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中村與資平記念館別館
::2018年・平成30年・戌年

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奉天(瀋陽)・藤田洋行本店


奉天市浪速通(瀋陽市和平区中山路90)
竣工 1923年
設計 不詳
施工 自営
構造 コンクリート カーテンオール式3階建て
総延べ坪 480坪
1階 店舗 180坪
2階 住居
3階 高級アパート4戸
地下 暖房窒
建築費 18万5千円

 藤田洋行は兵庫県出身の藤田九市郎(1876〜1964)が1899年大陸に渡り、時計、貴金属などの行商から身を立て、山東省芝罘(煙台)に設立した商店(商社)で、日露戦争後の1908年に本店を奉天(場内)に移した。
 この建物は、戦後ソ連軍に売却され、さらに秋林公司が使用したため、現在、「秋林公司旧址」のプレートが付けられているが、元々は藤田洋行が本店として建てたものである。藤田氏の回顧録によれば、売却して得たお金は避難民支援のために使われたそうである。

参考文献:藤田九市郎著『在満五十年・奉天日本人の史(ふみ)』〔第1部〕大湊書房1980年刊
写真2:『中国近代建築総覧・瀋陽編』より

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