薔薇好きパパの気まぐれ日記

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陸上競技トピックス

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 四国電力は10日、陸上部を男女ともに3月末で廃部することを発表した。伊方原発(愛媛県伊方町)の全面停止による業績悪化に伴う経営合理化策の一環。

 陸上部は92年高松市で創部。四国出身の選手を中心に地道な強化を重ねてきた。男子は毎年元日に行われる全日本実業団対抗駅伝に今年を含めて18年連続で出場を続け、女子も昨年12月の同女子駅伝まで計13回の出場を数える。選手は男子12人、女子8人の計20人が所属。11年世界選手権長距離代表の渡辺和也は昨年12月末に既に退社している。競技継続を希望する選手らは今後、移籍先を探すことになる。

 同社は12年度中間連結決算が150億1200万円の最終赤字(前年同期は160億3800万円の黒字)。伊方原発の停止で火力発電の燃料費負担が増しており、近く家庭、企業向け電気料金の引き上げを政府に申請する。

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 エスビー食品陸上部を受け入れるソーシャルゲーム大手「DeNA(ディー・エヌ・エー)」(本社・東京都渋谷区)が、3年以内の実業団駅伝日本一を目標にしていることが7日、分かった。受け入れの正式発表も10日に決まり、今後は全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)での優勝を目指し、選手獲得に動き出す。

 全長100キロ、7区間で争われるニューイヤー駅伝では、エスビー食品は過去4度の優勝を誇る。近年は部員不足で参加を見合わせていたが、陸上関係者によると「新チームは3年以内に同駅伝の日本一を目標にして組織される」と壮大な計画を持つことが分かった。

 まずは4月に東日本実業団登録を済ませ、予選となる11月の東日本実業団駅伝で12位以内に入ることが同大会の出場の条件だが、最大の関門は部員の勧誘だ。部員は現在6人。区間に配置する人数にも足りず、故障者なども考慮すれば最低でも10人の陣容は必要だと言われている。

 DeNA側では、10日に芸能人やプロ野球DeNA関係者を同席させ都内で受け入れの豪華発表会見を開くことが決定。エスビー関係者は「発表後に選手勧誘を始める」と明かすが、今春の新卒選手の獲得は極めて難しい状況。来春の新卒選手の勧誘も始まっている。チーム間の移籍は御法度だけに、掘り出し物の発掘が不可欠だ。

 ただ、ケニア代表としてロンドン五輪1万メートルで5位となったビダン・カロキ(22)や北京五輪1万メートル代表の竹沢健介(26)ら有力選手が所属。人数さえそろえば優勝候補に挙げられる。今年の同駅伝覇者・コニカミノルタの酒井勝充監督(52)は「きょう(エスビーの)田幸監督から報告を受けました。チーム数が減っていく中、とにかく良かった」とライバルの復活を歓迎した。

 チーム運営プランとして、サッカー界の“ソシオ”導入の計画も進んでいる。ファンによる「一口スポンサー」を募り、運営費に充てるというものだ。DeNAが陸上界に新風を吹き込む。

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■ニューイヤーは区間新の快走

実業団ランナーのハイレベルな走りと熾烈(しれつ)な優勝争いだけではなく、“山の神”柏原竜二(富士通)の実業団デビューも注目された元日の全日本実業団駅伝。エース区間22.0キロの4区で、見事な走りを見せたのは箱根駅伝の元祖・山の神、今井正人(トヨタ自動車九州)だった。

 その4区で最初に目立ったのは、4位でタスキを受けたスピードランナーの宇賀地強(コニカミノルタ)だった。宇賀地は、先頭グループの安川電機とトヨタ紡織に34秒差で走り出すと、10キロ27分53秒のハイペースで猛追。ロンドン五輪マラソン6位の中本健太郎(安川電機)と椎谷智広(トヨタ紡織)に13キロ過ぎで追いつき、積極的に集団を引っ張り始めた。だがトップと1分5秒差でタスキを受けた今井は10キロを28分09秒で通過したあと、スピードの落ちてきた宇賀地らをジワジワと追い上げ始めた。そして残り3.5キロからコースが向かい風になると急激に追い上げ、残り2キロ手前で宇賀地と椎谷に追いついたのだ。そこから激しい競り合いを繰り広げ、宇賀地には1秒遅れたが3位の椎谷には1秒先着して中継。20キロを宇賀地より29秒速い56分44秒でカバーし、ロンドン五輪1万メートル代表の佐藤悠基(日清食品グループ)が昨年作った区間記録を1秒更新する、1時間02分50秒で走りきったのだ。

「前半は落ち着いてというか、感覚的にはあれ以上突っ込めなかったと思いますね。僕は突っ込むというより、同じくらいのペースで押していくタイプだと思っているので。でも過去2回より速いタイムで入っているので、良い走りができたと思います」(今井)

 チームのメンバーを見れば、苦しい戦いが予想された。だがその中でも1区がトップと38秒差の11位。最初から苦戦が予想された外国人区間の2区では23位まで落ちたが、3区の小西祐也が区間2位の走りで13位まで上げた。それで勢いを得た今井の快走で、チームはゴール前まで続いた7チームでの競り合いを制し、過去最高の2位という結果を残したのだ。

「最初から1時間2分台を出そうとか、区間新を出そうという走りではなかったです。後半(ペースが)落ちない走りだったら結果はあとからついてくるくらいの気持ちでいました。本当に最後まで、向かい風になったところでも押していけたから、こういう結果になったのだと思います。ただ途中で、トップまでいけば何とかそういうもの(記録)も見えてくるかなと欲が出てきましたけど」

■元祖・山の神という幻影
 こう言って笑みを浮かべる今井は、2011年12月の福岡国際マラソンと12年3月のびわ湖毎日マラソンでロンドン五輪出場を狙った。だが福岡は川内優輝に敗れて2時間10分32秒で日本人2位(総合4位)。びわ湖は2時間17分50秒で総合42位と惨敗した。

「びわ湖は足の状態も悪かったから、終わってから何をしていいか分からなくなって脱け殻みたいになっていた時もあったんです。でも振り返ってみると、僕の中にはもちろん『やらなくちゃいけない』というのもあったし、『やりたい』というのもあったけど、その気持ちが強過ぎて気負った部分もありました。何か等身大ではなくて、誰かの目標や、誰かの結果に近づけようとしていた部分もあったと思うんです」

 マラソンになっても、“山の神”という名称はついて回った。本人もそんなことはすでに忘れているし、過去のことだと認識はしていたが、それを忘れようとしたということは、心のどこかで引っ掛かっていたのかもしれない、とも言う。

「監督やチームメートの理解でゆっくりさせてもらっている時にいろいろ考えて、陸上を始めた時はどんな気分だったかな、と思って高校時代の練習日誌を見たりしていたんです。それで高校時代に関わってくれた人と話をすると、『表情が違っていて、お前じゃないみたい』と言われて。それがすごく悔しかったけど、それを否定できない自分もいて。だからそれが現実だと思ったんです。でも、その時期が終わってから何かスッキリして『自分の走りをしよう』と思えたんです。それからは行動や発言、生活にも余裕が出てきたかな、と思いますね」

■ようやくたどり着いた、自分のペース

 森下広一監督は今回の快走の理由を、過去2回は福岡国際マラソンを走った後だったために、他の選手の練習内容を間引きしてやるしかなかったが、今回は同じメニューでできたからだという。さらにここ2年間は故障もなく、練習やレースの流れがつながっていることも大きいと言う。

 今井もそれを感じていた。
「高校時代はケガもなくやってきたから結果も出ていたと思う。でも大学から実業団の3年目くらいまでは気の緩みだったり、甘さが出たりしてケガもしていました。それがマラソンを意識することによって、点ではなくて、線でなければいけないと思うようになったんです。だから今回も駅伝のための練習というのは全然考えていなくて、東京マラソンへ向けた練習の一環でした。その中でみんなと速いペースでの練習もしたけど、意識としてはマラソンしかなかったですね。だから今回も走っている最中に、『アッ、こういう走りをマラソンでしたいな』とか『マラソンではこういう時にどう走るんだろうな』などと考えながら走っていたんです」

 今回の駅伝は、今の自分の力を出すことだけを考えて走ったと言う。それで区間新という結果を出せたことは自信になった。やってきたことが間違いではなかったことも確認でき、また一歩前に進めるのではと思えた。

「マラソンの世界選手権派遣標準記録は2時間7分台だけど、タイムに縛られずに良い走りをすることだけを考えてやれば結果もついてくると思うんです。福岡では30キロ以降はペースが落ちたけど、あの時は走りを見ても、表情を見ても力みの塊でしたから(笑)。前半で脳エネルギーも、体のエネルギーも、使い過ぎて持たなかったんだと思うんです。だからこれからやるべきなのは、今回のようにリラックスした走りで押していくことだと思うんです。そうすれば30キロ以降も持つ。それが僕の持ち味だと思うし、欲を言えばみんなが落ちてくるところで(ペースを)上げていくくらいの走りができればいいですね」

 これまでは『こうでなくてはいけない』と結果を求め過ぎていた部分もあった。だが今は一足飛びに結果を求めるのではなく、一歩一歩上がっていけばいいと素直に思えるようになった。

「区間新で走れたというのは素直にうれしいけど、今は、それをマラソンにつなげていくことしか考えていません」

 今井はこう言うと、爽やかな笑顔を見せた。

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 2011年にプロ野球・横浜ベイスターズの親会社となったソーシャルゲーム大手「DeNA(ディー・エヌ・エー)」(本社・東京都渋谷区)が、1954年創部ながら今年3月末に廃部予定のエスビー食品(本社・東京都中央区)の陸上部を受け入れる方針を固めたことが6日、分かった。複数の陸上関係者が明かした。マラソンで84年ロサンゼルス、88年ソウルと連続五輪出場の瀬古利彦スポーツ推進局長(56)らスタッフ、選手ら12人全員が移籍する形。今週にも正式発表される見通しだ。

 2011年にプロ野球に参入したDeNA(D社)が、今度は陸上界に進出する。D社が名門のエスビー食品陸上部を受け入れ、運営する方針を固めたことが分かった。同部は3月末で廃部が決まっているが、同4月の新年度から選手、スタッフ12人全員がD社の所属となり、瀬古利彦局長が総監督として陣頭指揮を執る。

 D社はスマートフォンなどを使ったソーシャルゲーム「モバゲー」などを運営するIT企業。99年に設立されたベンチャー企業だが、わずか8年後の07年に東証1部に上場した。11年12月には横浜ベイスターズをテレビ局のTBSから約100億円で買収。大きな注目を浴びた。12年4〜9月期の営業利益は約387億円と、前年比30・3%増の増収増益となるなど急成長を続けている。

 D社では社会貢献の一環として、自然保護活動やインターネットの健全化に向けた活動を重視してきた。スポーツ分野でもプロ野球の球団経営を行うと同時に、早くから別のスポーツビジネスの可能性を追求。復活を目指していたエスビー側との思惑が一致した。さらに、近年のマラソンブームもD社を後押ししたとみられる。

 参入1年目となった横浜での手応えも、陸上界への参入を後押ししたとされる。中畑清監督(59)を迎えた12年は、奮闘しながら5年連続最下位に終わった。しかし、地域密着を理念に掲げ、着実にファン拡大に向けた活動を行ってきた。横浜スタジアムとの本拠地使用契約の見直しや球団マスコットの変更、チケットの値段改定など次々と改革に着手。観客動員数も3年ぶりに増加するなど実績を残したことで、「陸上界への参入も可能」と判断したようだ。

 D社に“移籍”するエスビー食品陸上部は昨年8月、経営合理化の一環として同部の廃部を発表。その後、瀬古局長らが選手の受け入れ先を模索していた。

 1954年創部という名門は80年代には中村清監督(故人)の下で瀬古局長、84年ロサンゼルス五輪で女子マラソン初の五輪代表となった永田七恵(旧姓・佐々木=故人)、84年に続いて88年ソウル代表だった新宅永灯至(ひさとし=当時は雅也)、同銀メダルのダグラス・ワキウリ(ケニア)ら多くの名選手を輩出。現在も箱根駅伝に出場し、北京五輪長距離代表だった竹沢健介(26)、ケニア代表としてロンドン五輪1万メートル5位のビダン・カロキ(22)ら6人の有望選手が所属する。

 全日本実業団駅伝で84年から4連覇するなど黄金期を迎えた。だが、01年以降は個人競技が中心となり、駅伝への出場はなかった。広告塔として露出を求める企業と方向性が合わず、合理化の対象となっていた。選手とスタッフは新天地で競技に集中していく。

 ◆DeNA(ディー・エヌ・エー)99年3月に有限会社として、東京・世田谷区に設立。業務内容は主に携帯電話専用ウェブサイトの企画・運営。04年に開始した携帯電話専用のオークションサイト「モバオク」などで順調に売り上げを伸ばし、07年12月に東証1部に上場。06年にゲームサイトの「モバゲータウン(現Mobage)」を開始。11年に横浜ベイスターズを買収し、12年から球界参入。本社は渋谷区。資本金104億円。

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 日体大の寮の食堂にはそれぞれに自戒を促す「たすき」が飾られている。昨年、鶴見中継所で途切れたたすきと、繰り上げスタートで使ったたすきだ。「昨年は何とかなるという甘さがあった」と別府監督。19位に終わった屈辱を忘れずに、糧とするためだ。

 だから生活習慣、練習方法を一から見直した。昨年4月、別府監督の恩師、西脇工高の渡辺公二前監督を招聘し、規則正しい生活を徹底。以前は夜更かしする選手が多かったが、午後10時半に消灯。練習前にはグラウンドを清掃し、食事も残さず食べるようになった。矢野は「最初は窮屈だったが、当たり前になった。(走りに)安定感が出てきた」。結果が伴うことで選手に自信が芽生えていった。

 区間賞は5区の服部のみだったが、全員が区間7位以上と大きく崩れず「全部員がベストの準備をして結果につながった」と別府監督。戦前の予想を覆す優勝は、決してまぐれではなかった。


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