伊勢物語と仁勢物語

パロディーと諧謔の、仮名草子。

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女郎花物語 下-21段-2

女郎花物語 仮名草子 内閣文庫本(古典文庫)

女郎花物語(をみなへし ものがたり) 下

21段-2(親に孝行の事-その2)

前篇荒筋:親孝行な家持の娘、母の身代わりとなるが、
神仏の憐れみにより生き延び、天皇の后になった。

イメージ 2

又 いはく 
もろこしに 齊の閔王のきさきは しゆく
れうといひて いやしきたみのむすめ
なり 野にゆきてなをつみけるに みかど
かりにいでゝ 見給ひけるに、なをのみ
とりて みかどのぎやうかうを 一めだに見

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たてまつらざりければ あやしひて よし
をとひ給ふに 我おやのめいによりて な
を つみ侍る 御かうをみるべきこと かの をし
へにあらずと 申けり いかにも たゞものに
あらず ことしりたまひて たちまちに
いざなひたまひければ いゑにかへりて
ちゝはゝに 此よしを申て ゆるされを かう
ふりてのち めしにしたがふべき とぞ申
ける かくいみしき こゝろたてによて あや
しかりける身なれども きさきになり
侍る かゝれば をうなは よくおやのめいに
したがふべきなり 我と しいづることば くや
しきかたも おほかりけるものなり かの
ふたりのをうな おやにかう/\の こゝろた
て さりぬべきゆへに みな きさきになり
侍る されば 女は、うか/\しからず さるべ
き身もちにて侍らば かくよき さいは
ゐもあるべきことなれば いかにも かやう
になん あらまほしきことにこそ侍れ

参考1

齊の閔王=田斉の5代君主、湣王(びんおう)
しゆくれう=うなじに大きな瘤があったので宿瘤と呼ばれていた。
なをつみ=菜を摘み
みかど=齊の閔王
ぎやうかう・御かう=行幸
よしをとひ=由を問い
こゝろたてによて=心立てに依って、気だて、性質
しいづることば=為出づる言葉
うか/\=ものごとの状態や人の心などが安定しないさま

参考2

宿瘤(しゆくれう)は、うなじに大きな瘤があったので疎まれていたのかもしれません。しかし親の言い付けを良く守る、うか/\しくない娘でした。ある時この地方に王様、貴族がやってきます。若い娘はワクワクしながらお出迎えします。宿瘤は、親の言い付けと、引け目が有ったのかも知れません。もく/\と菜を摘み(桑の葉?)、王様に目もくれませんでした。逆に王様は宿瘤に興味を持ちました。また宿瘤は、王命であっても、父母の許しを得て行動する、まことに理に適った道徳心を持っていました。その心映えに感心した閔王は、后にむかえました。
『列女伝』巻6−11「斉宿瘤女」
¥¤¥᡼¥¸ 12

今は、親の許しを得ないで男女は仲良くなる。
いい時代なのかも知れない。
でも、親の経験は、
それなりに価値のあるものですよ。

軽鴨の介______\?\᡼\? 12

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