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群書類従巻第三百八上
大和物語 上 三十二段
参考1
亭子のみかと=宇多天皇、寛平9年に突然皇太子敦仁親王を元服させ、譲位し醍醐天皇とする。
大和物語1・2段参照
うきやうのかみ=右京の大夫、源宗于(むねゆき)、三十六歌仙の一人、小倉百人一首28番。
大和物語30段参照
哀てふ・・・=懐かしいと言ってくれる人もいるように、
武蔵野の草にでもなっていたなら、目をかけてもらえたのに、目をかけてください。
哀=懐かしい
武蔵のゝ草=古今和歌集867、紫草が1本あるだけで、武蔵野の草は趣が有ると見える。
紫のひともとゆへにむさし野の 草はみながらあはれとぞみる
時雨のみ・・・=時雨ばかり降る山里の木の下は、(雨宿りしても)木の枝を折る人が
いるから雨漏りがします。私は昇進から漏れて、涙が滴っています。
沢山の掛詞が隠れてます。
(ふる)降る。経る、(をる)居る・折る、(もる)雨が漏る・昇進から漏れる、
(過)過ぎ・透き、「時雨・ふる・もる」は縁語、時雨は涙の意
かへり見給はぬ心はへ=顧みてくれない恨み言の心模様
なに事そ これを心えぬとて=これは何じゃ?ワケが分からん!
そうつの君=僧都の君、帝の側近
かひなくなむありしと かたり給ひける=哥を作ったけど全然、甲斐が無かったと語りました。
参考2(大意、先に読むと分かりやすいですよ)
源宗于(むねゆき)さん、昇進したくて不遇を嘆く哥を亭子の帝へ送りました。
帝は御覧になって「意味わかんな〜〜い?」って、
僧都の君へ渡しました。僧都の君がいきさつを語ってくれました。
あまり哥が上手すぎて、意味が分からなくてしまったんだ。
三十六歌仙の一人で、百人一首にも撰ばれているから凄すぎたんだね。
たくさんの掛詞が隠れているのを見ると、テクニシャン(技巧派)だったんです!
テクニシャンを目指し奮闘中。____
yoshyは、昇進の世界とは関係ない生き方でした。
役職や地位、そして資格のステップアップ、たいへんですね。
自分磨きとして頑張ってください。
決して地位で偉ぶってはなりませぬ。
偉くなればなるほど、へりくだり部下を励ましましょう!
いつの間にか、コメントが1万を超えていました。
古典のブログで、しかも原文ばかりなのに、
コメントをいただけるのは、うれしい限りです。
みなさんのコメントにより、逆に励まされてきました。
一番益を受けているのは、yoshy本人です。
これからも、いっぱい学ばせていただきます。
ありがとうございます。
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テクニシャンであっても、回りに理解する人がいなければ、滑ってしまいますね。高尚すぎて・・・。
寧ろ判断力や、和を保つ人こそが、リーダーになっていくのでは・・と思うのですが・・・。
祖母が度々申しておりました。目上の方のご好意には甘えてよいが、目下の者には、気を遣いなさい・・・と。
2013/2/6(水) 午後 2:12 [ 桂 黒猫 ]
桂さん、こんにちは。
私の洒落が、良く滑る理由が分かりました。
雪積もってないのに、スッテンコロリン。
2013/2/6(水) 午後 2:52
高尚ではないけど 遠回しすぎて言っている事が良く解らないと言われる私です。
えらいちゃうか(笑)
一番の劣等生で 頭の中に全然貯まってる気がしませんが
少しづつ何かしてみようかな〜と 前向きな気持ちをもらってます。
ありがとう。
2013/2/6(水) 午後 4:27 [ るう ]
哥で昇進というと源頼政を思い出しますね。
頼政の哥は分かり易かった?
今後も長く続けて下さい。
2013/2/6(水) 午後 6:46 [ 栗の木童子 ]
亘さん、こんばんは〜〜。
いや、同じです。婉曲すぎて伝わらないもどかしさ。
亘さん、優しくてずけずけ言えないんだね。
人柄ですね。
2013/2/6(水) 午後 7:51
栗の木さん、こんばんは。
のぼるべき たよりなき身は 木の下に
椎をひろひて 世をわたるかな
源三位は、見事に哥で出世を射止めましたね。
源宗于は、考えすぎ〜〜?
2013/2/6(水) 午後 7:56
yoshy さん は 何年も ブログを されてるんですか?
コメントが 三万 越え って すごい ですね(^o^)
勉強に なるのに、 ぜんぜん 威張ってもない、 自分の 知識を 惜しげもなく
みんなに 知らしめる こころの 広さ!
これからも 勉強させて 下さいませf(^_^)
2013/2/6(水) 午後 8:57 [ めろんぱんなのちょっとええ? ]
メロンちゃん、こんばんは。
3万じゃなく、1万です。
ブログ始めたのは、2010/10/19(火)開設。
この時は、失業中でした。
仕事無くて困っていたよ、ブログで前向きになれたよ。
知識は、惜しんではいけない。
大切なのは、知識を得る方法です。
私にとって得た知識は、あんまり価値がない。
2013/2/6(水) 午後 9:03
私はときには偉ぶりたいです。(>_<)
タダ・・偉ぶるだけのものがまったくないので・・へりくだってます。(>_<)
2013/2/6(水) 午後 9:18
ふぃっとさん、こんばんは。
知識の受け手でいると、与え手を越えられません。
世の中には偉大な知識人がいますね。
与え手がどんな勉強をしたかには、興味あります。
だから、人の本棚は気になりますよ。
2013/2/6(水) 午後 9:44
四万を越える訪問者、一万を越えるコメント、
おめでとうございます。
Yoshyさんの解説が分かりやすくて勉強になります。
これからも長く続けてください。
2013/2/7(木) 午後 10:44 [ カルボ ]
カルボさん、こんばんは。
古典は、高校の授業でも厄介者。
でも古典があるから現代もあります。
和歌では、人間は少しも変わっていなくて、笑い、泣き、恋をしています。
歴史では、過去から未来を目指せます。
芸能では、泣いたり、励まされたりします。
古典は、身近にあって欲しいモノです。
ありがとうございます。
2013/2/7(木) 午後 10:51