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ヒロキの家に6時に行く約束をしていた。 のんびりお茶をすすりながら新聞を読んでいたら、出遅れてしまった。 ヤツの家に近づくとケイタイが鳴る。 <おーい!何時に来るんだ?> <もう家の前だ。用意はいいか?> <いや、ちょっと体操するからちょっと待ってて> <なんだよ、そりゃ!> 家に着くと居間に通され、お茶をもらう。 「小僧らは?」 「女房の実家に行ってる。」 「置いてけぼりか?」 「まあな、いつもそうだ。」 「大変だな。」 「でも、いいぞ、子供は。」 「そう思うよ。」 荷物を積み込み、出発。 昨日の雨で富士山のてっぺんに雪が積もっていた。 天気は上々だ。 「御殿場あたりでちょっと降りよう。」ヤツが言う。 「なんでだ?」 「ETCならこの時間、割引きが効くはずだ。この区間は半額になる。」 「そうか、あまり使わんから知らなかった。ちょうどいい時間だから朝飯を食べていこう。」 実はこの後でまた知ったのだが、ETCにもマイレージがあって、登録すると一年間に走った距離によって割引きがあるらしい。 御殿場で降りて、ファミレスで朝食。 店に入って驚いた。 隣に座っているじいさんが、朝の7時からビールを飲んでいるのだ。 しかもその後コーヒーを注文。おかわりまでしている。 「やるなー!俺も飲みてー!」 「バカいうな!一人でずっと運転しろってか?しかも飲んだらお前は寝るつもりだろ?」 「ばれたー?」 「首都高のナビを忘れるなよ!」 今回、気がすすまなかったのだが、東京を抜けていくルートを取ったのだ。 首都高を走る際、右に進路をとるときにはあらかじめ右の路線に入っていないとスムーズに走れない。 前もって、北関東在住の男にどう走ったらいいのかをメールで頼んでおいた。 それを印刷して持って行ったのだ。 「これは非常に判り辛いな。何を書いてあるのかわからん!」と、ヒロキ。 「どーでもいいからちゃんとナビせい!」 「おー!あっ!ここは左キープだ!」 「早く言えよ!」 と、こんな調子だが、何とか東北道に出た。 もう一人横浜から来る男に連絡を取る。 「渋滞してたか?」 「今どの辺?」 「六本木、でかいビルの脇を抜けているが、ちょっと混んでる。」 「ヒルズか。まだまだ遠いな。池袋を抜ければ後はすいてるぞ。」 彼は妻子を連れての出発。かみさんの実家に妻子を置いて合流する。 「近くへ来たら連絡してくれ。」 そういって電話は切れた。 「あー!ちょっと待て!」 「今度はなんだよ?」 「このメモは往路は書いてあるが、復路は書いてないぞ!」 「帰りはほったらかしか・・・。ヤツのやりそうなことだ。」 このおかげではないが、帰りは酷いことになったのでした。 続く・・・ 写真は宿から撮った、鬼怒川温泉。
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いい温泉ですよね、ロケで何度か行きました
2007/10/23(火) 午後 9:42
しょっぱなから、なにやら起こりそうな予感のする旅だったのですね、やっぱり!^^ 体操ってラジオ体操?
2007/10/28(日) 午後 9:40
hayukuさん、はじめまして!
ロケって・・・業界の方なんですね?
2007/10/29(月) 午後 10:14
実は、最終日にとんでもないことが起こったんですが、それはまた後で。
体操は彼曰く、「最近、朝はストレッチしないと動けんのだ!」
とのことです(笑)
2007/10/29(月) 午後 10:48