、本当に感謝している」

 10日、東京・渋谷の渋谷ヒカリエで会見した瀬古氏は、みずからのチームを受け入れてくれたDeNAに、惜しみない感謝を示した。それも当然だろう。長引く経済低迷で、企業スポーツは縮小の一途。本業の支えにならない競技から、順番に撤退していく流れは止まっていない。

 「過酷だが地味」な陸上競技は、切り捨ての対象になりやすい。奇しくも同日、四国電力が3月末で陸上部を廃止すると発表したほどだ。
 瀬古氏のチームは、「箱根駅伝」で活躍した大学長距離界のスーパースターだった上野裕一郎選手(中央大学卒)や竹澤健介選手(早稲田大学卒)などを擁する有力チームながら、このご時世に受け入れ先を探すのは大変だったに違いない。

 そして、瀬古氏は受け入れ先を確保するために、重大な方針転換をしたように見える。みずからのチームであるヱスビー食品陸上部としては、控えてきた駅伝への参入である。

■ ニューイヤー駅伝で優勝を目指す

 「春田(真・DeNA)会長からは『駅伝は3年以内に優勝できますか? 』と聞かれました。『はい』と答えるしかない」。瀬古氏は今回の舞台裏をこう明かした。DeNAが瀬古氏に望んでいるのは、箱根駅伝と並ぶ正月恒例の「ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)での優勝」「五輪(オリンピック)でのメダル獲得」などだという。

 このうち、駅伝はDeNAが企業イメージを向上させるために特に有効だ。抜きつ抜かれつの混戦、ごぼう抜きの大逆転、区間新の快走――。元旦の朝から5時間あまりにわたって全国のテレビを通じて生中継されるニューイヤー駅伝は、実況で企業名が連呼され、絶好のPR機会となる。

 「私自身、駅伝は大好きなスポーツです。企業運営にも数多く通じるところがある」。DeNAの守安功社長も、会見でそう語った。DeNAがどこまでPR効果を狙っているかは分からないが、企業が従業員として選手を雇う実業団は近年、駅伝を最も重視している。


 一方、駅伝の解説に必ず登場する瀬古氏だが、ヱスビー食品陸上部の指揮官としては駅伝から距離を置いていた。「五輪(オリンピック)や世界選手権のトラックレースやマラソン(42.195km)で世界と戦う選手を育成することに集中するためだった」と、瀬古氏をよく知る陸上競技関係者は明かす。

 かつて日本のお家芸と呼ばれた男子マラソンだが、近年の世界大会では、海外勢に歯が立たないでいた。この遠因が、複数区間をたすきでつなぐレースである、駅伝にあると批判されることがある。

■ “非”実業団ランナーがマラソンで台頭

 たとえば、駅伝への強い取り組みはマラソン選手を強くするという観点からみると有効ではない。

 駅伝は最も長い区間でも1人20km前後。スピードを重視するなど、42.195kmを走るマラソンとは練習の質が違う。マラソンの体をつくるのには一流選手でも3カ月かかるとも言われ、駅伝を重視すればするほど、マラソンに集中した練習をするのが難しくなる。

 全国大会だけでなく、地区予選会も気が抜けない。強豪チームになると1人年間2000万円かかるともいわれる強化費を捻出している関係から、「サポーターである自社従業員の支持を得るためにも、駅伝で好成績を残さなければならないというプレッシャーが強い」とある選手は打ち明ける。

 ロンドン五輪の男子マラソン代表に選ばれた藤原新選手や、代表候補に上った市民ランナーの星、川内優輝選手が、駅伝を重視する実業団には属さないスタイルで、マラソンで頭角を表したのは、こうした流れを象徴している。
 DeNAの受け入れ条件として、駅伝への参入が必須だったかどうかはわからない。しかし、このご時世で新たに陸上チームを新設しようとする企業は、かなり少数派だろう。春田会長や守安社長の駅伝への強い関心を、瀬古氏がはねのけてまで交渉が成立できたか、といえば微妙だ。つまり、瀬古氏としては、背に腹は代えられなかったということかもしれない。

 それでも、名門・ヱスビー陸上部の行き先があってよかった。駅伝ファンとして、これはこれで面白くはなる。

 ただ、大学長距離界が傾注する箱根駅伝も含めて、そもそも駅伝は日本独自の競技だ。世界の強豪は恵まれた体格を持つうえ、マラソン専用の練習を積んでいる。一方で、駅伝にこだわり、制約を受ける日本のスタイルは世界トップアスリートと対極にある。

■ 日本の産業界とどこか似た構図

 日本国内の争いに没頭に国際展開で立ち後れる。頂点の実業団が駅伝に偏重することで招いたと指摘される男子マラソンの弱体化は、日本の産業界でしばしば目につく“ガラパゴス現象”と重なる。世界と戦うことを常に意識してきた瀬古氏でさえ、それにはあらがえなかった――。そう見えて仕方ならない。


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