こんなことあった。
島に行きました〜その1「ふたりで南に行きなさい」と、ある運命鑑定士が言いました。
一昨年からいろいろと災厄が重なり、すっかり意気消沈
とりあえずは毎日を一生懸命過ごそうとしたものの、
底の底がアップしておらず、深みを泳ぐけれども水面に浮かべない、という感じ。
夫は最後の脳卒中から一年過ぎ、薬と自制のおかげで再発もなく、
先月から社会復帰してゆるゆるペースで働いています。
二人で生きて行く、たったそれだけのことなのに、
ワタシの周りで起きた出来事が重くのしかかったままで、背中が重い。
そして、運命鑑定士のドアをノックしたのです。
誰かに救いを求めてもいいよね?と言い聞かせながら鑑定士の言葉を聞く。
そして、「南へ・・・」というキーワードをいただいたのでした。
しかも9月2日に旅立つこと、遠ければなおよし、一泊では少ない。
方位学に基づく指針だそうです。
そして、思い切って仕事を捨て(辞めるのではない、ちょっとだけ休む)、
私達の町の真南、伊豆大島へ飛びました。
久しぶりの旅物語はここから始まります。
近くに調布空港があり、そこから伊豆諸島へ飛行機が就航しています。
このプロペラ機はドイツ製の「ドルニエ機」、19人乗りです。
ブルーがシャープで素敵です。
これに乗るのだ!
久しぶりの旅にウキウキ。
伊豆大島まではたった25分のフライトです。
「ちょっと、そこまで。」という短さです。
行ってきま〜〜〜す!!
機内は、せ、せ、せまいでっす・・・。
バスよりもせまい。
一緒に乗るのは
ビジネスマン、
釣りに行く学生、
故郷へ帰る親子など、
我々を含む計9名。
いよいよ離陸、エンジン音がリアルで話し声が消されます。
翼の下のシートだったので、こんな写真が撮れました。
離陸!!!
と思ったら、味の素スタジアムが真下に。
と思ったら、もう鎌倉の町が。
鶴岡八幡宮、参道もくっきりわかります。
と思ったら、江の島が。
青い青い海が迎えてくれます。
空も海も青い、透き通る自然の色だ。
「大島が見えてきたよ。」と夫の声に、窓から前方を見た。
緑色の陸地がくっきりと海に浮かんでいます。
予定よりも少し速い20分のフライトでした。
高いビルも無く、緑眩しく、でも、ここも東京。
こんにちは、大島。
やってきました、大島。
ありきたりな言葉だけど、それしか浮かばない。
キレイな海。
やっぱり、ここも東京。 そういえばオナカが空きました、
海ではオナカいっぱいにならないので、ランチタイム。
大島名物の「べっこう寿司」をいただきましょう。
島唐辛子のタレに漬けた白身魚の握りです。
お魚が新鮮でキリリと美味しいです。
腹ごしらえも済み、まだチェックインには速いので散策に出かけます。
この旅は「何もしない旅」にしようと思っていましたが、
やっぱりあちこちに出かけてみるのも悪くないだろうと。
路線バスに乗って、 「地層大切断面」に行きました。
(解説は観光サイトからいただきます。)
「地層大切断面」は、伊豆大島の火山噴火史を物語る
地層の大切な断面です。 およそ100〜150年程度に1回
という大噴火によって降り積もったスコリア・火山灰主体の
降下堆積物が幾重にも積み重なり見事な縞模様をつくっ
ています。外国の火山研究者にも広く知られた自然遺産
的断面で、高さ30m・長さ600mにわたって続き、その美しさ
から地元では『バームクーヘン』とも呼ばれています。
起伏に富み、一見褶曲のような見かけですが、火山体斜
面の尾根と谷の繰り返し地形を覆って降り積もった堆積物が
斜面勾配と直角に切られて見せた断面です。低い谷の部分
には溶岩が流れ込んでいるのも見られます。
まさにバームクーヘン、
太古の息づかいが聞こえてきそうな、迫力に押しつぶされそうな。
青い空は太古からの歴史をずっと見続けたのだろうか。
こんな風景の反対側には、美しい海が広がります、海も青い。
夕焼け間近になりました。
港にも夕方が訪れます、キラキラ光る海。
故郷の海も、こんな風にキラキラ光っていました。
海は好きです、夕焼けの海がダイスキです。
港町の近くには「浜の湯」という海岸べりに建つ温泉があります。
400円→200円(ホテルで割引券を購入)で入れちゃいますのよ。
大胆に水着姿の披露(混浴温泉です)!!(遠すぎてゴメン)
いい旅になりそうです。
こんなにのんびりするのは久しぶりです。
夫とふたりで、時間をゆったりと過ごすのも久しぶりかもしれない。
夫は夫で、私は私で、
それぞれの置かれた状況やこれからをいろいろと考えすぎて
固まった気持ちをほぐすことができなかった気がする。
この旅で少しでも伸びやかな気持ちを取り戻せたらいいなぁ。
なんてこと考えながら、今夜のごはんはこれです。
ツバキ油フォンデュ、セルフ串揚げです。
まさか全部がツバキ油ではないでしょうが(ツバキ油はお高い)、
なかなか楽しく、お魚料理も美味しくいただきました。
明日も晴れそうだ。
明日も伊豆大島は美しいだろう。
(その2に続きます)
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