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小倉百人一首 67番 周防内侍(すはうのないし)
春ですから、春の哥を。
まずは、百人一首から。(本阿弥光悦書画)
周防内侍
春のよの 夢
はかりなる
手枕に
かひなく
たゝむ
名こそ
惜けれ
なにやら艶っぽい哥ですね〜♡♥
意味は、短い春の夜の儚い夢ほどの戯れ事に、あなたに手枕をしてもらうと、甲斐のない浮名が立ってしまうは、口惜しいことに思います。
どんないきさつが有ったか言うと、出典がその説明をしています。
千載和歌集964
二月はかり月のあかき夜 二条院にて 人/\あまた
ゐあかして 物語などし侍けるに 内侍周防 よりふ
して 枕をかなと しのひやかにいふを聞て 大納言
忠家 是を枕にとて かひなを みすの下より さし
入て侍けれは 読侍ける
周防内侍
春のよの 夢はかりなる 手枕に
かひなくたゝむ 名こそをしけれ
といひ出し侍けれは 返事によめる
2月の明るい月の夜に、二条院で人々が楽しくお話をしていたところ、周防内侍 少し眠くなってきたので、横になって「枕が欲しいわね」と小声で言ったのを、大納言藤原忠家さん。聞いて「是を枕に」にと、腕を御簾のしたから差し出したんだ。その時に「甲斐無き浮き名が立ちますよ!」と、読んだ哥なんですね。
「かひなく」は、「甲斐無く」と「かいな(腕)」が、掛かっていますよ。
大納言藤原忠家さんの返事も、千載集には有ります。
大納言忠家
契ありて 春の夜ふかき 手枕を いかゝかひなき 夢になすへき
大人の、ユーモアたっぷりの哥の遣り取りですね。
「春の夜の甲斐のない夢ですよ!」って、受け流しています。
最後に、以前に「大納言忠家」さんの記事を、
書いたことが有るんですが、
大変面白い記事なので、余裕の有る方は読んで下さい。
後悔はさせません。保証します。∈^0^∋
周防内侍と忠家の記事
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小倉百人一首
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確かに! 行って読んできて良かったです。有難うございました。
2013/3/7(木) 午前 11:50 [ トンビ母 ]
トンビ母さん、こんにちは。
古典は、堅苦しくなく、受験のためではなく、
楽しんで読み、益を受けるモノだと思っています。
日本の素晴らしい文化がありますね。
2013/3/7(木) 午後 0:16
師匠、こんにちは。
結局は、受け流された・・・お気の毒な歌ですね。(笑)
本阿弥光悦の書、画であるそうですね。
たしか焼き物、茶碗なども残っていたと思います。
ちょっと歪んでいたかな?
後悔させない師匠講座を拝読・・・(笑)
幼子は、自身の0な0に驚いて、にこっと笑いますよ。かつら
2013/3/7(木) 午後 3:49 [ 桂 黒猫 ]
こんばんは。
初めまして。
和歌で検索して、こちらを発見しました。
私も古典和歌が大好きです。
宜しかったら、ご交流いただけませんか。
お気に入りに入れさせて頂きました。
宜しかったでしょうか。
2013/3/7(木) 午後 11:07 [ sofashiroihana ]
桂さん、こんばんは。
伝・光悦。絵は??
書は、「光悦の謡本」の文字にとても良く似ています。
古典でも、お上品だけでなく、たのしいモノも有りますよ。
学校で教えてくれない古典も、良いでしょ!???
2013/3/8(金) 午前 0:16
sofashiroihanaさん、初めまして。
実は「ひさかた」さんのところで、お目に掛かっていましたよ。
基本、原文からの翻刻を中心に記事を作っています。
ですから濁点や句読点も無いテキスト中心になります。
お気に入り登録、ありがとうございます。
2013/3/8(金) 午前 0:27
↑はじめまして

また、素敵な方と巡り会えましたね
こういう色っぽいの 好きですよ。
yoshy塾の異端児より
2013/3/8(金) 午前 5:59 [ るう ]
わたるぅ〜さん、おはようございます
朝、はやいな。地震で飛び起きたところです。
学校の古文と違うし、テストもないからね。
粋な遣り取りは、たのしいね。
2013/3/8(金) 午前 7:38