青いネオン管

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あたりまえの生活

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 地下鉄の駅は街の地下にあり(あたりまえだけれど)、そこは灯りがともっていてとても明るい(あたりまえだけれど)。その区画だけが地下に在りながら飛び抜けて明るい気もする。そこに地下鉄の車両が入ってきて停まる。地下鉄の車両は長い暗いトンネルを走ってきて、その明るい駅に停まる。駅の明るさはだけれども極めて寂しい感じもする。長い暗いトンネルはまるで苦悩を表しているようだ。そして乗客は家路に就き、暖かい家族とともに過ごすのだが、なぜかひどくわびしい気がする。あたりまえなこと、何も変わったことが起こらないあたりまえな生活。騒いだり冒険したりすることもないあたりまえな生活。家族とともに語らい、ありふれた食事をし、いつもと同じ地下鉄に乗る。だけど、それが幸せかもしれないと最近思う。

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 私は不思議に落ち着いている

 嵐のような激しい苦悩に引き裂かれようとしているのに

 私は黙って紅茶を飲んでいる

 秋の彩りのそのひとつひとつを心に噛みしめ

 生きているそのことだけで幸せだから

 懐かしい青色のネオン管の

 その悲しさを今では引き受けることができる

 あのとき夜のネオンに自分の哀しみを刻みつけた家族たちの

 その行き場のない思いが今分かる

 だから生きなくてはとみんなが言ってるような気がする

 私は不思議に落ち着いている

 雨の日も風の日も秋晴れの日も

 悲しみに泣く日も喜びに笑う日も

 同じようにそれは私の人生なのだから

師を計る弟子

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 芸術家が師を選ぶ。弟子入りをして勉強したいと言って。芸術家は様々な師を当たる。芸術家は、その師の描いたものでその師の力量を計る。計るとは、評価を下すことであり、自分のお目にかなうかのチェックをすることである。師を計る弟子。まさに師より上を行く弟子である。そんなふうにもう評価し尽くしているのならわざわざその師の弟子になるまでもないのに。そこまで至る技法が取得したいのであろうか。しかし、それももう分かってしまっているような気がしてならない。ひょっとしてその師を媒介にして名を売ろうとしているのであろうか。師はたまったものでない。

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 いつだって自分の存在を見つけて欲しいと願う若者はいる──。(小野啓『青い光』帯より)

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 人間には「他人を敬う」という尊い営みもありますが、逆に、他人を見下げていくという行為も多くあると思います。それは、見下げることによって、自分がいかによい人間かを自分に言い聞かせていくことなのかもしれません。しかし、いつ自分が、その見下げていた人間のようになるのか分からないのです。ほんとうに敬うということは、人の性格や生い立ちや学歴や住む場所などを越えた、人間として尊いいのちを生きている、そのことへの尊敬ではないでしょうか。

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