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ちょっと怖〜〜い、仮名草子。
因果ものかたり 平仮名本 赤木文庫本複製 古典文庫
因果物語 巻二
七 慳貪(けんどん)なる人 死して馬に成たる事
参考1
慳貪(けんどん)=けちで欲が深いこと
越知川=近江の国に有るので「愛知川・えちがわ」と考えられる。
東近江市五個荘地区は、近江商人発祥の地
うしろゆび=後ろから指さして、そしること。陰で人の悪口を言うこと。
正保四年=1647年
参考2
慳=物惜しみをすること、貪=貪欲なこと
慳貪から、「つっけんどん・突っ慳貪」が出来る。
「突っ」が付くことにより、強調した意味になり、
ケチが高じて、とげとげしくものを言ったり、
乱暴なふるまいをしたりするさまと、言う意味になった。
多額の借金を負って死んだ者は、
牛馬に生まれ変わって、借金の分を働かされるという応報の考え方があるので、
弥次右衛門は、ケチで貯め込んだ分を増やそうとして、馬になったのかも??
裸で生まれてのなら、
裸で彼処に行くのが筋でしょう。(ヨブ記)
天に恥じない生き方で、もくもくと・・・。
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因果物語
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ちょっと怖〜〜い、仮名草子。
因果ものかたり 平仮名本 赤木文庫本複製 古典文庫
因果物語 巻二
六 女の亡㚑(霊) 長老と問答せし事
参考
奥州會津の松澤=福島県本宮市松沢
卒塔婆=日本では、板に文字を書き墓の脇に立てる塔の形をした木片を卒塔婆と呼ぶ。板塔婆
枩=松の異字体
圓通(えんづう)=円通、仏語。智慧によって悟られた絶対の真理は、あまねくゆきわたり、
その作用は自在であること
佛性=すべての生き物が生まれながらにもっている、仏となることのできる性質。仏心。
本空禅定尼=女性の戒名であろう
絶入(せつじ)=ぜつじゅ、息が絶えること。また、気絶すること。
念比=懇ろ
戒名がまともに付いていない幽霊が、
戒名をつけてもらって、
成仏したと言う、お話みたいです。
私はここの文章、
結構、文字が読めずに苦労しました。
間違えると無知と言われそう。(^_^;)
誤字・読み違いは、ご容赦を・・・。
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一ヶ月ぶりの「仮名草子・因果物語」の記事です。
ちょっと怖〜〜い、仮名草子。
因果ものかたり 平仮名本 赤木文庫本複製 古典文庫
因果物語 巻二
五 旦那を争たる長老 狂気しける事
参考
東三河に岡といふ村=愛知県岡崎市岡町
旦那=布施、転じて布施をする人、檀家
住持=寺の主僧、住持職、住職
引導=仏語、衆生を導いて悟りの道に入らせること、死者を彼岸に導き済度する葬儀の儀礼
棒ごなし=相手の言い分を聞かずに、頭ごなしに
仏法=仏の説いた法、仏道
人我(にんが)=仏語、常住不変の我(が)のこと、我執
詮とす=煎じつめたところ、結局、結論とする
愚痴=仏語、三毒の一、心性が愚かで一切の道理にくらいこと、心の迷い
放逸=仏語、悪を防ぎ善を修することに対してだらしなく、精進を怠ること
さこそあらん=(あとに推量を表す語を伴って)そのことが十分に推察できよう
どちらの寺で葬式をするか、遺体を争う話です。
葬儀で喧嘩することなど、もってのほかですね。
作者の鈴木正三(しょうさん)、
「葬式仏教」への批判の目が、ここに見えますね。
さすがに徳川秀忠に愛された骨太の者です。
_______φ(.. ) 軽鴨の介
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ちょっと怖〜〜い、仮名草子。
因果ものかたり 平仮名本 赤木文庫本複製 古典文庫
因果物語 巻二
四 寺屋敷を在家にして代々死たる事
参考
近江の国=別称は江州、現在の滋賀県
蒲生飛騨守=蒲生氏郷(がもう-うじさと)
虵=蛇の異字体
慶安元年=1648年
本秀和尚=江戸時代前期の鈴木正三の門人であった三栄本秀のこと、
香嵐渓のもみじはこの和尚が植えたとか??
卵塔=台座上に卵形の塔身をのせた墓石
血脈=けちみゃく、師から弟子へと代々仏法を正しく伝えること、血脈相承、
在家の受戒者に仏法相承の証拠として与える系譜
執心って怖いね!
寺屋敷に取り憑いたようです。
しかし、飲み過ぎで死ぬとは!
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ちょっと怖〜〜い、仮名草子。
因果ものかたり 平仮名本 赤木文庫本複製 古典文庫
因果物語 巻二
三 金に執心を残して虵に成たる事
参考
住持=寺の主僧を務めること、住持職、住職
虵=蛇の異字体
棟=むなぎ
黄金五両=慶長小判5枚かな
合掌の組合=二本の斜材を左右から組み合せ、上部の重みを受けるようにしたもの。合掌造り
即=すなわち
念比=懇ろ、 心がこもっているさま
内衆=使用人・家来など
地底で錬金術ドワーフ・スマイリー
お金が無いから、執心も出来ない。
その日が暮らせれば良いか!?
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