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フリージャイナリストの上杉隆氏によると、海洋汚染に関して、今後日本に課せられる国際賠償額は相当な高額になる可能性があります。そういう借金を新たに背負い込むことになるのは、日本が、国境を越えた被害の損害賠償訴訟を事故発生国で行うことを定めた国際条約に加盟していないためだそうです。このため、福島第一原発の事故で海に流れた汚染水が他国の漁業に被害を与えたり、津波で流された大量のがれきに放射性物質が付着した状態で他国に流れついたりして被害者から提訴されれば、原告の国で裁判が行われます。賠償金の算定基準もその国の基準が採用され、賠償額が膨らむ可能性があるというわけです。
原子力発電にはこのほか使用済み核燃料をどうするかという重大な問題が残っていますし、事故で被災した労働者や住民のケアの問題、がれき処理などによって日本全国に広がりかねない放射能汚染の除去や、汚染によって引き起こされる健康被害に要する医療費の増大など、コストだけを考えても膨大な額にのぼります。
さらに原発は既に「安全神話」が完全に崩壊しました。この点を直視しない政治家はほかの政策でも全く信用することができません。国民の生命を軽んじているような人間に政治をさせてはいけないと思います。
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