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世の中は非情だ…
少なくとも、この俺、星野奏多はそう思っている
あれは昨日の出来事だった
 
俺がいつも通り自室でアニメを見まくっていると、突然親父が入ってきた
「奏多。今日は誕生日だろう。自分の誕生日ぐらい、引きこもっていないで外へ出たらどうだ?窓の外を見てみろ、雲一つない、クッソ広い青空が広がっているだろう。こんな日に外に出たら気持ちいいぞ〜」
笑顔で言う親父に、「いい大人がクソとか言うなよ!」とツッコみたかったが、めんどくさかったので言わないでおいた
そしてそのまま、親父を無視してアニメを見続けようとすると、親父は笑顔を一転させて溜息をついた
「あのなぁ…お前も今日で20歳なんだぞ?20歳なんていったら、大半の人は働くか大学に行くかして、親元を離れているんだ。それをお前は、親の部屋で堂々とアニメなんか見やがって…」
「だって親父の部屋にしかハードディスクレコーダーないんだもん」
「いや、答えてほしいのはそこじゃねぇよ…。まぁいい、わかった。じゃあ、とりあえず誕生日プレゼントだけ置いておくから、後で大広間に来なさい。そのアニメを見終わってからでいいからね」
そう言うと、親父は机の上に何かを置いて部屋を出て行った
それから俺は、録りためたアニメを7本ぐらい消費してから大広間へ向かった
すると、親父は食事用のテーブルに突っ伏して熟睡していた
目の前には冷めきった料理が並べられている
どうやら、俺が来るのを待ってくれていたようだ
仕方がないので、俺はさっき親父にもらった誕生日プレゼント…
ポルシェのキーを親父の脳天にぶっ刺した
「ギャース!」
間抜けな悲鳴と共に親父は目覚めた
そして、脳天からピューと血を流しながら俺に向かって言い放った
「もう我慢の限界だ!お前は今日から家を出て行け!中学を卒業してから5年間、学校にも行かず、ただただ私のスネだけをかじって生きてきたお前に社会の恐ろしさを味あわせてやる!そのポルシェの後部座席に最低限のものは積んでおいたから、あとは自分でなんとかしろ!わかったな!わかったらさっさと行けぇぇぇぇぇぇぇ!」
冷えきったナポリタンを顔面にシューティングされ、俺は訳のわからぬまま家を追い出された
親父の言葉は早口すぎて後半全然聞き取れなかったが、その後メイドの吉川さんに詳しい話を聞いて、ガレージに停めてあるポルシェまで向かった
俺はオートマ限定免許だからポルシェなんて運転できるのか?と思ったが、ちゃんとオートマの911カレラが置いてあった
そして、後部座席には本当に最低限必要であろう着替えや財布以外は何も置いていなかった
「マジでか…」
絶望に肩を落としていると、足元にメモが落ちていた
 
いきなり家を出てもそー簡単には仕事なんて見つからないと思うので、テキトーな会社に履歴書送っておきました
そうしたら、面接の通知がきたので、まずはそこに行ってみて下さい
場所は、神村県阿良々木市…
 
「どこだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
神村県なんて聞いたことねぇぞ!
というかそんな県日本にあったか!?
というかそもそも、勝手に履歴書なんて送んなよあのクソ親父!
と紙を地面に叩きつけると、裏に地図が描いてあった
それを見てみると、とりあえずクッソ遠い孤島であることと
鉄道か飛行機でないとそこに行けないことがわかった
一応船もあるが、数が少ないし面接先へは遠い…
「…それじゃあ車運べねぇじゃねーか!」
親父アホだろ…
と思ったが、よく見るとカートレインというのがあるらしく、鉄道なら運べることがわかった
そして、その隣には…
 
P.S. そのお金は奏多のアニメグッズを売ったお金だから、気兼ねなく使って下さい
 
「あんのクソジジィィィィィィィィィィィ!」
俺は親父への怒りを全てアクセルに込めて、家を飛び出した
 
…そして、現在に至る
俺は今、家から1番近かったその鉄道の駅、新浦安に来ていた
新浦安はてっきりあのネズミの国とかを通ってる路線しかないと思っていたが、どうやら地下に神村県へ行ける鉄道路線が走っているようだ
「しっかし、カートレインはどこから出てるんだ?」
と辺りを見回すと、駅時刻表の隣に張り紙がしてあった
 
『夜行快速及びカートレインは、車両ができてないので運休いたします 阿良々木事業所長』
 
「マジでかっ!どーしたらいいんだよコレ!?ポルシェ置いてけってか!?」
「お困りですか?」
「!?」
突然声をかけられ振り返ると、きちっとした格好をした、親父より少し若そうなおっさんが立っていた
「あ、申し遅れました。私、梅ノ森家執事、神石智足と申します。もしよろしければ、そのお車は私共の船でお運びしましょうか?」
そう言う執事さんの遥か後方には、バカデカそうな船がチラっと見えていた
「あ、いや、その…」
突然のことにまだオドオドしていると、執事…神石さんは、そそくさと俺のポルシェに乗り込んで、いつの間に取ったのか鍵を差し込んでエンジンをかけた
「それでは、1週間後に梅ノ森埠頭でお待ちしておりますので。急がないと面接に遅刻いたしますよ」
そう言うと、神石さんは猛スピードで行ってしまった
俺は、何が何やらわからずしばらく呆然と突っ立っていた
 
イメージ 1
 
キャラクター紹介
 
星野奏多
身長175cm
体重55kg
血液型A型
誕生日4月6日(20歳)
中学を卒業してから、ずっと親のスネをかじって生きてきた。家は物凄くお金持ち。yKT裕香地渓谷鉄道阿良々木事業所の新人社員。基本ナルシストのツッコミキャラで、ツッコミのためなら平気で下剋上するウザい奴!

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