|
引き続き、報道番組「どうなる!普天間移設〜朝まで徹底生激論〜」から抜粋記事を提供します。今回は、テーマ3「沖縄この14年を振り返る」からテーマ4「鳩山語録を一気に!」までの部分から、論議のターニング・ポイントとなった伊波宜野湾市長の意見からです。
三上智恵氏(司会)「中央メディアの報道合戦が話を難しくしているだけで、まだまだ望みはあると。鳩山政権はこの問題を沖縄県民が納得できる形で解決する可能性はあると思っていいんでしょうか。」
伊波氏「三上さん。私ですね、5月4日に3時間ほど総理と一緒だったんです。というのは、基地所在市町村長との会合そして普天間第2小学校での説明そして住民対話、私はですね、その日ほんとに失望したんですね。実は、橋本先生からもちょっと違うんじゃないかという言い方があるけれども、僕は総理の語り方は決して希望を持たせることは言ってなかったと思う。むしろ、あきらめさせる、一部とは言ったんだけれど、一部が全部に聞こえていたんですね。どうしてかというと、『学べば学ぶほど、抑止力があって沖縄から外には出せない、国外には出せない』と。でも、違うんじゃないですか。グアム移転協定には、そもそも抑止力強化をグアムへ移すことによって実現させるときちんと書いてあるのに。で、私は、この間(かん)、鳩山総理が幹事長のときから、宜野湾市が国に要請するたんびに、民主党にも行って資料をおあげしてきた、2006年、もっと前からですけれども、政権が発足してからも首相官邸にも何回か行っていて、首相補佐官にも何度も資料をおあげして、説明もしてきているんです。そこで、5月4日につくづく感じたのは、総理とかそういう人たちは自分では資料は読まないんだろうなあというのと、それから自分では考えないんだろうなあと。いわゆるですね、みんなが組み立てた論理のどれを選択するかどうかで、結局、この間で、12月もそうで11月末もそうでしたけども、防衛と外務に包囲されて、もう決まるよという瀬戸際というのが何度かあったんですよ。私もその場に居合わせたようなこともあって。で、そういうときに、その具体的な事実というようなものを、ご本人たちは検証されないんだろうなあというのは、5月4日に話をしてつくづく感じました。」
三上氏「今度、鳩山総理がいらっしゃったときには、伊波さんはお会いにならない?」
伊波氏「いや、こうは言っています。グアムの詳細について、グアム移転の中身について説明してくださいということはずっと言ってるんですけど。アメリカはまだ未定だということを岡田外務大臣はずっと言ってるんですね。閣議決定でも質問趣意書の答弁でしっかり言ってきているんですね。で、おかしいじゃないか、と。アメリカがあれだけね、実際ドキュメントがいっぱい山になっているのに、どうして日本政府はそのことを確認もしようとしないんだと。」
三上氏「その説明なら、お会いになる?」
伊波氏「ええ。そのことを説明してくださいと、ずっと言ってる。」
川村晃司氏(テレビ朝日コメンテイター)「確認できないというよりも、それを日米の実務者協議でも、きちんと日本側が外交力として発揮できていない状況が、今あるわけですよ。それは、やっぱりアメリカが何か鳩山政権に対して不信感を持っていると、あるいは、これ以上アメリカに不信感を与えてはいけないとか、アメリカがそれを望むからという先入観もあるわけですよ。そのなかで、外務、防衛の今の官僚たちが、ある意味では鳩山政権につけいったというのが、このところ見ていますとね、最初に、だって少なくとも県外と言って、さらに将来的にはグアム、テニアンへの完全移設もありうると鳩山さんは言っているわけですね。しかし、それを裏付けるような交渉を真剣にやってこない、つまり、自分が言ってきたことに対して、どこまで外務・防衛当局が動いたかというと、それほど動いた形跡がないわけですよ。」
佐藤氏「そもそも政権発足後、防衛大臣それから外務大臣は、鳩山首相の発言、鳩山首相の考えに反することをずっと言われてきて、当然これは更迭してなきゃおかしいと私は思っておりました。官房長官もですよね。で、要するにアメリカとの交渉ですから、アメリカとの戦後の関係はこの形でずっとやってきた、アメリカの言うことは聞かなければいけない、そのなかで、沖縄を貢がなくてはいけない、で、貢いだ沖縄には、特にこの15年間、カネやってるんだからいいだろうと、そういう形の構造を作ってきた、それを覆さなければいけないわけですから、これは、鳩山総理大臣は政権発足後、兎に角、最初にそこのところをトップに‥‥」
(私見)
沖縄から総理大臣を出さなければ、状況は変わらないのか! それにしても、岡田外務大臣ほか政務3役は官僚に対して脆すぎるというか、あそこから民主党政権の瓦解が始まっているのではないか。外務委員会や沖縄・北方問題特別委員会の政府答弁には、論議を深めようという姿勢がまったく欠けている。
鳩山総理は民主党内部の「友愛ごっこ」を優先させていてはだめだ。閣議決定に重みがない。これでは、民主党連立政権そのものにひびが入ってしまう。小沢幹事長のバックアップに一縷の望みをかけるしかないのか。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2010年05月27日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



