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大雨でもないのに起きた豊後大野市朝地町の地滑り。 このエネルギー源を調べるために2つのマップを描いてみました。 一つ目のマップはフィリピン海プレートが九州の東岸側から潜り込んでいる様子を示すマップで、熊本地震による影響をできるだけ避けるために、2016年8月以降、震源深度25kmから120kmの震源位置をプロットしてあります。 この潜り込みスロープこそ、豊後水道や日向灘で大規模地震を引き起こす位置になりますけど、それと同時にプレートが押し込む力はスロープ面と垂直となる方向へも伝わりますので、その力が内陸性の大規模地震などの引き金ともなります。 今回の地滑りについては、その住所が豊後大野市朝地町と公表されているように、豊後大野市は三重町、清川村、緒方町、朝地町、大野町、千歳村、犬飼町が合併して市制施行され、豊後大野市となっており、旧朝地町の座標が判明しませんでしたので、マップでは現在の豊後大野市役所(豊後大野市三重町)で示してあります。 旧朝地町は竹田市役所の北東、豊後大野市役所の西北西となります。 マップで見る限り、フィリピン海プレートの潜り込みはかなり深い位置となりますので、そのスロープ上での問題が浮上してきているわけではありません。 そこでフィリピン海プレートの潜り込みスロープから跳ね上がってくるエネルギーで起きている震源深度0kmから20kmの浅い地震を交えて、今年の地震記録だけでマップを描き直しました。 マップを見ると豊後大野市役所(豊後大野市三重町)の南東に7つの浅い震源を確認できます。 これはフィリピン海プレートの潜り込みにより跳ね上がってくるエネルギーで起きている地震です。 極めて微弱な地震ばかりですが、地震記録を洗い出すと主に3月頃に起きた地震です。 2017/01/11 06:26:03.1 32°49.6'N 131°41.1'E 12km M 0.4 大分県南部 2017/03/01 05:00:58.2 32°54.8'N 131°38.8'E 12km M 0.0 大分県南部 2017/03/06 13:22:07.7 32°47.0'N 131°40.5'E 10km M-0.2 大分県南部 2017/03/10 04:19:25.5 32°46.9'N 131°37.4'E 06km M 0.1 宮崎県北部平野部 2017/03/11 07:52:04.6 32°53.3'N 131°44.4'E 14km M 0.2 大分県南部 2017/03/26 13:50:01.9 32°50.4'N 131°33.0'E 13km M 0.4 大分県南部 2017/04/07 09:01:27.6 32°45.1'N 131°48.2'E 15km M 1.2 宮崎県北部平野部 最近の記録ではないため、『まさか』と思うかも知れません。 しかしエネルギーが地表の方向へ目掛けて送られていることに間違いはありません。 地滑りのような現象は複数のプロセスを踏むことが多く、それに時間が掛かっただけと考えられます。 このケースではフィリピン海プレートからの跳ね上がりエネルギーが豊後大野市朝地町付近にある帯水層へ影響を与えてしまい、地下水脈を変動させてしまったのが原因と考えられます。 矢印で示しているようにフィリピン海プレートからの跳ね上がりエネルギーが伝わっていて、その先に豊後大野市朝地町があるわけなのです。
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2017年05月25日
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