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すでに府条例によって起立斉唱が義務づけられているにもかかわらずあらためて市立学校の教員に起立斉唱を強いるという橋下大阪市長の姿勢には、このことを利用して公明党・自民党に踏み絵を踏ませる狙いがあると思われます。
私自身は君が代や日の丸に特段の愛着もなければ抵抗感もなかったのですが、ここまで徹底してやられると抵抗感が湧いてきます。君が代が国歌であろうとなかろうと、個人の相異なる価値観や良心を認め合う社会づくりをしようというのが、現在の都市構想の基本だと考えていた私には、人の多様性を認めようとしない橋下市長の政治姿勢は好きではありません。市民に考える余裕を与えずハイテンポでことを推し進めるやり方には、民主主義となじまないものを感じます。
もともと国旗や国歌は、個人の名前が他人から認めてもらうためにあるのと同じように、国際的に認知してもらう必要から慣例化しているものだと思います。また、個人の名前はその人のアイデンティティーになっていたり、民族の誇りになっていたりします。ですから、できるだけ多くの人が同意できるものを選択すべきであり、そういう意味では新しい国家や国旗を作ろうという運動が大きく盛り上がったわけでもない以上、日の丸や君が代の認知度は他を圧倒していると思えます。
これを法律で定めたというのも、外交の必要からというのであれば致し方ないと思います。しかし、あくまで外交の必要上であるという立場を堅持し、そこを逸脱するものであってはならないと思います。つまり、たかだか外交の必要から定められたものであって、それがために学校行事の際にそれを強制するとかいうような個人の良心の自由を侵してまで徹底する必要はないというのが、私の考えです。
言い換えれば、国歌や国旗は定めております、しかし現在の国歌や国旗を快く思わない国民もおります、それはそれでよいのです、日本は自由と平等を尊重する国だからです‥‥と胸を張っていえばいいんじゃないでしょうか。ほかの国がどうかという意見もありましょうが、そういう横並びの感覚は捨てて、自国民を大切にし、かつ他国に脅威を与えない国是であれば、胸を張ってよろしいかと思います。
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