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セルフエスティーム

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 最近、故あって、セルフエスティームのことをあれこれ考えてみた。セルフエスティームとは、心理学上は「自尊心」と翻訳されるが、教育分野では「自尊感情」と翻訳されることが多い。その意味も心理学上は「自惚れ」などの感情も含んで使われる(Wikipediaより)が、教育分野や精神医学分野では、「ありのままの自分を尊重し受け入れる」という意味で肯定的に使われる。一方で世間一般でいう「向上心」や「上昇志向」とも異なるとされている。
 
 セルフエスティームの捉え方はこれほど多様であるが、「ありのままの自分を受け入れること」がどうなのかという点に絞って考えて見た。
 
1.ありのままの自分を受け入れることと向上心とは両立しうるか
 ありのままで留まっているのならば向上心に結びつかないのではないかという疑問に対して、私の答えはこうである。
 ありのままの自分を受け入れるということは、他者からの評価がどうであろうと自分自身を信頼するということであって、ありのままでとどまっていることを意味するわけではないし、その信頼があればこそ向上心が生まれる余地も出来てくる。つまり、ありのままの自分を受け入れることは、より成長した自分をめざす(向上心)うえでも基礎となる態度ということが出来る。セルフエスティームは向上心と対立的にあるのではなく、その前の段階として捉えるべきだと思う。
 繰り返しになるが、「ありのままの自分を受け入れる」とは、自分自身に対する信頼や自身の可能性をも含めて考えるべきで、自分に対する信頼が厚かったり、可能性が十分あるならば、セルフエスティームは高くなると考えられる。そして、セルフエスティームを高く保つことを今回は権利として捉えてみた次第だ。
 
2.人権侵害に対抗する精神的支柱としてのセルフエスティーム
 なぜ、これを「権利」として強調する必要があったかというとこういうことである。
 DV(ドメスティック・バイオレンス)や検察・警察における不当な取調べ、パワーハラスメント、児童虐待などの人権侵害でよく言われることのひとつに、被害者は加害者の威圧的な言動によってセルフエスティームが低くコントロールされており、自ら「非は自分にある」との思い込みがある。加害者の暴力や威圧的な言動を「自分のためを思ってやってくれているのだ」と正当化しているために、早期の救済を困難にしているわけだ。
 
 これに対しては、まず自分に非があろうとなかろうと、このような人権侵害が許されてよい道理はない。パワハラなどを例にとれば、被害者に対して意味の分からない説教を長時間するとか、無理なことや違法な注文を外部に対して行うよう命令するとか、一人だけまったく別の仕事をさせるとかいうようなことはすでに織り込み済みの常套手段であって、被害者が悩みぬき困り果てることだけを目的化してコントロールするわけであるから、実態は教育的な部分など全くないと言ってよい。そもそも、被害者を鍛え直すという発想からすでに人権を侵害することが予定にあがっているのだ。構造的には、冤罪事件も虐待もDVも加害者が教育者の仮面をかぶって高圧的に行う点では、なんら変わるところがない。
 
 また、部落差別や在日外国人差別などの被差別者は最初から差別と闘う意思を持って生活しているわけではない。現実には、そこにいたるまでの長い年月を自らの差別意識やマイナスイメージとの葛藤ですごさざるを得ない。このままでは差別に負けてしまうことを危惧した先人たちによって、全国水平社宣言が提起され、あるいは民族教育や識字学級がもたれていったのも、自らに誇りをもつことが何よりも優先されると感じたからであったろう。
 
 このように考えると、暴力を振るう夫がなんと言おうが、パワハラ上司やそれを取り巻く連中がどのような目で見ようが、警察・検察がどのような倫理規範を押し付けようが、周囲の中傷や誘導、価値観の押し付けに対しては、こう言いあおう。
私たちには「ありのままの自分を受け入れる権利」があるのだ!‥‥と。
 これを前もって認識しておくのと、そうでないのとでは、失うものの大きさが違ってくると思う。加害者およびその周辺からは、「お前はだめなやつだ」というメッセージが絶え間なく寄せられる。このことを刷り込まれる前に、予防措置として胸に叩き込んでおくのだ。
私たちには「ありのままの自分を受け入れる権利」があるのだ!‥‥と。

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