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2009年5月9日(土)12時50分
国民が疑問に思っているのは、何であんなたくさんの金を集めるんだ、何に使うんだということ。
政治資金規正法違反で検察が代表の秘書を逮捕、起訴したことが妥当かどうか以上に、西松1社から3億
円以上も、なぜそんなにお金を集めているのか、その説明責任を求めていると思います。(前原副代表)
(副代表が言うべきこと)
小沢代表はもともと、長く自民党の政治家をやっていまして、多くの企業から政治献金を受けて政治活
動をしていたと思います。それが、小沢グループを率いて自民党を脱党してからは、政権・与党の立場を
離れたため、企業献金のルートがかなり縮小してしまったと思います。何たって、政権・与党は企業献金
を集める上で、圧倒的に有利な立場にあるわけです。そのような背景もあって、小沢支援者が限られて来
たために、特定の企業に政治献金が集中してしまったということなのではないかと思います。
また小沢代表の政権交代への執念は、人一倍強いものがあり、ほとんどの選挙区に民主党候補者を立
て、また次世代議員の養成なども積極的に推進しようとしていたこともあって、活動資金の工面には非常
に苦労していたのではないかと思います。
政治家一個人としての政治活動資金としては、非常に巨額にも思えますが、小沢代表のように、民主党
全体の躍進を構想し、親分気質で面倒見の良い政治家であることも考えると、納得できる面もあるのでは
ないかと思います。
ただ、以上のような小沢代表の政治資金のあり方が、すべて正当化されるかというならば、必ずしもそ
うとは言えないと思います。また民主党のイメージ・ダウンにつながった面も否定できません。、多くの
国民が疑問に思っている点も、そこにあり、そのことは、小沢代表も十分に承知していると思います。
今回、民主党が「企業・団体献金の廃止」に踏み切ったのも、小沢代表の長年の政治家としての経験と
今回の事件に対する反省の意味も込めての、大きな決断であったと思います。
政権交代が実現し民主党が政権・与党になったら、待ってましたとばかりに今の自民党のように政権・
与党の立場を最大限に活用して、今度は民主党が多額の企業献金を受けるようでは何の進歩もありませ
ん。
今回の小沢氏の西松献金問題の教訓から、民主党は、「企業・団体献金」の廃止を、強く打ち出そうと
していることを、国民のみなさまにも、どうかご理解いただきたいと思います。
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