伊勢物語と仁勢物語

パロディーと諧謔の、仮名草子。

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シリアル生活33・34・35日目

33日目朝、
ポテトサラダに、牛乳に浸したミューズリー1/2カップ。

昼、
ミューズリー入りクッキーが、無くなったので3回目のクッキー作り。
3回目になると、比較的馴れてきたみたいで、スムーズに出来た。
今回は、シナモンではなくバニラエッセンスで香り付け。
出来立てを、数枚とリンゴジュース。

34日目朝、
ミューズリー入りクッキーと水、ミカン。
急いで家のこと済まして、古本祭りの神田に行きました。
昼は、
神田で、遅い昼食。ビール、餃子、ラーメンです。
シリアル・アルコール解禁日です。
買った本を見ながら、ビールをグビッ!
餃子をガブッとやると、中から汁がピュッと飛ぶ。
家に帰っても飲めません。女郎花物語の仕上げです。

3000円の「お伽草子」が、300円。新品棚ズレ品。
浅間の本地、うたたねの草子、精進魚類物語が入ってる。
うれしい。

35日目朝、
ミューズリー入りクッキーとリンゴジュース。

昼は、
ラーメンとビールをグビッ!
昨日の解禁日の延長です。
意思が弱くてすいません。

風邪気味でゴロゴロしてる。
\?\᡼\? 52

女郎花物語 下-2段

女郎花物語 仮名草子 内閣文庫本(古典文庫)

女郎花物語(をみなへし ものがたり) 下

2段(しやうやうじんの事)
イメージ 2

文集にいはく △蕭々暗雨打窓声
といふことをだいにて よめる哥に
ごしういしうに    大弐三位高遠

  こひしくは 夢にも人を みるべきに
  まどうつ雨に めをさましつゝ

これは しやうやうじんのことなり げんそうと申
けるみかどのきさきひめ 上やう人 
やうきひにそばめられて、六十までみかど
に見えたてまつらで 一しやうむなしきと
こにむかひて夜をあかし 日をくらしわび
て はるあきのすぐるをもしらず みかど やう
きひをあひして 世のまつりごとをしたま
はざりければ 天下うれへうごきて やうきひ
をがいしてけり みかどなげきにしづみ
給ひて 月日をくらせたまふ はうじと
イメージ 1
いふ人 ほうらいきうにいたりて やうきひに
たづねあひて みかどの御なげきをかたり
やうきひの申ことを そうしたることあり
しういしうにいはく

  おきつしま 雲ゐのきしを ゆきかへり
  ふみかよはさん まぼろしもがな

此哥は かのことをよめり まぼろしとは はうじ
がことなり かくみかどのきさきをだにも 臣う
れへうごきて がいしたてまつることなれば まつ
せにをゐては なを かやうのこと侍るべし ひ
とへに おとこのこゝろにばかりしたがひて
めしつかうものを おろかにすまじきことなり
君はふね 臣は水といふことの侍れば たかき
も いやしきも、つかうものなくては かなはぬな
り いかに ふねありても 水なくしては はる     
かなるかいしやうなど やす/\とわたる舟  
の とくあるべからず 臣をば たいせつに思ひ                方士、東方朔
たみ百しやうをば あはれむべきなり えんぎ
の御代には よの中あしく、たみうれへ ある
ときは みつき物をゆるし侍りて たみの
さかゆくをよろこばせ給ふときの 御せいに
こきんしうに

  たかきやに のほりてみれば けふりたつ
  たみのかまどは にぎはひにけり

かくあそばし侍る御せいも ありがたくこそ
あるひは たみの夜さむならんことをおぼし
めしやりて さむき夜に 御衣をぬか
せ給ひける となん申つたへ侍る ちか比のこと
にや 此心を御せいに

  我袖に おもひしれとや こほるらん
  たみの夜さむの ありあけの月

かゝるためしの侍れば たかきも いやしきも
ほど/\にしたがひて、しよりやうの ひやく
しやうをば あはれむべきことにこそ侍れ
たうじは いかなるをんごくまでも しよほん
しよさいこくさいしやうして 見いだし きゝい
だし くまなく ねんぐをおさめ侍り ぜん/\
のごとくにだにも ねんく侍らば さのみ
百しやうをば わびしみまじきことにこそ 又
だうじやのきしんをおとし あたりの所領
いげ、ゆめ/\わうりやうすべからず むかし
そわう 国をうばばんとす そのとき そん
せうけう これをいさめていはく そのゝにれ
の木の上に せみ露をのまんとすること
あり うしろに たうらうのをかさんとすること
をしらず いもじり 又うしろに すゞめのをかさん
とすることをしらず すゞめ 又いもじりをのみ
まもりて にれの木の下にゆみを引て
わらはべの をかさんとすることをしらず わら
はべ 又すゞめをまもりて まへにふかきたに
うしろにほりのあるをしらずして 身をあや
まてり これ、みな前利をおもひて のちの
がいをかへりみぬゆへなり と申せり。わう此とき
さとりをひらきて 国をうばばんといふこと
とゞまり給ふ かゝるためし侍れば ほんごく
ほんりやうだにも さういなくは わりなきこゝろ
をば もつまじきことなり かの上やうじん ほん
のきさきにて侍れども やうきひにそばめら
れて 六十までみかどに見えたてまつらで
一しやうむなしきとこに侍り かゝるためし
も侍れば ねたきことありとも たえ忍ぶべ
きなり やうきひ 又 あまりにおもふまゝに
ふるまひ侍れば 臣うれへおこりて がいし
侍り 玄宗 陽(ママ)貴妃にめでゝ 国のまつり
ごとをしたまはざるによて さいあひの
きさきにはなれ侍り よきほどに 身を
もつべきことにこそ ある哥に

  さむしろに 衣かたしき こよひもや
  我をまつらん うぢのはし姫

宇治のはしひめとは 大明神とて うぢの
はしのもとにおはします神なり その神の
御かたへ うぢのはしのきたにおはする離宮
と申神 夜ごとにかよか給ふとてあかつ
き をびたゝしく なみのをとのする となん
かのきしへに侍る どみんら申侍りし
又 はし姫の物がたりにいはく
むかし つま二人もちたりけるおとこの ほんの
つまつはりをして 七いそのめをねがひける
ほどに たづねにうみへゆきて りうわう
にとられてうせにけるを ほんのつまた
づねゆきけるほどに はまべなるいほり
にやどりけり をのづから 此おとにあひ
にけり 此うたをうたひて かいへんよりきたれ
るなり さて ことのやうをいひて あけければ
うせぬ 此つま なく/\かへりにけり いまの
つま 此ことをきゝて はじめのごとくゆきて
此おとこをまつに 又 此哥をうたひて き
たりければ 我をばおもひいたさずして もと
のつまをこふるにこそ と ねたくおもひて
おとこにとりかゝりければ おとこも いゑも
ゆきなどのきゆるごとくに うせにけり
此物がたりにも ほんの女をたいせつにする
と見えたり いまのつま 此世になきおとこ
にあひてだにも ねたき心をもつにこそ
おそろしく侍れ ほんのめも あまりなる
ことを つはりにいひて おとこをうしなひ
侍る よきほどに おとこにも あまへ侍る
べきことにこそ

参考1

文集=白氏文集
蕭々暗雨打窓声=蕭々たる暗雨窓を打つ声、
    玄宗皇帝の寵愛を受けぬまま独り寝の老いてゆく宮女の嘆き
ごしういしう=後拾遺和歌集、1015
大弐三位高遠=藤原高遠、平安時代中期の歌人、正三位・大宰大弐。中古三十六歌仙の一人
しやうやうじん・上やう人=上陽人・じょうようじん、上陽宮にいた宮女。
    楊貴妃が玄宗皇帝の寵愛を一身に集めたため、他の宮女が不遇な一生を送ったところから、
    女性、特に宮女の不遇をたとえる語として用いられる。
げんそう=唐・玄宗皇帝
やうきひ=楊貴妃
そばめられて=側められて、脇にやられて
天下うれへうごきて=安史の乱、安禄山の反乱
やうきひをがいしてけり=楊貴妃を害してけり、馬嵬にて楊貴妃は殺された
はうじ= 方士、方術を行う者、道士、東方朔のこと
ほうらいきう=蓬莱宮、不老不死の仙人が住む蓬莱山・蓬莱島の宮殿
そうしたる=奏したる、天子に申し上げること
君はふね 臣は水=君は船なり臣は水なり、水能く船を浮かべまた能く船を覆す、荀子
かいしやう=海嘯
えんぎの御代=延喜の御代、この時代は醍醐天皇
御せい=御製・ぎょせい、天皇が手ずから書いたり作ったりした文・和歌・絵画などをいう
たかきやに・・=高き屋にのぼりて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり 新古707仁徳天皇
しよりやう=所領、領有すること、その土地
しよほんしよさいこくさいしやうして=しよほん・しよさい・こくさい生じて????
わびしみまじきこと=気落ちして切なくさせないこと
だうじやのきしん=堂社の寄進、神仏をまつる堂や社の寄付
いげ=以下・已下、それより下、いか
わうりやう=横領
そわう=楚王
そんせうけう=孫叔敖
たうらう=蟷螂、カマキリ
いもじり=カマキリの別名
まもりて=目を離さないでじっと見る、見守る
わりなきこゝろ=理無き心、道理に合わない心
衣かたしき=共寝は二人の衣を重ねて敷が、片方だけ敷いているのは独り寝
うぢのはし姫=宇治の橋姫、宇治橋を守る神で、住吉大明神が夜ごと通ったという伝説がある
つはり=新しい命のきざしが動き出す、つわり
七いそのめ=七つ磯の海布(め)
りうわう=龍王

参考2

色々話が集まって、話が散漫になっているようですね。
楊貴妃の登場によって、「六宮の粉黛は顔色無きが如也」で六十歳になるまで、玄宗皇帝にまみえることなく、一生虚しく夜を過ごす女性達も哀れです。
亡き楊貴妃と東方朔の話は、能「東方朔」に詳しく有ります。
後半のほんの女の話、貴船の神に祈り鬼に変身した能「鉄輪」の女とは、随分話が違います。


この話の資料に、「片仮名本・十訓鈔」(古典文庫上・下)を買った。
随分と値をふっかけやがった。ネットで値段調べて行ったのに倍の値段。
足元見たようだ。少し頭に来た。
\?\᡼\? 52軽鴨の介______φ(.. )

追加:楊貴妃役は殷桃(イン・タオ)「蒼穹の昴」にも出ていました。たまらん♡♥


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