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なんだかちょっと、苦しい時期がさしかかってきました。
思うようにロシア語が頭に入らずに、徹夜で500回くらい、ロシア語を繰り返しました。
片道45分かけて、先生のところに毎日、レッスンに通いました。
高校時代は、週1回の1時間のレッスンでも、へとへとで疲れていたのに、
もはや、毎日のレッスンでも、なれました。しかも、レッスン前とレッスン後は、全然、違う話をされて、そういう無用心さにも慣れました。一日、練習時間も含めて、5時間は歌ったいたかなぁ・・
おまけに譜読みやらあちらこちらの外国語の勉強まで含めると、そうとうな時間になるかなぁ・・
それにしても、こんなに勉強したのは、・・・以来。人生ですごく勉強した時期があります。それは音大受験の時、大学院受験の時・・大學の時は英語で・・私達の頃は、大学院5人しか入れなかったのです。生きるか死ぬか・・というのはおおげさですが、あのとき、大学院受験の時、ドイツ語を必死で勉強したっけなぁ・・私は、英語とドイツ語でドイツ語で、受験したんです。
そして、フィンランド留学するときは、必死で、フィンランド語を勉強したっけ・・日本人と結婚したフィンランド人の奥様の御自宅にレッスンを通いつめました。英語も勉強しました。
そして、今はロシア語・・密かに、NHK講座や大學のロシア語講座に通い詰めました。
オーディションやコンクールは、落ちたら、落ちたで、生活が変わらないだけ。
私にとって、安堵は敵です。
この半年は、ほとんど自分に鞭を打ち状態で、あちこち駈けずりまわっていました。
逆の風が吹けば吹くほど、強いタイプの方って、いますよね。
普段、私は、NHKと教育TVしか見ないのですが、本も文学とか、音楽もクラシック音楽しか聞かないのですが・・
やっぱりね、舞台芸術って、やはり、芸術家にとって、一番の喜びのような気がします。
どんなに世の中が大衆芸能がメディアの時代、大量生産の時代になっても、魂は芸術家なんですよね。
舞台芸術は、やり直しが聞きません。失敗したからといって、映画のようにとり直しが効きません。
どんなにメディアが進んでも、舞台芸術は芸術家としての一番の喜びです。
ただ・・オペラは、やはり、TVとマイクがない時代、全盛期だったと思います。
あの時代、素晴らしいオペラ歌手が世界から誕生しました。
マリア・カラスやテバルディ・マリオデルモナコなどのように・・
たぶん、オペラ歌手は、TVとマイクが出始めたときから、悲しい運命にたたされてざるを得なくなったでしょう。神様が作り出した究極の楽器であるのに・・
銀座でも、ピアノがおいてある文化的なところが、どんどん消えていきます。
それは、どういうことかといいますと、大昔の日本の名残が消えていくことと同じことなのです。
実は、ラジオとインターネット、NHKと教育TVは、声楽家にとってよいものだったりするんですよね。
このHPによって、人生を変えるキーワードとなる大切な人たちに出会えました。
本当に限られた人しか見ないエリアなのですが、クラシック音楽はそういうものですよね。確かに大衆芸能、大量生産に発信される時代なのですが・・でも、そんな小さな世界の方が幸せかもしれない・・と最近、思うようになりました。
音楽は音楽が好きな人に聞いてもらって、初めて価値があります。
私は、TVに出ている世界が、本当の世界だとは思っていません。
世界に一つしかない希少価値、文化、戦後まもない頃の、素晴らしい下町の日本や江戸文化・・それから比べると、虚像の世界のような気が致します。
私は、長くつきあいたい人には、なるべく本当のことを伝えます。経済人や男女のような、かけひきはしません。そして、大切なことは自分で直接、伝えます。大切なことであれば、あるほど、その内容が重ければ重いほど、自分で直接、相手に伝えようとします。
先生も自分で探します。
伴奏ピアニストも自分で探します。
自分で探して、自分の感性でいいと思った先生でないと長続きしないということです。
私は、人から聞いた話は信じません。それが、どんなに親しい友人が言うことでも、真実は、自分の感性で確かめようとします。
なぜなら、真実は分からないからです。
私は、自分の感覚や感性を信じています。
そして、第1印象の印象や感覚を信じています。
第1印象で、その人の歩いてきた歴史、人生、なんとなく分かります。
それにしても、芸術は共産主義の時代の産物だったのかなぁ・・
でも、はやり、本物は残っていくのだと思うし、芸術は、人類が滅びる日まで、残っていく・・そんな当たり前のことを言っていますが、
80歳になっても、発声の勉強を追及している声楽家の先生がいます。
尊敬に値致します。声の芸術は、細く長くです。
声楽は、自然に年をとっていける職業のような気がします。
人生で、輝ける時期というんは、ほんの数年のような気が致します。
ですが、勉強は、自分の心をまっすぐに立て直す一番の安らぎのような気がします。
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