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 小沢グループの離党組が衆参合わせて52名から50名に書き換えられた。なんと辻恵議員と階猛議員とが離党まで一任したわけではないという理由で、離党を撤回したのだ。
 
 これは、早くから離党するつもりはないと明言していた原口一博議員の身の置き方が多分に影響しているように思われる。執行部サイドがあらかじめ説得していたのか、それにしても情けない話である。どうも、弁護士上がりの国会議員というのは苦手だ、信用できない。この3人が袂を分かったことの影響で、小沢グループがダメージを受けたことは間違いない。
 
 しかし、これも小沢にとっては想定内だったかもしれない。小沢のやろうとしていることは革命に近い。裏切りは日常茶飯事。違法な捜査も不当な裁判も日常茶飯事であったではないか。国家権力‥‥憲法41条は国会が国権の最高機関であると説く。だが、国家権力という言葉から国会を連想するものなどいない。それは、常に監視する側に身を置く一群の者たちを指す。合法的に武器を所有し命令ひとつで自在に多数の鍛えられた組織を動かすことのできる者たちを指す。秘密裏に動くことができ、公僕でありながら国民と国会議員とを事実上上から見下ろす一群の者たち、すなわち人を取り締まる機関に内在する者たちだ。彼らは興信所や探偵社に天下ることによって、個人情報を一手に握っている。
 
 それにメスを入れようとしたのが、小沢一郎であった。検察改革を行うといったのだ。彼はまた、特別会計にメスを入れるとも言った。彼はさらに、日米の対等な関係を目指していた。小沢一郎を封じ込めよう、国家権力が動き出した。小沢は闘い続けた。森ゆう子参議院議員が小沢を助けた。検察と最高裁の暗部を暴露する「検察の罠」という本を発表した。
 
 私は長い間小沢が嫌いであった。私は社民党を支持していたのだ。小沢の新進党にはまるきり関心がなかった。自民党に毛が生えた程度にしか、思っていなかった。また、金権体質との評判も気になっていた。だが、マスメディアの報道が必ずしも真実を伝えていないことに気づいてきた私には、それらがメディアが作った幻影ではないかと思えてきた。立花隆はかつて、田中角栄首相の金権体質を批判し、ロッキード裁判への世論の流れを作ったひとりだ。だが、私は当時の与党自民党の実力者の多くが皇室と姻戚関係を結んでいた事実が不問に帰されている方が気になっていた。そういう「血の結束」が、田中ら新興勢力の進出を拒んできたのだと考えるようになった。そして、その「血の結束」こそが「国家権力」の暗部と重なるような気がしてならなかった。片や日本人の魂のよりどころであるかのような演出を施しながら、その実、政治への国民からのアプローチを遮断し、むしろ検察や裁判所、公安警察などと一体となった国民監視の厚い壁。それは戦前から脈々と続いてきている官僚主導の政治とも関係しているのではないか。
 

 私はいま、一部の政治家を除いて社民・共産という「革新」政党を信用していない。それは裁判員制度導入に関して両党がとった姿勢に納得がいかなかったからだ。また、「国家権力」の暗部に切り込もうとしないで沖縄や原発を語ることへの不信感、そして憲法9条に対するこだわり方と13条をはじめとする基本的人権に対するガードの甘さとが恐ろしくバランスを欠いているような気がしているからだ。

 
 小沢はそれをやろうとしている。原口、階、辻らは袂を分かった。非常に厳しい闘いだ。飛車角ぬきの闘いだが粘り強くフルラウンドを闘い抜くしかない。かつて、モハメド・アリは政府やマスメディアと闘いながらリストンやフレージャー、フォアマンらと戦い、勝利した。そればかりか、ジョージ・フォアマンからは「尊敬」を勝ち取ったのだ。昨日の敵が明日の同志になることを信じよう。

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