|
今朝一番にスマホのYAHOOトップ画面を開いたら、ルーヴル美術館がスリに抗議するストで昨日10日、休館されたことがニュースで載っていました。
特に子供は入館料がただなので子供のスリが多発しているそうです。
この日に美術鑑賞に訪れた観光客は突然の休館にがっかりしたそうです。
確かにパリは私が訪れたヨーロッパの中でも一番スリが多いと実感しています。
パリに比べたらイタリアやオランダ、スペイン、ベルギーなどは地下鉄や歩いていても安心度を感じました。
2度ほどパリで私たちも怖い思いをしています。
地下鉄の中です。
1度は娘の大学入学お祝いに行った年のパリ、ブランドのお店でバッグを買って、その買い物袋を持って、生牡蠣の美味しいレストランで食事してホテルに帰るとき地下鉄を利用しました。
夜間だったのでそれほど混んではいなかった車内に入ろうとしたら男が近づいて笑顔で私と娘を先にどうぞという手振りで入れてくれました。
私と娘が後から思うとアホみたいな言葉メルシなんてワインをいただいてご機嫌な声で言い、座席に座ろうとしたら何やら後ろにいるはずの夫が二人組の男に挟まれてかがみこんでいるではないですか・・・
入り口付近でその男からカバンを引っ張られています。
私はびっくりして声が出ません。でも娘がキャ〜お父さん大丈夫!
と大声で叫んでくれたので、声を聞きつけて近くにいた男性が何かそのスリに注意したら、スリはメトロの切符をわざと落としてそれを拾っているだけだみたいなジェスチャーをして、メトロのドアが閉まる寸前に逃げて行きました。
あわやドアが閉まる寸前のこと、もし動き出していたら大怪我を負うところ、カバンも盗まれていたらパスポートもお財布も失っていたでしょう。
この時の教訓は、ブランド物を買ったりした袋を持って食事などにいかないこと、この時点でもうスリに狙われている。
地下鉄付近では話しかけられたりしても気を許さない。
家族をバラバラにして一人を発車寸前に襲ってカバンを奪って逃げる。
ということです。
パリの地下鉄はミュージシャンなどが音楽を奏でて楽しいですが、とにかく日本人はもう地下鉄に降りた時点でピラニアに狙われる獲物だと確信しなくてはなりません。
入口は地下鉄からや、地上からとありますが、このガラスのピラミッドができてからはこちら側から入っています。
このホールには人がいっぱいいますが、何しろ広大な美術館鑑賞にはゆったりとのぞめます。
ルーヴルにはフェルメール作品が2点あります。
「レースを 編む女」と「天文学者」です。
不思議とこのオランダ美術の部屋は空いています。
日本にこの2作が来たらどんなかは真珠の耳飾りの少女で想像がつきます(^_^;)
そしてもう一回のスリに襲われた怖い体験は、
3年前の地下鉄の中、パリを訪れた翌日の朝、混んだ車内で立っていました。
知らないうちに二人組の女に狙われていて、身動きできない状態でした。
でもメトロに入る前にコートの中にポシェットを斜め掛け、そしてコートのファスナーはしっかり閉じていました。
揺れたりしているときふと気になってコートを見るとファスナーが知らないうちに開かれていて、下の方を見ると女の手がゆらゆら泳いでポシェットのファスナーを探しているではないですか、私は目の前で行われている行為に愕然としていましたが力いっぱいその場の位置を変えようと抵抗して危機一髪スリから逃れることができました。
またしてもその女スリは停車駅で逃げていきました。
これがもしコートを着ていない暖かい季節だったら簡単に盗まれていた気がします。
とにかくパリの地下鉄は恐いと思っていたら、今では美術館も危ない場所になっているんですね。
でもパリは好きです。
路地を歩いていても、蚤の市を歩いていても心が躍ります。
私たち日本人の無防備がこうしたスリを育ててしまったのかなあと感じることもあります。
|
ルーヴル
-
詳細
コメント(20)
|
明日はクリスマスイヴですね。
美しくイルミネーション輝く都会や、行楽地のスポットでは華やかな夜が繰り広げられています。
毎年そんな世界を楽しんでいた私でしたが、今年は知り合いの方がいきなり山の中に車を残して失踪してしまい、行方不明になったまますでに一か月以上時は過ぎてしまいました。
車の中に携帯電話や、お財布などが入ったカバンなども残して忽然と消えてしまいました。
そこの場所は昔の職場があった地方の山の険しい場所でした。
そんなこともあって、またいろんなことがあって、今年のクリスマスの気分は自分でも沈んでいます。
でも今日はこれから私も例年通り我家のクリススツリーを出してみようと思います。
我家も夫が病院で検査入院しなきゃなんない日が待っていますが、それでもこうして家族の顔が揃うのって感謝しなきゃならないと思いました。
私たちは皆母親の苦しみの中の出産のおかげでこの世に生を受け、歩くことも何もできないまま母親にその生を預けてこの世界に第一歩を刻む準備をします。
何もできない無防備なままの赤ん坊の私たちは大いなる母、父のおかげでようやくハイハイができるようになり、やがて歩きはじめます。
時々馬や牛、キリンの赤ちゃんが生まれて、すぐよろよろと立ち上がって歩く姿などがTVで見たりすると、約1年も歩けない人間の赤ちゃんってなんて厄介なものだろうと改めてその間面倒を見てくれる親に感謝みたいな感情が湧いて来たりします。
でもその母もまたその母に育ててもらっているわけだから、輪廻の感謝ってわけです。
こちらはチマブーエ「6人の天使に囲まれる荘厳の聖母子」1270年テンペラ画427X280㎝
あの「小鳥に説教をする聖フランチェスコ」を描いたジョットを見出した先生です。
実際見ると荘厳で美しい絵画でした。
ボッティチェリーの「聖母子と少年聖ヨハネ」
今日はそんな輪廻の感謝をこめて、ルーヴル美術館内で撮ってきた母子像の絵を通して、母と子の絆の美をご紹介したいと思いました。
2011年のクリスマスはこれらの絵を思い出して眺めながら、数十年前は自分もこうして母に抱かれてすべてを母に命をゆだねていた無力だった赤ちゃんであって、ただ愛情を受けることしかできなかった存在だったことを思い出してしっかり地に足をつけて歩いて行きたいと決心しました。
ブログのお友達も素敵な聖夜をお迎えください。
|
|
今までオルセー美術館の書庫の補足で書き綴ってきましたが、
今日はルーヴルに移ります。
こちらはセーヌの周遊船から撮った写真です。
オルセーが駅舎を利用したモダンな雰囲気の美術館というのなら、ルーヴルはさすが以前は王も居住していただけあって城塞という感じです。
屋根の彫刻たちも威厳があって重厚です。
ルーヴル美術館は、シュリー翼と、セーヌ川沿いに西へと伸びるドゥノン翼、そしてリシュリュー翼 と大きく分けられて美術品が展示されています。各建物は半地下、1階、2階、3階 の4層に分かれています。
私は方向音痴の故以前は迷ってしまいそうでしたが、最近はイヤホンガイドで自分の行きたいコースを入力して日本語案内に沿って見学もできるようになりました。
でもこのガイドを借りるとき自分のパスポートも預けなくてはだめで、そこがちょっと不安でした。
オルセーや他のところでは使用料を払えばそれで貸してくれたのですが、ルーヴルはそんなふうでした。
私の好きなスペースです。スケールが大きくてまるで実際オリエントな世界に入って探検してるようでした。
ダヴィンチ・コードでおなじみのグランド・ギャラリーです。
ここにはダヴィンチの絵画(モナリザ以外の)も飾られていて、ルーヴルのドゥノン翼にある重要スペースです。
入口は混んでいますが長大なためすぐにゆったりとした間隔で鑑賞できます。
ただこちらだけは団体客などがいたりすると、この混みようです。
でも日本の美術館の展覧会よりはまだましのような気がしました。
数年前はもっと観客はばらけていて案外空いていたんですが・・・・
こんな状態が続かないでそのうち自分も前の方に行って鑑賞することができます。
画面真ん中の額縁には万人が知っている≪モナリザ≫が微笑んでいます。
こちらはやはり有名なミロのビーナス、こちらのギャラリーは人もまばらでいつでもゆっくり鑑賞できました。
もう何度か訪れているのですが、私のルーヴル・ラビリンス(labyrinth)はカメラ小僧となって彷徨い続けます(笑) |
|
8月から時間にゆとりができたので、昨日もフィットネスに出掛けてバランスボールとコアヒーリング両方ともレッスン受けてきました。
2階のスタジオに行って整理券を取ろうとしたら、インストラクターの以前はよく顔があった西郷隆盛を現代版にした実直そうなインストラクターのお兄さんが、
「こんにちは、ほんとうにお久しぶりですね〜」と笑顔で挨拶してくださいました。
「こんにちは・・・・またよろしく〜」と私、もう一年も来ていなかった午後からのこのレッスン、覚えてくれていたのがちょっとうれしかったです。
思い起こせば去年の8月から義母が病院通いし始めて、その日が火曜日指定だったからそれまで受けていたこのレッスンが、病院までの送り迎えなどで行けなくなってしまい、この2月亡くなってからも午後2時からだったので午後4時半に出勤するからせわしく感じられてそのまま昨日まで行かなくなっていました。
遠のいていた実態、しばらくそのままの状態で置かれていた現実が・・・・
だんだんリアルになって・・・・
いつの間にか自分の目の前にしっかり現れる・・・・。
そんな経験は人生の中であるものです。
突如現れた現実には入っていく以外私たちにはなくて、私もそういった場面に幾たびか出会ってきました。
昨夜、以前買ってまだ読み終えていない本、「走ることに 語るときに 僕に語ること」という文庫本を読みました。この本は村上春樹著です。友達が図書館で予約した「1Q84」をこれから読むと聞いてなんだかまた春樹さんの本を見たくなったからです。
その本は春樹さんがランナーとして走るようになった経緯や、また小説家になった過程などが書かれています。
おもしろかったのが、「専業小説家」って言葉です。専業主婦は聞きなれていますが、専業小説家はあまりないからです。
確かに小説家は何か賞をとって文芸誌にデビューか、本が売れてこそ小説家と認められるわけですからそれまでは片手間の仕事で生きる糧を稼いでいかなければなりません。
専業主婦って立場もなんだか自分ではそう呼ぶかもしれませんが、自分の立場、存在が不安定な点、売れていない「専業小説家」と似た部分がある気がします。
春樹氏(さん付けだと馴れ馴れしいから、ここから氏で代えさせていただきます)も今でこそ日本を代表する世界的に有名な小説家ですが、一作目を書くまでは国分寺駅近くでジャズクラブのような店を経営していました。3年ほど朝から真夜中までくたくたになるまで働いたとありました。
そして1978年4月1日午後1時半、「そうだ小説を書いてみよう」と思い立ったそうです。なんだかどっちが先かわかんないけど「そうだ京都に行こう」みたいなノリですね。
それで店が軌道に乗っている時、周囲の反対を背に「専業作家」を決断したそうです。
こういう経緯を読むと、確かに小説家ってのは売れてこそ職業がなりたつから売れていないまだこれからの多くの予備軍にとって、専業というものに入っていくにはかなりの勇気がいるものだと感じました。
今朝はルーヴルのピラミッドを眺めていたらこんな感慨がわいてきました。
それにしてもフランスって国は、黙っていても押し寄せるこのルーヴルのような美術館に、元ミッテラン大統領はルーヴル大改造をやってのけてルーヴル城の外部、内部とこのガラスのピラミッドを突き刺して新生をアピールしました。
私は故ミッテラン大統領はアバンギャルド芸術家だったと思います。
すごい国です。
|
|
私がルーヴル美術館で一番居心地のいい場所は、白き彫像、首像などがずらりと並んでいる展示場の部屋です。 そこに佇んでいると、何故か別世界にいて謙虚な気分になれるからです。 やはり型を取った石膏像とは違ってオリジナルは威厳があります。 あのアフラックのアヒルさんだあ〜 なにやら悪さをしたのかな(・・?天使にやっつけられています。 天使か、神話の神たちに逆らって逆鱗に触れたのでしょうか、ここは1つ招き猫ダックの白猫ちゃんに助っ人を頼まなきゃいけない状態のようです。 私はいつもこういう彫刻の一コマを眺めてこんな想像をして楽しく鑑賞しています。
ダリ、寝てばかりいないで、白い服着てよ〜招き猫ダック要請準備だよ(笑)
|




