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消費税増税法案をめぐって除名などの重い処分を科したい野田首相と、党の分裂だけは回避したい輿石幹事長との綱引きが続いている。気の早いマスコミは小沢元民主党代表がいつ分離し新政党を旗揚げするか、今か今かと待っている。
これ以上、離党するものが増えないうちに小沢グループの勇み足を誘って、後続を断ち、小沢氏らの立ち枯れを期待する改革反対派=自民・公明・マスメディア・大企業・民主党執行部そして官僚・検察・裁判官。
小沢氏の出て行った後の民主党であればメディアスクラムを最大限活用することによって野田首相の判断に誤りなしとのえせ世論をでっち上げ、十分巻き返しが可能と考える野田陣営と、投票率の低下を懸念し消費税増税問題や検察審査会問題を国民の最大関心事にまでヒートアップさせたところで選挙戦に突入したい小沢グループ。
それにしても、どうして「国民生活を守る」と言い続けマニフェストをなんとかして守り抜こうとしている小沢グループが異端視されねばならないのだろう。
それよりも、なぜ反対票を投じたら除名処分が検討されるのであろうか。投票というのは自由意思に基づくものだ。各人が良心の自由にしたがって一票一票を投じて、それで決するという場である。それが除名処分をちらつかされては投票の意味がない。野田首相がひとりで140票前後投じた方がまわりくどくなくていいかも‥‥という意見が出そうなくらい、自民党政権時に慣習化された憲法無視の茶番劇はいともあっさりと野田政権に踏襲された。しかも、党のマニフェストを破った連中が党議党則を破ったものを除名処分にと主張しているのだから、民主党の浅はかさは自民党以上であるかもしれない。
消費税増税法案は参院に送付された。本当は、それよりも大切な問題が山積している現在の日本。しかし、国民的関心が高いのは消費税問題だ。
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2012年06月28日
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