よっしー本店

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よっしー拳闘研究所

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 モハメド・アリのボクシング・スタイルは、多くの黒人にとってテキストとなっていった。しかし、白人の中にアリ・スタイルを見出すことはあまりなかった。これは、モハメド・アリの存在そのものが黒人社会にとって解放の原点とも言うべき希望に満ちていたからではないか、そしてアリ自身がシュガー・レイ・ロビンソンの姿に学んだと同じように多くの貧困な少年たちに、一条の光として差し込んでいたのだと思うとき、アリの肉体を通して表現されたものは黒人たちに解放の暗号として伝わっていった。白人たちは、これに対抗するには、ロッキー・マルシアノまで遡る以外になかった。
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 相手を分析し作戦に生かすことで、勝利の行方が変わる。特に番狂わせが起こる裏側は作戦がぴったり当たったということだろう。典型的な試合は、モハメド・アリvsジョージ・フォアマン、ジョージ・フォアマンvsジョー・フレイジャー、シュガー・レイ・レナードvsテリー・ノリスなどかな。
 さらに秘密兵器となったパンチで印象的なものがある。アリやフォアマンを散々苦しめたジミー・ヤングのオーバー・ハンドの右。ブンブン・マンシーニの左右フックより早くあてることでマンシーニからパンチを奪っていったリビングストン・ブランブルのショート・アッパー。
 これらのファイトで私が学んだ生き方は、しっかり準備したら周りがどう言おうと自分を信じて捨て身でやる! いったん賭けに出たら最後まで信じること、信じることは強みだ。自分に疑いを持つから、ビビッてしまうのだ。賭けとはそんなもの。
 人生の節目節目に賭けが必要なときがある。しかし、やみくもに突っ走るのは賭けのうちにはいらない。作戦を練るからには中途半端にはやらない。ただ、いったん練った作戦とは最後まで付き合う。逆に言えば最後まで信頼を裏切らない作戦を練り上げることが前提。それができなかったら、最初から勝負に出たりしない。
 信じた作戦でもし負けたらどうするか。信じる道を選択して負けることもある。潔く大の字になればよいだけのことだ。そして、負けもまた財産にしてゆけばよいだけ。明快!

 楽しむだけやったら派手なノックアウトが面白いけど、真剣に見るなら理詰めなファイトに限ります。勿論、判定試合で十分だし、場合によっては特に盛り上がりのない単調な試合であってもオーケー。両者の人生観を見るのが目的ですから。
 辰吉がサラゴサに挑んだ試合も勉強になりました。サラゴサのボクシングは尊敬に値します。まるで「俺は勝つためのボクシングをする。スマートな勝ち方にこだわっている相手なら大歓迎だ。」とでも言っているようです。
 辰吉からダウンを奪ったオーバーハンドの左。完全に辰吉の虚を突いたカウンターでしたが、あれは辰吉にとってはショックだったのではないか、少なくともテレビを見ていた我々辰吉ファンにとっては脅威と映ったものです。パンチそのものよりも、1ラウンドから思い切ってああいうブロウが出せるサラゴサの精神(ハート)の持ち方に唖然としたわけです。当時、依然としてカリスマ性を感じさせていた辰吉が対戦者から完全に見下ろされていると初めて意識された瞬間だったような気がします。辰吉のリップ・プレッシャー(こういう言葉あるのかな)を柳に風と受け流していたダニエル・サラゴサの回答をあの一発に見たのでした。(こう言っているけど、今でも辰吉丈一郎が好きな私です。いろいろいいこと言いよったもんなぁ。詩人だと思います。)
 

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