|
今回のスペインのマドリッドの予定には、7年前に曜日の関係で行けなかった≪ラストロの蚤の市≫を計画に入れました。
土曜日にはトレドへ、そして翌日の日曜日の朝はこのラストロRastroの通り、広場へ地下鉄に乗って出かけて行きました。でもその前にティッセン美術館で軽く鑑賞してと思っていたのがうれしい誤算でティッセン美術館はかなりの収蔵絵画があってとても軽く鑑賞どころではありませんでした。
結局午前のラストロに間に合うようにセザンヌは後回し夕方鑑賞にして、ひとまず地下鉄に乗って、ラストロまで行ってきました。
1000店もの蚤の市がたつカスコーロ広場からプエルタ・デ・トレド市場までの道はもうマドリッド市民と観光客でごったがえしていて、フランスやオランダ、イタリアの蚤の市とは全然ちがった雰囲気、かなりの多国籍な賑わい文化が感じられました。
普段人ごみを避けていた私はかなりの困惑でした。
でもそんなことで尻込みしてる場合じゃありません。
もう人生でこの街は3度と来れない確率が高く、とにかく体験レッツGO〜
もう品物を吟味というよりは、ここを抜け出して自分の目標、画家通りに行って、好きな額縁を買いたいと思ってただただ前を行く人波に付いて3月なのに夏のような暑さに汗ばみながら進みました。
いったい画家通りってどこ?
絵が描かれたキャンバスは展示してありましたが、ちょっと雰囲気が違いそうだし・・・
写真なんか撮っていないで、指輪見つけて来たかったなって今頃になって悔やんでいます(^_^;)
さすが、何やら旅行の終わりに寄る、バルセロナを暗示させるトカゲ。
この店もお買い得なものいっぱいあったのに残念、暑くて買う気が削げました・・・
そしてこんな店をいっぱい見ながらかなり歩いて、ようやく夫が画家通りの路地を探し当ててくれましたぁ。
先ほどの広場から通じるメイン道路と違って、ふいにこの路地が現れました。
両側が高い建物になっているため、この一角は涼しいです。
本来の3月の気候がようやく取り戻せたようでホッとしました。
少し歩いて行くとあるある、絵画の群れ、額縁のオンパレード、これ以降のことは次回に続きます。
今日は愛知県地方は朝から結構雨脚が激しく降っています。
これも恵みの雨と今日は昼からのフィットネスまで、アトリエで昨日からまた続行しているフェルメールの「ギターを弾く女」に取り掛かります。
昨日はギター部分を描きこみました。
今日はいよいよ彼女の右手に入ります。
|
マドリッド
-
詳細
コメント(18)
|
スペインの旅の続きです。
私のこのパソコンを入力しているリビングの大窓からはお隣の家の大きな庭に咲く白いハナミズキの木が見えています。だんだん花の色の真っ白だった色彩から、薄緑色の葉が出始めて今は4対6で辛うじて白が勝っています。あたりを見渡すとこの薄緑色、黄緑がだんだん増えていくごとに夏が近づく気配も感じられます。あまり速足で夏に進んでほしくないなあなんて心の中でつぶやいてます。
さてちょっと前の記事で、最初の夜マドリッドに着いて、ウエルカムフルーツをいただいて眠ってしまい翌日の朝トレドに行くので少し早い朝食をいただいていたら、ホテルの方が私達のテーブルまでやってきて、私に女性の日だと言って笑顔で差し出された綺麗に包装された「バックハンガー」(名前はブログ友達のPuffちゃんが教えてくれました)とミモザの花をプレゼントしてくれました。
それからアトーチャ駅に行く道すがら、プラド美術館の周りの道を歩いてカメラでパチパチ撮っていたら大きなアトーチャ駅では時間がギリギリになってしまい、あわやせっかく日本で手配しておいたトレドまでの特急券がパアになってしまうところでした。
それがまずマドリッドでのスタート、そしてその日は何やかやとありましたがトレドに鉄道で無事到着、トレドのことはまた後日書かせていただくとして、
今日はハナミズキの白から黄緑色に移ろいゆく姿を見ていたら、なんだかちょっとアンニュイな気分、それでこんな絵が頭に浮かんでしまい、その絵があったスペイン第3の美術館ともいえる≪ティッセン ボルネミッサ美術館≫で出会った印象深いエドワード・ホッパーの絵画をアップさせていただきました。
エドワード・ホッパー「ホテルの部屋」1931年制作
この2作に出合えてとっても感動でした。
物静かで都会的な孤独感が表現されたホッパーの絵は前々から好きでしたがこうして実物を鑑賞できたのは幸せでした。
ここから下の3作はネットから画像をお借りしましたが、
↓はホッパーの自画像・・・なんだか私の個人レッスンのギターの先生に風貌が似ていらっしゃいます(笑)
ホッパーは1882年ー1967年のアメリカの画家、だから代表作もシカゴ美術館などアメリカにあります。
ホッパー作品の中で一番好きなのがこの室内から見た海の絵です。
代表作「ナイトホークス」もまた心惹かれてる絵です。
さて、また自分で撮って来た画像に移ります。
ティッセン ボルネミッサ美術館は、スペインを代表するプラドやソフィアなどの重厚な門構えの美術館ではなくてハインリッヒ・ティッセン-ボルネミッサ(1875〜1947)とハンス・ティッセン-ボルネミッサ(1921〜2002)の親子2代で収蔵したコレクションで始まりました。
だからフランスのマルモッタン美術館くらいの規模かなと思って、午前早くからから鑑賞して11時くらいには蚤の市にと考えていたのが、ぜんぜん時間が足りなくて、特別展で開催されていたうれしいセザンヌ展まで鑑賞時間がなくて、まあ券を買ってあるから入口は違うし常設展だけ見て、蚤の市に途中で抜け出してまた夕方来ることにしました。
それがちょっとした誤算になったのですが、一応多くの展示があったセザンヌも観てはこれました。
テッセン美術館の入り口はこんな感じです。
大きな植木鉢の木は観賞用のオレンジです。
前庭には、息子の方のハンスさんの彫像がありました。
ティッセン美術館も、プラド美術館も、ソフィア美術館も近くにあるためマドリッドはとても美術鑑賞には便利です。
市内でもこの地区が美しい一角として有名です。
2人分の入場券です。
1人セザンヌ展も合わせて17ユーロです。
地上階、1階、2階と展示スペースがあって常設はヨーロッパ絵画のイタリアプリミテイブ絵画から始まって15世紀〜20世紀までのヨーロッパ絵画の展示、それと20世紀以降のアメリカ、ヨーロッパ抽象画がありました。
1000作品は超えるものだから、蚤の市前の鑑賞と軽く考えていたのがとんでもないことです。
この入場券の下から3段目CEZANNEと書かれた下に、10:30という文字が四角く囲まれています。実はこれ入場券を買うときに販売の係りの人が何やら早口でセザンヌなんとかと言っていたので、こちらはてっきり、この時間にセザンヌ展が始まるからこの時間以降ならいつそちらに行ってもいいとカン違いしてしまい、常設展を鑑賞していて時間がなくなったので蚤の市に出掛けてから夕方帰りに寄ったら、なんとセザンヌ展の入り口でこの券を出したら、これは予約の時間で人数制限していたのでした。でも訳を言ったら係りの人は私たちの事情を解ってくれて、入場させてくれて無事セザンヌ展も鑑賞して来れました。
ヨーロッパでは時間予約でどんなに混んでいても人数制限をしてくれてゆっくり人間的な鑑賞ができて、あの日本で開催されたフェルメールの混雑の中係員に急がされて鑑賞させられる幼稚なものと違いました。
これは是非日本の美術館でも実行してほしいです。
ティッセン美術館はプラドやソフィアのようにカメラ禁止ではなく、フラッシュを炊かなかったらOKという懐の深さもあって、まだまだ画像はいっぱいあるのですが、今日はホッパーで絞りました。
日本語解説のイヤホンガイドも借りれて、しっかり鑑賞できました。
追記
村上春樹氏の翻訳本の≪最後の瞬間のすごく大きな変化≫のハードカバーの表紙にもホッパーの絵画が使われています。
グレイス・ペイリーというアメリカの女流作家の翻訳を村上春樹氏がやったのでと、その表紙の絵に魅かれて私も読んでみました。
この絵のタイトルはMorning Sunです。
中は短編集です。今日はフィットネスもお休み、もう一回読んでみようかな〜 |
|
今日は4月1日、新学期を迎える学生や、新しい職場に変わって行く第一日や、新入社員や、とにかく環境の違う世界に踏み入れて歩いて行く日となる人も多いでしょう。
我家の夫も自宅からは通勤できるのですが今までとはちょっと遠距離の支店に転勤となりました。
昨日はその定期券を購入しようと仕事帰りに寄ったのですが長蛇・・・それで駅から近い自宅に帰って夕食をいただいてからまた駅にまだ長蛇・・・また引き返して今度は22時半頃にまた行きました。もっともっと長蛇、で諦めて今朝5時半に起きてすぐ買いに行きました。
そしたら
それで結局定期券は買うことができずに終わってしまいました。
いったい昨日の定期券購入長蛇の狂騒劇ってなに
やっぱり消費税アップと関係あるんでしょうか。
だとしたらもう4月1日からの値上げは今後やめてほしいと思いました。
こうして新しい環境に入って行かなきゃなんないとき、いつも感じるのですが人生っていうレール、どこまで続いていてくれるんだろうかと、そう思うと惰性の中の日常を繰り返していくことに戸惑いを感じます。
思えば私も子供(一人娘ですが)の幼稚園、小学校、中学校、高校、大学という筋目に合わせて自分の仕事をよりその時の状態に家族のために働きやすいように変わって来たし、新しい仕事や環境に飛び込んでなんとかやって来れました。
でも最初の仕事を覚えるまでの環境、人間関係などかなり神経は使いますから、転勤していく夫の気持ちも多少理解できるつもりです。
でも朝のトーストのケチつけたり、返す言葉のちょっととがった言い方は嫌だなあと思いました。
きっと彼も昨日からの定期券購入がスムーズにいかなかったり、今朝の5時半起きで容量が足りなかったのでしょう(^_^;)
まあ私はこの駅のベンチのようにじき慣れるまで存在しているしかないですね。
と言っても、実際はこっちだって新しい計画に沿って絵画生活、ギターレッスン、フィットネス(皆好きなことばかりか(笑))とプラス思考で吹き飛ばして頑張っていきたいと思っています
とにかく見えてくる現実と向き合って対処していかなければ人生のレールは切れてしまいます。
これはヨーロッパでは珍しい駅構内の自動販売機、でもグラナダに向かうときの送迎の女性ガイドさんのお話によると、こういう自販機は壊れていて当然と思わないといけないそうです。
だからほとんどの人はこの機械に近づいていません。
この駅はマドリッドのアトーチャ駅です。
駅構内はこんな木々が茂ってまるで植物園のようです。
7年前に体験しているからそれほど驚きませんでしたが、最初に観た時は驚きました。
おそらく日本ではこういう自販機はないと思われますが、花のブーケの自販機です。
スペイン語はぜんぜん習ったことないのですが、フランス語なら多少は習いました。
そのfleur(花)の単語にflores flrescasって似ています。
中をのぞいて見ると綺麗ないろんな色のブーケがありました。
スペインの男性は恋人をこの駅に迎えに行って、このブーケを持って出迎えるようです。
誰かそういう人いるかなと見渡しましたがさすが早朝にそこまでテンションもって出迎える男性の姿は見当たりませんでした。
でももしそんなことしてくれたら女性冥利に尽きますね(笑)
こんなわけで私のやれやれの4月スタート歩き始めました。
皆さんはもっと軽やかなスタートだったらいいですね。 |
|
前回の記事ではスペイン10日間の旅での第一日目のホテルでのスタートを書かせていただきました。
今日はその日の朝に日本の旅行会社で、往きのトレドまでの列車を手配しておいたから、ホテルからアトーチャ駅まで歩いて10分程の散歩道であったプラド美術館のことなど、書きすすめて行きたいと思います。
7年前のプラド美術館はマドリッド半日観光の中に含まれていたので、日本人ガイドによるミューバスツアーで回って行ったので、ゆっくりと散歩しながらの見学はできなかったので今回はプラド美術館卒業という意味でマドリッド3日間はすべて個人行動で思いの丈鑑賞時間を作りました。
その効果あって前回で得られなかった、ベラスケスの犬好きの犬描写の凄さを感じてきました。
前回はツアーガイドがプラド入館と同時に連れて行った門外不出の大作ラスメニーナスの説明に終わったのですがそういう教科書的な凄さより、今回自分の頭脳、眼で感じることができたベラスケスの偉大さや親しみも糧にできたような気がします。
そしてゴヤの新たな発見も後程順を追って、書いて行きたいと思っています。
偶然スペインの他の美術館で出合ったヴェルト・モリゾーのあの魅力的な白が、ゴヤの白と共通点を見出した時は天にも登りそうな喜びを感じました。
このお話もいつかゆっくり触れて行きたいと思います。
朝食を済ませて、ホテルから出ると、やはり早朝なので快晴でしたが、コートのいる気温でした。
少し歩いて行くと、こんな景色が目に入りました。
もう横を見るとプラド美術館の敷地でした。
世界屈指の美術館だけあって趣のある大理石の彫像が並んでいます。
だんだん正面に近づいて
ベラスケスの門が見えてきました。
後ろ髪引かれる思いでプラド美術館を後にして、この日はエル・グレコが待っているトレドに向かってアトーチャ駅に向かいました。
それでもこんな写真をのんびり撮っていたので広大なアトーチャ駅に着いてからかなり冷や汗ものの結果になってしまいました。
乗り遅れたら指定席が無になってしまうし、人気のトレドに行く列車をこの日に取れるか解らなかったからほんとうに危機一髪のことでした。
この画像はマドリッドの蚤の市のある場所で見つけたストリートミュージシャン、左の女性、なんかレディガガに似ているように思いました。
やっぱ音楽は明るくて動きが合って魅力的ですね。
私は去年はどっぷりギターレッスン生活にはまって、絵描きはたったの一枚仕上げただけでおろそかに・・・
それで今回の旅を通してまた絵画生活中心にギターはほどほどにと決めました。
とにかく今年はあの額縁3枚に決まる絵を描き上げたいと心に決めました。
それでも心惹かれるこのギター弾きの彼女たち
|
|
順を追って機上のことなどを書き進めて行こうと思っていたのですが、そこは気まぐれのB型気質の私のこと、まずはマドリッドに着いて、翌日はすぐにトレドに日本から往路は予約しておいて(トレド人気は今年はエルグレコ没後400年のため人気がフィーバーしていて切符が当日買えない恐れがあったから)
そこは押さえていきました。
その次の日はマドリッドの市内で毎日曜日に開催されているラストロ蚤の市でした。
ちょっとトレド飛ばしでまずはラストロです。
地下鉄を乗り継いで、ホテルから10分程で着きました。
初めての土地なので、どちらの方向に向かって行ったらいいか解らなかったのですが、夫は私のような方向音痴ではなく案外こういう時頼りになり、だいたいが目的地にばっちり連れて行ってくれます。
でもだいたいはこういう大きな蚤の市だと人々の行く方に着いて歩いて行くと人だかりの市の始まりに辿りつくものです。
やがて5〜6分も歩いて行くといきなり熱気に包まれた人だかりの通りに着いていました
パリやオランダ、イタリアとあちこちの蚤の市体験をしている私ですが、とにかくこの身動きもまゝならない熱気はさすがスペインって感じです。
並べられたものは衣料品、雑貨、人形、骨董さまざまです。
大きな長い果てしなく続く市です。
今日はその一部分しか掲載できませんが、この記事はまだまだコンティニュー〜。
さてさて、私がこのラストロで狙っていた画家通りというSan Cayetanoに行く着くまではかなりこんな混雑した場所をひたすら歩いてもう感しかないのですが、夫がこちらに曲がってみようかと行って見たところが、偶然その場所でした。
ここが来たかったところ、あるある額縁や絵がいっぱい立ち並んでもう天国〜
もちろん、この中から3点値段と大きさを選りすぐんで、↓の3点を買ってきました。
こちらのは重厚でかなり気に入りました。
値段も日本では買えないたったの15ユーロ、F6サイズくらいあります。
これはアルハンブラの風景を描いた油絵に使おうと思ってます。
こちらはちょっと小さ目ですが木目が古風で重厚でかなり気に入りました。
たったの3ユーロ。
ダリっちの絵をいれようかな。
この青いシンプルな額縁は花の絵でも入れようと思います。
こちらの青い額もたったの3ユーロでした。
そんなわけでこの数日はスケッチブックとにらめっこでどんな絵を描こうか楽しい選択をしていました。
|




