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今朝のテレビのトーク番組で、コメンテイター然とした出演者が「昔の親や教師は厳しかった、よく殴られたものだ」というようなことを、まるでそれが美徳であるかのような文脈で主張していました。年の頃は30代といったところで私よりも20歳も若い世代であります。「またか」と思いましたよ。結局、その人は暴力を肯定しているんですよね。それが、暴力で教育を受けた結果ですよ。人に対して腕力を用いてよいのは、正当防衛と緊急避難のときだけだと思います。
日本人は「愛の鞭」というのが好きなようです。そこに真実を見出したがっています。本当に「愛の鞭」の場合もあると思います。それを否定はしません。でも、それって緊急避難のときに限られるし、どうしてもほかの手段が見つからないときなんだろうって思います。しょっちゅう、「愛の鞭」使ってますって、ありえるかねぇ。そこに惰性が働くんじゃないかねぇ。つまり、根本的に手抜きの子育てしてるんじゃないか、それを取り繕うために「愛の鞭」を偽装しているんじゃないかってことですよ。手抜きというのが言い過ぎなら、もっと自然体でコミュニケーションを持てばいいのにそれができていないだけじゃない。お互い、ストレスが溜まる方にばかり向かっているような気がしますよ。
勝手に、子は親の背中を見て育つ、なんて悦に入ってる場合じゃありませんよ。子どもの目は親が考えているよりもずっとシャープだからね、親は背中だけを見せているつもりでも、子どもの方は親の腹黒さまでちゃんと見てますって。
せっかく、学校教育法第11条但し書きで「体罰」が禁止してあったり、児童虐待の防止等に関する法律で18歳未満のものに対する暴行が虐待にあたると示してあるのに、マスメディア自らが法律を無視するような番組づくりをするとは(政治資金規正法だけが法律じゃないのに)‥‥。特に、全国各地で児童虐待死が起こっているというのに。
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子どもの権利
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