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桂米朝さんのアンドロイドが完成 落語も披露 【2012年7月23日/産経新聞】 落語家で人間国宝、桂米朝さん(86)そっくりの人間型ロボット「米朝アンドロイド」が23日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで報道陣にお披露目された。存命中の人間国宝のロボットを制作するという大胆な試みで、あまりの精巧な出来映えに、同席した米朝さんも「(顔の)部分部分はよう似てる。ちょっと嫌やなあ」と照れていた。 米朝アンドロイドの制作は、同ホールを運営するブリーゼアーツなどが「上方伝統文化の落語を、米朝さんと未来型ロボットを融合させて後世に残したい」と企画。アンドロイド開発の第一人者で大阪大学の石黒浩教授(48)と、米映画「ハリー・ポッター」などの造形物制作で知られる特殊メークアーティストの遠藤慎也氏(29)=神戸市在住=が2月から取り組んだ。制作費は約8000万円。 表面は特殊シリコンでできており、米朝さんが過去に演じた「看板の一(ぴん)」と「たけのこ裁判・小咄」の音声に合わせ、内蔵された機械を通じて唇やほおが動き、まばたきもするほか、肩や腕も動く。 この日は「たけのこ裁判−」の一部が披露されたが、あまりの精巧さに報道陣からため息がもれた。石黒教授は「動作に若干の調整が必要だが、完成度はかなり高い」と説明。 米朝さんの長男、桂米團治さん(53)は「当初は米朝も『そんなアホな』と言っていましたが、ロボット業界の大きな可能性を秘めた事業になると聞いています。関係の皆さんに感謝したい」と話していた。 米朝アンドロイドは8月1日から大阪市北区のブリーゼプラザで行われる「米寿記念桂米朝展」で一般公開される。 さすが人間国宝。複製品ができました。
このあと100年、200年経ったらこのアンドロイドも重要文化財くらいになるかも? |
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