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ソミミミ ソミミ (高い)ミレドシラソファミファソ
ベートーヴェンの「トルコ行進曲」
むかしピアノで弾いた、懐かしい曲です。
●コッツェブーの祝祭劇「アテネの廃墟」への音楽(序曲と8曲)Op.113(1811年)
・序曲 ト長調
・合唱「力の強いゼウスの娘よ」'Tochter des mächtigen Zeus'
・二重唱「罪もなく,奴隷の身に耐え」'Ohne Verschulden Knechtschaft dulden'(S,B)
・回教僧の合唱「神は衣の袖に月をいだいて」'Du hast in deines Ämels Falten'
・トルコ行進曲 Marcia alla turca
・舞台裏からの音楽 Musik hinter der Szene
・行進曲と合唱「聖壇を飾れ」'Schmückt die Altäre'
・合唱「感じやすい心で」'Wir tragen empfängliche Herzen'
・合唱「国王万歳」'Heil unserem König'
ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827)は、1811年にペスト(ブダペスト)のドイツ劇場の柿落とし用の劇の付帯音楽を 依頼された。人気劇作家コツェブーの台本による祝典劇「シュテファン王」と「アテネの廃墟」であり、ベートーヴェンは湯治先のテー プリッツで8月20日過ぎに着手し、9月上旬に完成し、13日に両劇全19曲のスコアをペストに送っている。
初演は依頼者皇帝フランツI 世の霊名祝日の翌年2月9日に両劇ともドイツ劇場で上演された。楽譜は作曲者の生前に序曲のみ出版された。
「アテネの廃墟」はト ルコに征服されて廃墟となったアテネ(ペスト)を王が救うという物語で、最後はハンガリー王であるフランツI世が称えられる。
8曲の 付帯音楽の中では第4曲のトルコ行進曲が特に有名で、これはピアノ変奏曲作品76の主題の転用である。
序曲は序奏付きの自由なソナタ形式で書かれている。序奏はアンダンテト短調で廃墟に喘ぐ人々を暗示する暗い楽句で始まり、 第2曲の奴隷の二重唱の旋律が弦に現れ、ト長調で第6曲の行進曲が短く引用される。アレグロの主部では、畳み掛けるような第1主 題とオーボエで始まるハ長調の穏やかな第2主題が提示される。ゼクエンツで高揚するイ長調の短い展開部を経て、再現部は第1主 題のみで一気にコーダになだれ込む。
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