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見えないものを大切に生活していると、以前は考えられなかったような流れが起こり始めます。
古いベルリン製ピアノが我が家に来てからというもの不思議な出会いが続きます。
写真は、埼玉の悟空さんの工房で、初めて実際にピアノを目にしたときに撮ったもの。その日たまたま千葉から来られていたお客さんが、試弾しているわたしに「そのピアノ、あなたに買ってほしいと言っているよ。他のピアノを弾いていた時と違う」と言われたのが後押しになりました。
来月、生まれて初めてヨーロッパに行きます。
昔からずっとずっと行きたくて行けなかった国ドイツです。
渡航の目的はベルリン国際映画祭です。 わたしの4女、車いす生活をしている娘は俳優ではなく一般人ですが、身障者役の主演オーディションを経て出演した映画がノミネートされました。 ベルリナーレというのはこの映画祭の別名です。
監督にとっては初めての長編映画、そして身体障碍を持つアマチュア女優にとっても初めての演技。
なんとも言葉に尽くせない感動的ノミネートです。
長年、子どもの達のために時間やお金を使うことはままならず、むしろバイトのお金や絵の賞金で生活を助けてもらっていました。
また、仕事を長く休むなど以前は考えも及びませんでしたが、この度は何かにひかれたようにドイツ行きを決めました。
ベルリナーレのあとはデュッセルドルフに移動し、音楽家Kayoko&Thomas Beckmann夫妻が暮らすシューマンの家を訪ねます。
松下佳代子(Kayoko)さんとの出会いも、このピアノがもたらしてくれたものでした。
昨夏、もうひとつドイツにまつわる不思議な出会いがありました。
姫路時代から親しくしていただいている『楽や』高橋陽子さんを訪ねた際、マコモダケ栽培をされている方をご紹介くださいました。
なんとこの方、かつてベルリンの大学院で映画を学ばれ、その後も合わせ13年間ベルリンで映画制作のお仕事をなさっていたのです。
この度の渡航をお知らせし、現地の知人をご紹介いただくことになりました。
同じ想いの人たちが、どんどん、つながってゆきますように。
旅のご報告は改めて。
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