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伊曽保物語 仮名草子 古活字本 国立国会図書館蔵本影印(勉誠社)
伊曽保物語 中
七 伊曾保 ひとに請せらるゝ事
参考1
えしつの都=えしつ(と)の都、エジプトの都
やんことなき=家柄や身分がひじょうに高い。高貴である。
学匠=学者、博士
金銀れうら=金銀綾羅、金・銀・あやぎぬ・うすぎぬ
誠に ひ々しく=誠に美々しく
才智りせい=才智利性
参考2 粗筋
エジプトに大変高名な学者がおりました。
この学者さん、イソホにまさりて醜い顔かたちでした。
ある時、自分のことは棚に上げて、イソホの醜さを笑おうとして、招待します。
部屋は金銀・綾絹・薄絹、玉を磨いて座敷を見事に飾り立てます。
招待されたイソホ、主の魂胆が分かり、主の顔にツバを吐きかけます。
怒った主人、どうしてこんなコトするのか??と。
部屋があまりにもキレイでツバを吐ける所は、
貴男の顔しか有りませんよ。
久々の伊曽保物語です。
調べたら今年の1月31日以来でした。
伊曽保物語は、本文に濁点が有りません。
句読点も有りません。
読む人は、補いながら読んでいました。
これが結構「脳トレ」になりますね。
まずは粗筋を読んでから、本文へ行ってください。
どうぞ、声に出して読んで下さい。
自然と濁点の入る場所が見えてきますよ。
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伊曽保物語
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本当に1回読んでも意味が通りませんね。
数回読んで、そして粗筋を参考にようよう理解出来ました。
2013/5/13(月) 午後 5:00 [ 栗の木童子 ]
声を出す事が基本ですね。
自分で書いた原稿も、一度声を出して読むと間違えに気づきます。
2013/5/13(月) 午後 5:34
こんばんは。
師匠のお陰で、貴重な経験をさせていただいています。
60の手習い・・・イソップ物語を音読で・・・たどたどしくも、次第に読めてくるのが面白いです。ありがとうございます。かつら
2013/5/13(月) 午後 7:57 [ 桂 黒猫 ]
イソホさん、唾を吐くのはいいことではありませんが・・・
うまい、返し!ナイス!
2013/5/13(月) 午後 9:05
オトロシイ^^;
2013/5/13(月) 午後 10:45 [ sannda_s ]
ちょっと トンチの キイタ 切り返しなんでしょうね(^.^)
いじわるな 根性で そんな ことを するから いやな ことを されるんですよね?!
でも、つばを吐くなんて?!
ひとの ことを どーの こーの 、言うもんじゃないですね(*^^*)
悪口は カッコ悪い ですよね?!
出来るだけ 私も やめよ!? (^o^)
2013/5/13(月) 午後 11:09 [ めろんぱんなのちょっとええ? ]
栗の木さん、こんにちは・
濁点を補いながら、文節を切りながら読むことは結構難しいことですね。
昔の人達は、普通にこの事をやっていたのですから、
想像力や読書力は、畏れ入るばかりです。
2013/5/14(火) 午前 11:40
原始人さん、こんにちは。
音読の大切さを、こうした濁点の無い文章で実感できます。
何度も読み返すことで、自然と濁点の位置が見えてくるんですね。
2013/5/14(火) 午前 11:42
桂さん、こんにちは。
この草子が、書かれた時代は、キリシタン弾圧が厳しかった頃。
それでもイソホが、残ったわけはやはり中身だったんでしょう。
読書百遍、あらためてイソホから教えられました。
2013/5/14(火) 午前 11:46
ふぃっとさん、こんにちは。
そうだね、唾を吐くのはいけないけど、
ホントに上手い切り返しでした。
最後は学者さんも、笑って仲直りしました。
2013/5/14(火) 午前 11:48
sannda_s さん、こんにちは。
「オトロシイ^^; 」確かに、ケンカになっちゃうよね。
でもあまりの切り返しで、笑っちゃったんだよ。
2013/5/14(火) 午前 11:50
メロンちゃん、こんにちは。
最近は、山の神が韓流ばかり見ていて、テレビ見てないんだ。
みんな仲良く愛ある交わりが大切です。
でも意地悪があったとき、ユーモアの切り返しも必要かな。
確かに「唾」は大げんかになってしまいますね。
2013/5/14(火) 午前 11:54
こんにちは。
イソップですね。
「えしつの都」・・・初めてお目に掛かる言葉でした。
一読、笑ってしまいました。
汚い所が、自分では自覚していなかった自分のお顔だけだったと知った時、「やんことなき学匠」は何を悟ったのでしょうか。
天に唾を吐いたら自分に返ってくるのですね。ちょっと違うかな。
ナイスぽっちん。
2013/5/15(水) 午後 5:14 [ sofashiroihana ]
sofashiroihanaさん、こんにちは。
伊曽保物語は、仮名草子。江戸初期の草子ですので、まだ天草の乱から、
そんなに年月が立っていません。
それでも伊曽保物語が生き残っていたのは、それだけ質の良い寓話・説話があったんですね。
2013/5/16(木) 午前 11:04