(要約)
5月30日、午前中を中心に小豆島の北側を震源とする群発地震がありました。
その震源を地図にプロットして見たところ、この地震も和歌山県南部がエネルギー源でした。
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5月30日、午前中を中心に小豆島の北側を震源とする群発地震がありました。
震源記録
2017/05/30 06:34:09.6 34°34.2'N 134°17.2'E 13km M0.4 播磨灘
2017/05/30 06:49:48.1 34°34.3'N 134°17.3'E 13km M1.0 播磨灘
2017/05/30 06:59:23.1 34°34.8'N 134°16.5'E 8km M0.4 播磨灘
2017/05/30 07:00:47.5 34°34.3'N 134°17.3'E 12km M0.7 播磨灘
2017/05/30 07:01:55.1 34°34.3'N 134°17.3'E 13km M0.7 播磨灘
2017/05/30 07:12:46.3 34°34.3'N 134°17.4'E 12km M0.6 播磨灘
2017/05/30 07:12:52.5 34°34.5'N 134°17.1'E 11km M0.8 播磨灘
2017/05/30 07:18:26.3 34°34.1'N 134°17.4'E 13km M0.7 播磨灘
2017/05/30 07:45:46.4 34°34.2'N 134°17.3'E 13km M1.9 播磨灘
2017/05/30 07:48:04.0 34°34.5'N 134°17.6'E 11km M1.2 播磨灘
2017/05/30 07:57:00.1 34°34.1'N 134°17.4'E 13km M0.6 播磨灘
2017/05/30 08:57:53.6 34°34.3'N 134°17.3'E 12km M0.8 播磨灘
2017/05/30 09:09:22.7 34°33.8'N 134°17.5'E 12km M0.8 播磨灘
2017/05/30 09:21:52.9 34°34.2'N 134°17.1'E 12km M0.5 播磨灘
2017/05/30 11:01:44.2 34°34.3'N 134°17.3'E 13km M0.8 播磨灘
2017/05/30 19:25:28.7 34°34.2'N 134°17.3'E 13km M0.6 播磨灘
この震源を地図にプロットして見たのが次の図です。
1つだけ深度が8kmの震源があり、そこが一連の地震の末端で、全体としては『北西−南東』方向への並びとなっています。
そのためエネルギー源は南東方向と推定されますので、紀伊水道付近の様子を描いてみました。
この付近で判明しているのは、志摩半島から潮岬へ伸びる熊野灘沿いのラインは、フィリピン海プレートが和歌山市方向へと潜り込むスロープであることと、土佐湾のラインもその湾曲状にフィリピン海プレートが潜り込むスロープであることです。
その2つのスロープは紀伊水道付近でクロスしていて、土佐湾側からの潜り込みは田辺市付近の海岸ラインを構成し、熊野灘の南、潮岬付近からの圧力は徳島県の南岸ライン(室戸岬以東)を形作っています。
そして紀伊水道の南から北へは、2つのスロープで作られる谷間になりますので、真北へのフィリピン海プレート圧力はそれほど強くありません。
そのような状況と、小豆島の北側で起きた群発地震の震源配列関係を見比べると、熊野灘沿いのラインが北西側へ加えているエネルギーが発端になっていると判断しました。
この付近からのエネルギーは西日本の広範囲へ影響を与えていて、和歌山市の地震群発や淡路島付近の地震原因、鳥取県や島根県でM6クラスやM7クラスの地震を起こすのも、熊野灘沿いのラインで起きているフィリピン海プレートの潜り込み圧力によるものと考えられます。
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